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ネットで「Chronicle」に収録されている「少女人形」の少女が実はクロニカなのではないかという説がある、という一文を読んで、少女人形の歌詞を改めて読んでみたらクロニカの儚げなイメージと本当にしっくりくるので驚いてしまいました。「少女人形」は2ndには収録されていない曲で、陛下が不要と判断したもの、「Chronicle 2nd」という物語を読み解くためには必要ないものだと思っていたので歌詞自体を考察目的としてはきちんと読んだことはなかったのです。「未来を読む力」はかなり気になるキーワードですよね。というわけでそこからどんどん広がってしまった妄想を綴っていきたいと思います。
(なるべく上から順番に読んでいくことをお薦め致します)
※上記の「少女人形」もそうですが今回の考察で使う曲の中で「Chronicle」には収録されているものの「2nd」には収録されていない曲があります。現在入手困難なのですが、歌詞を全文載せるのはよくないそうですので、大まかなストーリーと考察に必要な一部の歌詞を載せておきます。
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「少女人形」
始まっては終わり 終わっては始まる
支配人も観客も入れ替わる舞台
私は未来を読む少女を演じ
時の止まった屋敷で ひとり芝居を繰り返す・・・
闇だ 昏い闇だ 終焉は闇だ
どこまでも続く闇だ 世界の果ては何処だ
いくら歩いても この道の先は闇だ・・・
未来よ 黒い秩序よ 終焉の洪水よ
鳴呼ノア 嘘吐きクロニクル
早く何もかも終わらせて・・・
(補足)未来を読める少女の物語。ママに商売道具としか見てもらえず、既に感情を失っている「人形」のような様子だが、心の中ではママに愛して欲しいと強く願っている。
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「樹氷の君〜凍てついた魔女〜」
忌み嫌われた 魔女の力
その最期の力を振り絞り
命の灯を息子に託した・・・
激しい吹雪の中 佇む二つの影
凍ってしまった女の氷骸と 決して凍らない少年
彼は 母の命と引き換えに
凍てつく樹氷の王となった・・・
「生きて欲しい・・・」
それは 愛という名の呪縛
その想いは今も彼を縛る
(補足)魔女ということで迫害を受けてきた母親と男の子の物語。生贄にされそうになって氷の城に逃げ込むが力尽き、最後の力で男の子だけが助かった。
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