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精神医療サービス

(Psychiatric/Medical Care)

ヴィレッジの精神医療サービスはメンバーが如何に病状と薬の摂取をマネージするかを教える。これにより病気が自分をコントロールするのではなく、自分が病気をコントロールすることにより自分の仕事、生活、教育や社会的な目的が達せられるようにすることができる。

 

解説

ヴィレッジの精神科医はサービス・コーディネーション・チームの一員であり、チームを構成する精神科医、ソーシャルワーカー、ナース、サイコソーシャル・スペシャリストそれぞれがその専門分野の知識と経験を活かしてメンバーの治療に関する問題に対処する。

精神科医とメンバーはメンバーの病歴を詳しく検討し、一緒に如何に副作用を軽減し投薬の効果を上げるかという処方のプランを作成する。

定期的な通常のミーティングで精神科医はメンバーに投薬に関しての教育を行なう。

精神科医は、ポケットベルを携行することによって24時間、電話でのコンタクト、往診、時間外の診察等により緊急事態に対応できる。

入院の必要が生じたとき、ヴィレッジの精神科医は地元の病院の嘱託医でもあることから、そのメンバーの治療や退院を監督することができる。また、メンバーが入院した時は、パーソナル・サービス・コーディネーターが絶えず連絡を取るばかりでなく、チームのスタッフや他のメンバーが病院を訪れサポートする。

ヴィレッジでは施設内にクロザリル・トリートメントのシステムを備えた検査室を持ち、投薬の面では地元の薬局でメンバーの処方による薬の必要を満たすことができる。

その効果

教育によってメンバーが自分の病状と投薬に関して自分で判断し決定できるようになる。

メンバーは必要に応じていつでも投薬を受けることができる。

メンバーが入院しても継続してサービスを受けることができる。

ヴィレッジの精神科医との一貫したつながりがあるため、メンバーは違った医者に繰り返し何度も自分の『ストーリー』を話す必要がない。

 


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