互いの敬意に基づく関係

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互いの敬意に基づく関係

互いの敬意に基づくメンバーとコーチの関係

ヴィレッジのディレクターであるマーサ・ロング氏によると、

「ビレッジでのメンバーとコーチとの関係は、相互の敬意に基礎を置いています。援助する側とされる側というヒエラルキーはありません。そういう関係ではなく、私達は全員が同等のパートナーです。」

ロング氏によると、ビレッジのサービスは3つのチームによってなされている。それぞれのチームには医師、専門免許を持っているソーシャルワーカー、精神科の看護婦、その他に精神保健の専門家二人が所属している。チームには各メンバーを担当するパーソナル・サービス・コーディネーター、または“ライフ・コーチ”がいる。彼らは、メンバーが“パーソナル・サービス・プラン”に沿って、目標を決めて、それを追求することを援助する。パーソナル・サービス・プランは、メンバー、家族、メンバーにとって大切な人物の3人が協力で決める。そして就労、レクリエーション、金銭の管理、薬物中毒の専門家たちがチームをサポートする。

ロング氏は言う。

「ライフコーチは、事務所のデスクで座って仕事をしていることが、ほとんどありません。一日中、メンバーと一緒に過ごすのです。メンバーの職場や学校を訪ねたり、メンバーが住居を捜すのについて行ったり、衣服を買うのに付き合ったりします。また、レストランで、ただコーヒーに付き合って会うだけ、という場合もあります。」

living with schizophrenia Vol. 2, No, 1 より


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