観劇日記(劇場編)2015年


自分で足を運んで劇場で見た芝居の感想です。(≠批評、ネタばれあり)

観劇日記(劇場編)2010年  観劇日記(劇場編)2000年
観劇日記(劇場編)2009年  観劇日記(劇場編)1999年
観劇日記(劇場編)2008年  観劇日記(劇場編)1998年
観劇日記(劇場編)2007年  観劇日記(劇場編)1997年
観劇日記(劇場編)2006年  観劇日記(劇場編)1996年
観劇日記(劇場編)2005年  観劇日記(劇場編)1995年
観劇日記(劇場編)2014年  観劇日記(劇場編)2004年  −−−−−−−−−−− 
観劇日記(劇場編)2013年  観劇日記(劇場編)2003年  観劇日記(劇場編)1993年
観劇日記(劇場編)2012年  観劇日記(劇場編)2002年  −−−−−−−−−−− 
観劇日記(劇場編)2011年  観劇日記(劇場編)2001年  −−−−−−−−−−− 


プルートゥ/いやおうなしに/ランドスライドワールド/URASUJI/悲しいよ、消えないでくれ
わたしを、褒めて/暗く暖かな日々/あつ苦しい兄弟/完熟リチャード三世/三人姉妹
ぶた草の庭/結びの庭/ここにある真空/家族/TOKYO HEAD


No:015  TOKYO HEAD / ディー・バイ・エル・クリエーション
Theater:東京グローブ座
Date:3/21 M
Sheet:1F-O-18
Price:\6,800
原作:大塚ギチ
作・演出:上田誠
 90年代伝説のサブカルチャームーヴメント『バーチャファイター』ブームを題材にしたノンフィクション小説、『TOKYOHEAD:REMASTERED』(大塚ギチ著)を原作にし、最新のモーションキャプチャー技術を応用して開発されたリアルタイムCG再生システム「DL-EDGE(R)(ディーエルエッジ)」を駆使して、脅威のテクノロジー舞台、前人未到のゲームセンターコメディー。(TOKYO HEAD HPより)
 ヨーロッパの面々のやり取り以外は、あんまり面白みを感じなかった。もともとゲームに興味が無いので、リアル対戦しても、よく分からないし。モーションキャプチャも効果的とは思えず。キャストも煮え切らないキャストだし。尾上さんも、もっと鬱屈として暗いお芝居が好き。
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No:014  家族 / オーストラ・コマンドー
Theater:吉祥寺シアター
Date:3/15 M
Sheet:A-10
Price:\3,500
作・演出:倉本朋幸
音楽:MOGMOS
出演:趣里、松本紀保、久保貫太郎、枝元萌、康喜弼、伴美奈子他
 亡き友平山司の七回忌。その学生時代の悪友3人組は、酒を酌み交わしながら四方山話に花を咲かせている最中ふと紀子のことを気にかける。司の妻であった紀子は、今も変わらず夫の姓を名乗っている。年を経てますます美しくなりながらも、慎ましく生活を続ける紀子へお節介心を起こした3人組は松永という男との見合いを提案しようとする。それから間もなくして、紀子の義両親である多賀士と安子が司の七回忌をかねて東京見物にやってきた。あてにしていた子供たちはみな都合がつかず、結局二人は紀子の部屋で世話になることになる。子供たちにも親を思いやる気持ちがないわけではないが、日々の暮らしに精一杯で、上京してきた両親の扱いを持て余していたのだ。しかし元は他人の紀子に頼りきるという心持ちの悪さから、長男の宏と長女の雪はどうしたものかと画策していた。そんな周囲の思惑を知ってか知らずか、多賀士は安子のそばでいつも通りのおならをするのであった。
 小津監督の「東京物語」をオマージュした作品。「東京物語」好きだし、TBSの終戦60年の特別企画にやっていた宇津井健さんと松たか子さんのドラマ版は、DVDも買っちゃったし、山田監督のオマージュ作品「東京家族」も好き、そして、紀保さん、枝元さんが出るのでとても楽しみにしていた作品。楽しみにしていた分って言うのはあるけど、ちょっと肩透かし感。紀保さん、枝元さんともいつもとちょっと違った役も良かったし、伴さん、康さん演じる老夫婦は、実際よりも若い年代が演じていると言うアドバンテージも乗り越え好演だった。特に、康さんの終盤はすばらしい。ちょっと余計な気がしたエピローグ、1mくらいの下駄を履かせた八百屋舞台、現代なのに三十年代風のセット、そして、映画を真似た台詞口調、これらがなんか邪魔してた気がする。趣里さんは、個人的になんか肌に合わない感じ。趣里さんのお父さん、紀保さんの旦那さん、伴さんと同じ劇団の扉座の方々と、なぜか「相棒」繋がりな舞台。康さんも出たことあるらしい。
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No:013  ここにある真空 / 浮世企画
Theater:駅前劇場
Date:3/14 M
Sheet:B-6
Price:\3,800
作・演出:今城文恵
出演:片岡礼子、市川しんペー、鈴木歩己、四浦麻希他
 男気あふれる仕事っぷりで、同僚から患者から厚い信頼を集める精神科医・爽子。亡き父の“患者さん第一”というモットーとクリニックを受け継ぎ、父を尊敬してきた爽子には突然の腹違いの弟の登場は天変地異とも言える出来事だった。それでも爽子は持ち前の意地と根性と明るさで、精神科医をけなしまくるような弟とも正面からぶつかり合い、少しずつ認め合うようになる。しかしそんな爽子を支えるポジションを余儀なくされていた夫や娘とのひずみが、遂に限界に達して−。絶対が崩れて、ドロドロになって、息さえ出来なくなって、その先に見えるもの。浮世企画の群像家族劇。(浮世企画HPより)
 嫌いじゃないテイストなんだけどなんかしっくり来ない。軸が無く感じちゃうのと、なんだかんだでハッピーエンドな感じなのが。役者さん達にも巧拙にむらがある気がして、気持ちが入っていくと、外されちゃうようなときが。しんペーさんは、ちょっと普通の人の役になると見せ所が少なくなっちゃう感じ(自分の見たい部分が)。片岡さんは肩の力が抜けて、舞台を楽しんでる感じが良かった。四浦さんはKAKUTAとはちょっと違う役が観られた。
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No:012  結びの庭 / M&Oplays
Theater:本多劇場
Date:3/8 M
Sheet:A-14
Price:\6,800
作・演出・出演:岩松了
出演:宮藤官九郎、麻生久美子、大賀、安藤玉恵
 弁護士・水島慎一郎(宮藤官九郎)は、経済界の大物・来宮信介の一人娘、来宮瞳子(麻生久美子)との結婚を控えていた。二人のなれそめは、財閥の令嬢である瞳子に殺人の容疑がかかった事件の弁護を水島が担当した、5年前のことだった。水島の活躍もあって、瞳子の無罪が証明され、二人は結婚することになる。二人は歴史を感じさせる旧家の館で新婚生活を始めることになる。水島の秘書・近藤(太賀)と、家政婦の丸尾(安藤玉恵)は、ある憧れを持って二人に尽くすが、突然現れた末次(岩松了)という男によって不穏な過去の出来事が蒸し返される。穏やかに見えた生活が、少しずつ、その姿を変え、末次の出現によって事態は思わぬ方向へ転がり始める。覆い隠されていた真実が、やがて暴かれ、それぞれの裏切りと疑惑が大きく動き始めると、信頼は音を立てて崩れ、次の罪へと暴走を始める。はたして、その時、水島がとった行動とは、瞳子が語る真実とは・・・(M&Oplays HPより)
 どうも岩松さんの本にはのめりこみ難かったり、なんかいまいち登場人物の気持ちの動きがピンと来ないことが多い。今回は、愛するが故に、見て見ない振りをするところまで持っていくところの動機付けと言うかなんと言うか。本によるんだろうけど、麻生さん、安藤さんにはもっとコメディエンヌぶりを発揮して欲しい感じだった。とはいっても2人とも素敵。クドカンは、あんなにのびのびで役者の仕事も好きなんだろうなって。何のセットも無しのプロローグから、家と庭のセットが回り舞台で出てきて、場面によって庭と部屋を使い分け、エピローグで何もなしに戻るセットがなんか素敵だった。
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No:011  ぶた草の庭 / MONO
Theater:ザ・スズナリ
Date:2/22 M
Sheet:B-11
Price:\3,700
客演:山本麻貴、もたい陽子、高阪勝之、高橋明日香、松原由希子
 横山病という原因不明の病気にかかり、離島に隔離されている人々。治療方法は見出されておらず、最後は死にいたってしまう病で、国がある過疎の地域に立てた研究所が原因でないかといわれている。約一年間、人々の暮らしは、悲しみや苦しみを共有し、うまく行っていた。ある日、新しい隔離者が訪れ、国の保護が薄くなる気配が出てきて、コミュニティーが崩れ始める。そして、過去の死者は老年のみだったが、ついに若い世代にも死者が出て、末期症状が現れだしてしまう。壊れた関係と彼らの運命は、そして、彼らは何をするのか。
 ちょっと間のずれた会話と勘違いから起こる笑いは健在ながらも、背筋が寒くなるようなお話。「_初恋」、「きゅうりの花」、「燕のいる駅」、「橋を渡ったら泣け」なんかの要素が全部入っている感じで土田さんの世界にどっぷり。MONOメンバーは、やっぱり土田さんの演出の間と相性がよく、客演の女性陣もそれを壊さない。客演の男の人の感じがちょっと自分には合わない感じなのが残念。いつもより、ちょっとだけ長めだけど、全然長さを感じなかった。そして、とってつけたようなエピローグが無いのも好感。
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No:010  三人姉妹 / シスカンパニー
Theater:シアターコクーン
Date:2/15 M
Sheet:2F BR-3
Price:\5,000
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:余貴美子、宮沢りえ、蒼井優、山崎一、神野三鈴、段田安則、堤 真一、今井朋彦、近藤公園、猪俣三四郎、赤堀雅秋他
 原作を知らないけれど、ほぼ内容は変えていないのではないかと思われる。飽きちゃうかと思ったけどなんのなんの。
 3人の豪華さに、堤さん、段田さんって、それに、赤堀さん、山崎一さん、神野三鈴さん、なんと眼福なお芝居なんでしょう。気のせいかもしれないけど、1F後方列は通常がS席のところがA席になっていたような。パンフの値段千円も他の公演から比べると安い。意図的にやっているのだとすれば、ケラさん、シスカンパニーに拍手だよ。
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No:009  完熟リチャード三世 / 柿食う客
Theater:吉祥寺シアター
Date:2/14 M
Sheet:E-16
Price:\5,000
出演:安藤聖、内田亜希子、岡田あがさ、七味まゆ味、葉丸あすか、深谷由梨香、八坂沙織
 セットはほぼなしの平場の舞台に、黒一色の衣装をまとった女性七人のキャスト。主役リチャード三世の安藤聖さん以外は、衣装替えもせずいくつもの役柄をこなす。物語は、リチャード三世が狂言回し的に、1時間20分のダイジェスト駆け抜ける。
 もういろんなカタカナの次々と名前が出てきて、衣装も変わらず役が変わるので全くついていけず。しかも、前半ウトウトしちゃったので、もう何がなんだか。安藤さん、内田さんは、舞台のたびに違った顔に見えるなぁ。七味さんは、他の芝居観てて、もっとコミカルな感じだと思ったけど、なんのなんのひきつけられます。女優さんは、結構印象もいいんだけど、なんでか全然集中できなかった。
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No:008  あつ苦しい兄弟−港のふたり編− / 道学先生
Theater:東京芸術劇場 シアターイースト
Date:2/11 M
Sheet:D-9
Price:\4,700
作・演出:中島淳彦
出演:村田雄浩、青山勝、東てる美、井之上隆志、小林美江、桑原裕子、福島勝美、かんのひとみ、山口森広他
 宮崎日向の小さな港町。皆と一番の漁師の兄と何をしても続かない弟の物語。兄の東京に出た息子、弟の離婚した妻とその娘、町の食堂の人々、東京から来た間抜けな詐欺師、男に寄りかかっていられないと生きていけない女、70年代のディスコブームもやってきた町で、そんな人々と織成すあつ苦しい兄弟の物語。
 物語的にはとっちらかっちゃってる感じもするけど、中島さんの本は基本的には安心して気楽に観られるお芝居。井之上さんのあの感じはほんといいなぁ、カクスコ復活しないかなぁ。桑原さんのいつものようにすっ飛んだキャラクタもいいし、小林さん、かんのさんの柔軟さや懐の深さの上でキュートな感じも。吉田芽吹ちゃんって娘が踊りだした時が一番見所だった。
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No:007  暗く暖かな日々 / 小松台東
Theater:OFF・OFFシアター
Date:2/8 S
Sheet:自由
Price:\3,300
出演:瓜生和成、小林さやか、浅野千鶴、小園茉奈、松本哲也他
 出て行ってしまった父と離れ母、兄と暮らしていた娘。母が病に倒れ死期も近い日、父は突然返ってくる。拒絶する娘と、ふがいない兄、とりなそうとする叔母、父親の友人。そんな人々の物語。
 一度観てみたかった劇団で主宰の松本哲也さんが作・演出・出演。笑いどころもたくさんありながらシリアスで、すごく好きなテイスト。OFF・OFFゆえにセットがちょっと貧相なことや、もうちょっと伏線があって心の動きが見えるといいなぁと思った。浅野千鶴さんは、ONEOR8の「世界は嘘〜」に続いていい印象。ただ、自分には覚えられないタイプの顔。瓜生さんは、ほんと場の空気を作るのが上手。父役の役者さんが自分にとってはなんか違和感があったのが残念だけど、役者さん全体の雰囲気が同じ空気を共有してる感じがって好感。
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No:006  わたしを、褒めて / タカハ劇団
Theater:駅前劇場
Date:2/8 M
Sheet:D-10
Price:\3,900
出演:異儀田夏葉、江原由夏、高野ゆらこ、眼鏡太郎他
 ある女優の死体が発見された。女優の部屋には、清水邦夫の名作「女優」の舞台のパンフレットがありその女優もキャストの一人になっていた。その舞台、トップグループのセンターから脱退して初舞台に挑むアイドル、朝ドラで人気になっていたが行方をくらましていた女優、元有名劇団の看板女優、海外で賞を撮った映画上がりの女優で、キャストが組まれていた。朝ドラ女優は、物すごく太ってしまった上に、テレビの自分と本当の自分に悩んでしまい心を病んで休業後の復帰であった。朝ドラ女優、自信喪失で、わがままな女優とプローモート先の政策に翻弄され若手演出かも大爆発。朝ドラ女優が舞台を降りると、そこそこ有名だった女優を休業してマネージャーだった女が代わりに舞台に立つとカンパニーはうまく回りだす。しかし、公演直前朝ドラ女優は戻ってきて公演は行なわれる。死体は自殺、死んでいたのマネージャーの女だった。
 お話が、事件を調査する刑事たちの今に、舞台の稽古場の過去がくるまれている構造になっていて、その上に開演時と終演時には、本当の演出家(高羽彩)が出てきて、この舞台の段取りと終わりをチェックする小芝居が入ると言う用意周到な複層構造。ちょっとデフォルメしすぎ感があるけど、裏ってほんとにこんななのかな。若手演出家役の神戸さんって女優さんはちょっと注目。異儀田さんは役柄的に自分の好きな役ではなかったので残念。どっちかって言うと、演出家の役で観てみたかった。太っちゃう朝ドラ女優は「夢見る二人」で阿部サダヲに騙される重量挙げの女の子役が印象的だった子、濃い。
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No:005  悲しみよ、消えないでくれ / モダンスイマーズ
Theater:東京芸術劇場 シアターイースト
Date:2/1 M
Sheet:K-2
Price:\3,000
客演:でんでん、今藤洋子、伊東沙保
 山小屋に居候する男、主の亡くなってしまった長女とと付き合っていた。次女が山を降りる前日、長女の命日でもあるその日に男の学生時代の山仲間が訪れる。男は歩荷をする夫婦の若妻に誘惑され過ちを犯していた。その夜、綻びから不倫がばれ、過去の長女が死んだ際の事実が明らかになって行く。長女を悼む気持ちで山小屋に残っていると思われた男であったが、本当に男は長女を思い続けていたのか、父はなぜ男を山小屋に居留まらせていたのか、そして、事実の一端を知っていた次女はなぜそれを明かさなかったのか。
 人を思う気持ちとは、真実を伝えることとは、寂しさとは、そんないろんなことを考えさせてくれるがつんとくる物語。モダン久々に来たぁって感じ。この物語の中では、不倫の二人は嘘で隠そうとするが、長女との事実は、嘘はなくすべてが伝えられていないことによるもの。男は、それを伝えられなかったのか、そして、気付いて欲しいから、山小屋に留まっていたのか。男、主、山仲間、歩苛の夫婦、前に進めない人達の葛藤や自分自身への苛立ちやごまかし、色々渦巻いて考えさせてくれる舞台。でんでんさんが最後に歌う「贈る言葉」から、出て行った男の背中に「行かないでくれ」と言うまでの切ない演技がたまらない。そして、今藤さんのキュートさとしたたかさの裏腹。終盤明かされる男を離れた山ふもとで災害にあう長女が妊娠していたことの関連付けで、前半仲間夫婦の不妊の話を出しちゃうのはちょっとズルイ漢字がした。\3,000です。
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No:004  URASUJI2105「綱渡り」 / 敦−杏子PRODUCE
Theater:ザ・スズナリ
Date:1/31 M
Sheet:B-8
Price:\5,000
出演:杏子、深沢敦、小川菜摘、松田凌、俵木藤汰、池田有希子、草野とおる、岩ア大、西村直人、森貞文則、中野順一朗、藤田紀子他
演奏:山田晃士。十倉彩子
 江戸幕府、血筋に男が絶えて女将軍の時代がやってきていた。綱吉は、子を宿すも次々と幼い命を亡くしいき、跡目の一人娘を残し、死んでしまっていた。しかし、女老中頭が陰謀で綱吉の夫と不義を犯し生んだ子であった。裏で動き回るライバルに家との跡目争いの中、綱吉には隠し子がいたとの説が、そして、それが杏姉さんだと。な感じで、今回もURASUJI軍団が大暴れな物語。
 スズナリにサイズダウンしたけど、豪華絢爛さは変わらず、舞台狭しとみんな歌うは暴れるは。松村さんの話は、お下劣ながらも、しっかりした筋書きで楽しめる。いつもながら、笑わせどころはつかんでるし。深沢さんとプリタさんは若干抑え目。西村さんとゲストの小川菜摘さんの歌が素敵。俵木さんがモモクロ歌って踊ったときには、おじクロ思い出して大笑い。いいね、URASUJI祭り。
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No:003  ランドスライドワールド / 劇団鹿殺し
Theater:本多劇場
Date:1/25 M
Sheet:N-16
Price:\4,900
 田舎の村「滑谷」暮らす複雑な家族、二人の息子のいる夫婦の元に、離婚した息子2人の子連れで戻った姉。子供たちは、元から4兄弟のように暮らしていたが、姉は男と逃げ、妻とは死別した男は、引き取った子供に暴力を振るう。そんな過去を背負いながら育った子供たち、実子の一人は東京を出たが、屋根から落ちて死んだ男の葬儀に戻った日、忌まわしい過去と一番下の子の精神世界が入り乱れたパラレルワールドに。閉塞した村での生きなければならなかった彼らの虫眼鏡で中を覗き込むような行き詰るような鬱屈とした物語。
 チョビちゃん帰国後の復活公演、演出のみで出演しないのが寂しい。チョビちゃん、隣の隣の席で観てました。楽団の見せ方とか、セットの使い方が物すごく上手になった気がする。わぁ、すげぇって思っちゃう。話の内容的には、自分はあまり好みではなかったし、丸尾さん、オレノさん、山岸さん、傳田さんとかの個性的な部分があまり出されていないのも残念。ただ、あの舞台観ると、今後に期待しちゃうなぁ。
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No:002  いやおうなしに / パルコプロデュース
Theater:埼玉会館 大ホール
Date:1/18 M
Sheet:11-16
Price:\9,000
作:福原充則
演出:河原雅彦
音楽:Only Love Hurts(面影ラッキーホール)
出演:古田新太、小泉今日子、田口トモロヲ、高畑充希、三宅弘城、高田聖子、山中崇、政岡泰志、駒木根隆介、三浦俊輔、高山のえみ
 甲子園出場を決めたのち、彼女をレイプした相手を暴行して、出場取り消しになった男。男と彼女は結婚し、男の子を授かるが本当に男の子供なのか、レイプされた時の子なのか。そんな二人は30歳で女の子を授かる。二人の生活は安定すると崩れを繰り返し、海老名にホルモン丼屋を開業、ヒモと暮らすわけあり女の従業員、体を委ねる事を愛と呼ぶ無節操な娘、甲子園の恨みを持ち続ける先輩の男たちが、絡んで繰り広げられる男と女の愛憎劇。面影ラッキーホールの楽曲をつなぎ合わせて紡がれた物語。
 河原さんのお祭り芝居、好きだなぁ。福原さんの話はどうなるかと思ったけど、元々ある曲をベースに話が作られているらしく、あまり??にならなかった。まあ、話はドロドロなんだけど・・・ 充希ちゃん歌すごくいい声で雰囲気あっていい。高田さんと古田さんが並んで歌ってるところなんて、昔の新感線観てるみたいでウキウキしてきちゃう。ヒモ役の三宅さんはほんとこう言うのはまり役だし、田口さんの壊れたおっさんも良し。政岡さんは、ガヤやらせたら日本一じゃないの、ほんとにもう。そして、キョンキョン、岩松さんの舞台なんかよりも存在感あって、これでもかって感じ。楽しかった〜。
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No:001  プルートゥ / シアターコクーン・オンレパートリー
Theater:シアターコクーン
Date:1/17 S
Sheet:2F BR-3
Price:\6,000
原作:浦沢直樹×手恷。虫 演出・振付:シディ・ラルビ・シェルカウイ
出演:森山未來、永作博美、柄本 明、吉見一豊、松重豊、寺脇康文他
 人間とロボットが共存する時代。世界最強といわれるロボットが次々と破壊される事件が起こる。高性能刑事ロボット、ゲジヒトは犯人の標的が、自身を含めた7体の大量破壊兵器となり得るロボット達だと確信。日本に渡り、限りなく人間に近い存在であるロボット、アトムと共に謎を追うことに。内戦で家族を失った世界最高峰の頭脳を持つ科学者アブラー、人間を殺害した唯一のロボット、ブラウ1589との接触により核心に迫っていく。葛藤を抱えながらも事件の解決に向けて尽力するアトムとゲジヒトであった。時を同じくして、アトムの妹で悲しみを察知する能力を持つウランが廃墟の壁に花畑の絵を描く不思議な男と出会う。そこにアトムが駆け付けると、男に異変が起こり…(コクーンHPより抜粋)
 高さ20〜30cm、縦横1m前後の色々な形や大きさの台形の箱を組み合わせてアンサンブルが抽象セットを組上げる。時には、それを壁として映像を写す。そして、アンサンブルは3人一組で、ロボットの骨組みのように、ロボット役の役者の周りで舞う。そんな、特徴的な演出が印象深い舞台。メインキャストの中で、たくさん踊るのは森山さんだけ。映像が上田大樹さんでものすごくあっている。役者さんはこれといって誰がって言うのはなかったけど、柄本さん、松重さん、吉見さんって小劇場系の人がまとまってコクーンの舞台に立っているのがなんか面白かった。ただ、原作漫画を映し出しちゃうののと、外国の演出家なのに劇中曲が和テイストであったりはいかがかと。寺脇さんは、ちょっと自分には嫌な暑苦しさがあってやっぱり苦手、地球ゴージャスはこれからも見たいと思わないだろうなぁ。
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