きまぐれ生物学

 

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更新:2017年09月12日
作成:仲田崇志
本サイトは 2007 年 9 月,日本進化学会より教育啓蒙賞をいただきました。 これまで閲覧してくださった皆様の応援あってのことと思います。ありがとうございました。

最近の気になるニュース「雑記」より)

原太古代の生命記録の状況証拠(2017.08.10) (古生物学

グリーンランド西部・イスア地域の変堆積岩(変成を受けた堆積岩)には 13C に乏しい炭素化合物が含まれていて,最古級の生命の痕跡とも言われています。 Hassenkam et al. (2017) は柘榴石(ガーネット)の結晶に閉じ込められた炭素質構造の赤外線吸収を調べ, 酸素原子や窒素原子,リン原子が結合していることを確認しました。
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色素体の姉妹は淡水育ち(2017.02.13) (藻類学

植物の色素体がシアノバクテリアの細胞内共生に由来することはよく知られていますが, 色素体の祖先となったシアノバクテリアの正体についてはほとんど明らかにされてきませんでした。 Ponce-Toledo et al. (2017) は多数のシアノバクテリアと色素体のゲノム情報に基づいた系統樹から, 近年発見された淡水産シアノバクテリアこそが色素体の姉妹群であることを明らかにしました。
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続報:最古のゴリラは驚きの古さ(2016.02.18) (人類学

類人猿の化石記録は,分子時計などを用いて人類の分岐年代推定などにも利用されます。 そのため化石そのものの重要性もさることながら,出土した地層の解釈も実は極めて重要になります。 Katoh et al. (2016) はゴリラの系統で「最古の」化石(最古のゴリラは驚きの古さ) が発掘された地層の層序を見直し,1000 万年以上前とされた年代をおよそ 800 万年前に修正しました。
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