オオヒゲマワリ目に属する多くの淡水性鞭毛藻類は細胞の前端に 2 本の鞭毛を持ちます。 ほとんどの種類では 2 本の鞭毛は近接した位置から出ていますが, Gloeomonas に属する藻類は目立って離れた位置から鞭毛を出すことで知られています。 Nozaki et al. (2010) はこの属の藻類の分子系統を初めて解析し,その起源を明らかにしました。 (本論文には筆者も共同執筆者として参加しています) ・・・・・・(→全文)
カタブレファリス類(Kathablepharida/Katablepharidophyta)は淡水や海水に幅広く分布し, クリプト藻類との近縁性も指摘される原生動物です。近年はクリプト藻類やハプト藻類の二次共生の進化が, それぞれ独立に起こったのか,共通の祖先で起こったのかを巡る論争と絡めて注目されています。 Okamoto et al. (2009) はそんなカタブレファリス類の新種の培養に成功し, ハプト藻類やクリプト藻類を含んだ系統群(Hacrobia と命名された)との関連を議論しています。 ・・・・・・(→全文)