陰陽 | 四柱推命研究協会


四柱推命研究協会

五行論

陰陽とは『この世の全ては、陰と陽の二つに分ける事が出来る』という考えです。

先代旧事本紀大成経によると、太古、世界は混沌としており、軽く・明るく・澄んだ気が上昇し『天』となり、重く・暗く・濁った気が下降し『地』になったとされています。天に昇った気が陽、地に降った気が陰です。

陰陽の例

天と地、清と濁、明と暗、光と闇、熱と寒、男と女、大と小、上と下、右と左、北と南、西と東、軽いと重い、長いと短い、高いと低い、膨張と収縮、融合と拡散、俊敏と緩慢、陽子と電子、外部と内部、偶数と奇数などなど。

例をあげればキリがありませんが、ここで重要なことは、四柱推命においてテストのような暗記は一切不要であるということです。どういうことかと申しますと、陰陽とは強く、勢いのあるものを陽、弱く緩やかなものを陰とするのが本質だからです。そして、覚えておいて頂きたいのが、どちらも半永久的に固定されたものではなく、その瞬間、瞬間で変わるということ、そして、どちら良い悪いという概念はないということです。

大極図

もっと分かりやすくしましょう。一般的に男性は陽、女性は陰とされています。基本的には間違いないでしょう。ですが、かかぁ天下の妻のもとでびくびく暮らす夫となると陰と陽が逆転します。これがかならずしも男=陽、女=陰ではない、という理由になります。

さらに続けます。このかかぁ天下の暮らす地域に大震災が起きたとします。その時に普段の調子とは異なり、家族を守るために夫が頼りがいのある行動をしたとします。この時、陰と陽は逆転します。これが、どちらも半永久的に固定されたものではなく、その瞬間、瞬間で変わることの本質となります。

一部の占いでは、陽は男性、陰は女性。ですから、この理論より二人の恋愛を判断すると…というのは、陰陽を画一的に固定している時点ですでに理論崩壊しているのです。繰り返しますが、学生時代のような丸暗記は一切不要であり、大切なのは思想であり、本質を知ることです。このことは『五行』を含め古代中華思想においては大切なことです。

追記:1
陰陽は、当たるも八卦・当たらぬも八卦で有名な易の根本理論であり、太極→両儀→四象→八卦、と展開され、両儀は陰陽、四象は四時、八卦は万物とされています。

追記:2
陰陽の思想は中国医学の根底でもあり、例えば、やせ形・顔面蒼白・冷え性・鬱などを陰証とし、逆に筋肉隆々・顔面紅潮・ほてり・高揚などを陽証としています。

戻る

陰陽 /  五行 /  相生と相剋 /  十干 /  十二支 /  干支暦 / 正しい理論

ページの先頭へ