観劇日記(劇場編)2026年


自分で足を運んで劇場で見た芝居の感想です。(≠批評、ネタばれあり)

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インターネ島エクスプローラー/クワイエットルームにようこそ/ママごと/退屈忍者/サボテンの微笑み

No:005  サボテンの微笑み / ケムリ研究室
Theater:シアタートラム
Date:04/06 M
Sheet:F-6
Price:\12,000
Time:2幕 1:45 1:05
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:緒川たまき、瀬戸康史、瀬戸さおり、清水伸、赤堀雅秋、萩原聖人、鈴木慶一
 大正末期、幼いころに両親を亡くし二人で洋館に暮らしている兄妹。うまく気持ちを伝えられずに、三十路も過ぎ、兄は療養所で世話になった女性に恋心を抱いていたにも関わらず自ら男を紹介して夫婦に、妹は兄の同級生で小説家になった男に恋心。ある日、兄のsssで夫婦になった二人が離縁をしたと告げに来る。兄は妹の背中を押し、妹は兄の背中を。しかし、別れた夫は復縁できるように兄に手助けを求める。心とは裏腹に兄は手助けをするが、妻だった女の心は変わらず、断られた夫は睡眠薬を飲んで自殺未遂。それぞれの恋心はどうなっていくかな物語。
 やきもきな兄妹、瀬戸さん兄弟は元夫婦という役どころ、もしかして最初のモチーフは二人だったりして。鈴木慶一さん演じる父の幽霊がファンタジック部分だけど、結構ストレートに、時代の男女の恋心を描く。そんなに何かが起こるわけではないけど、なんか入りこんじゃうし、しっかりコメディ。瀬戸康史さんの自分本位な夫役がなんともな役どころ。今回は映像が無いのが残念。
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No:004  退屈忍者 / MONO
Theater:吉祥寺シアター
Date:03/07 M
Sheet:E-4
Price:\4,800
Time:1幕 2:00
 時は江戸。大名どうしの争いはなくなり、無用になったものたちがいた。「忍び」……現在では忍者として語られる面々だ。山里に暮らす彼らの意見は割れる。変化を受け入れるもの、過去の栄光にしがみつくもの。それは今の私たちの姿だ。衰退していく忍びたちの群像が奇妙な恋愛話を中心に描かれる。(MONO HPより)
代官付きの忍びとして寺を拠点にしている一党「埴原衆」。長の伴正信が後家さんとなっていたお貞と恋仲になり駆け落ちして諏訪で心中未遂。お貞の兄又五郎は、村の衆に吹き込まれ、お貞が代官に連れ去られたと勘違いして、代官屋敷で大暴れ。手下に耳打ちされ、寺に呼び出された代官、忍びたちは又五郎を追ってきたと思って大慌て。すべては、代官の手下の謀反の仕業。時代が忍びを必要としなくなった中、忍びたちの葛藤や恋愛を面白おかしく描く作品。
 正信とお貞が恋仲になるシーンがプロローグ、なんかMONOっぽくない感じの雰囲気。時代劇からなのか、よく出てくる変な方言もないのは残念。なラストはちょっと「錦鯉」を思い出させる。若手の人が、もう若手感が無くなってなじんできた感じ。
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No:003  ママごと / ONEOR8
Theater:紀伊國屋ホール
Date:01/25 M
Sheet:E-5
Price:\5,500
Time:1幕 2:00
作・演出:田村孝裕
出演:福田沙紀、須賀健太、冨田直美、恩田隆一、山口森広、重田千穂子、安達忍、岡のりこ、関口アナン、小口ふみか、佐藤B作
 都内の高級料理店。拓実とはなの結納という名の食事会である。若い二人には手の届きそうもない店だが、拓実の叔母である由紀子が強引に予約してしまったらしい。拓実の母美佐枝は夫と死別し、貧しくも拓実を女手一つで育てた苦労人、高級店の雰囲気に落ち着かない様子。反対にこなれた様子でいるはなの父嘉郎、会社経営者で羽振りもいい。妻の幸は継母だが、愛情一杯はなを育ててくれた。食事会が始まろうとした矢先、一人の女が現れる。それははなの生みの親あゆみ。店の従業員を巻き込んで、美佐枝と由紀子、あゆみと幸、4 人の母親の思惑がぶつかる。ママごと、それぞれの本心と本音…。(ONEOR8 HPより)
 カラフルな積み木を合わせたような抽象セット、お茶の間芝居のワンオアのイメージがあるからなんか違和感。劇団員の出演が少なく、B作さん、重田さんの演技が大きいので、劇団色よりも、商業演劇っぽさが出ちゃうかな。そんなに偶然は起こらないけど、お話し的にはたくさんシンパシー、母じゃないけど・・・。本音は、一つじゃないし、100%の本音なんてなかなかない、そんな複雑な気持ちがそれぞれの人に入り乱れる。笑いとシリアスのバランスが上手すぎ。あと、場面転換、窓拭きのコンテナとかは、ちょっと古い感じなんだけどうまいかなと。おばさん女優さんたちの存在感がものすごい。「貧しかった分、振り子が大きい」って言うのはいい台詞。それにしても、富姉が結婚する息子の母親役なんて、歴史をかんじるなぁ。隣の娘の笑い方が変わっててモヤモヤ。
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No:002  クワイエットルームにようこそ / COCOON PRODUCTION
Theater:THEATER MILANO−Za
Date:01/17 S
Sheet:C-11
Price:\12,500
Time:2幕 1:20 1:30
作・演出:松尾スズキ
出演:咲妃みゆ、松下優也、昆 夏美、皆川猿時、桜井玲香、池津祥子、宍戸美和公、近藤公園、笠松はる、りょう、秋山菜津子、香月彩里、田川景一、エリザベス・マリー、中根百合香、永石千尋、原梓、藍 実成、感音、古賀雄大、羽衣、芹犬、等々力静香、中野亜美、吉田ヤギ
音楽:吉田 能、熊谷太輔、中條日菜子、福岡丈明、藤野“デジ”俊雄、山下綾香
 バツイチで28歳のフリーライター・佐倉明日香(咲妃みゆ)は、パートナーでバラエティ番組の放送作家・焼畑鉄雄(松下優也)と同居。売れっ子ライターとして大物芸人・墨田(皆川猿時)への取材や、原稿の締切に追われ、ストレスフルな日常に飲み込まれていく。ある日、目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる、女子専用の精神科病院の閉鎖病棟。ストレスの捌け口として大量摂取した睡眠薬が原因で意識を失い、オーバードーズをした自殺志願者とされてしまったのだ。突如として放り込まれた異質な環境に戸惑いながら、厳格な看護師・江口(りょう)や、山岸(桜井玲香)、入院初日に出会った少女・ミキ(昆 夏美)、元ぽっちゃり専門デリヘル嬢の久米(皆川猿時)、元AV女優の西野(秋山菜津子)ら個性的な患者達と接し、次第に閉鎖病棟に馴染んでいく。同時に日常から離れた明日香は、自身とその人生、鉄雄との関係も見つめ直し始める。退院に向けて、さまざまな事情を抱えた仲間たちと過ごす日々が始まった。(コクーンHPより)
 各キャラの紹介的な部分が冗長な感じで、オーバードーズするまでの過程もそんな感じ、とは言え、飽きるわけじゃないけど。変なダンスだったり、変な歌詞が松尾さんっぽい。彼氏さん役松下さん声量あり、ナース山岸役の桜井さんの声奇麗。猿時さんがいろんな役で出ててサービスいっぱい。
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No:001  インターネ島エクスプローラー / ヨーロッパ企画
Theater:本多劇場
Date:01/12 M
Sheet:H-9
Price:\8,500
Time:1幕 2:00
作・演出:上田誠
出演:石田剛太、金丸慎太郎、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、藤谷理子、呉城久美、金子大地
音楽:王舟
 冒険を欲してやまない男は、イースター島の隣にある地図にもなく、衛星からも見えないというインターネ島を自力で発見。島には海岸線に沿って同じ形のモアイ像が。しかし、そこには大学で同じサークルのスポンサーをつけてSNSを利用して冒険する男もやってくる。二人でいがみ合いながら島をめぐると先住民インターネ族、先に島にたどり着いていた宝探しをする野心家たち、先住民に入り込む娘までもがすでに島にいた。そこに研究者である元彼女、企みをもつIT男までもが加わる。そして、宝をすでに見つけていた海賊まで。島の秘密とは、先住民は一体。先住民とは、宇宙人、モアイは宇宙船な物語。
 金丸さん、ずっと出てたけど、入団後初の出演で座長公演。島の同じ形のそれぞれのモアイを拠点に話を展開するんだけど、小道具がちょっとずつ変わっているだけでいつもセットが同じなので暗転が多いのがちょっと違和感。冒険家二人のやり取りが同じ感じで続くので、先住民に入り込む娘役の理子ちゃんが出てきて、舞台にテンポが出だす感じ。飽きないけど、設定がちょっと厳しいかなぁ。
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