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作業計画と収支


平成18年度の作業は6月からの開始になりました。

作業は横谷山の整備の続きで、補助金事業になります。
平成18年度分の補助金申請書は提出しました。
横谷山の作業は昨年からの続きで、作業道の延長・整備と間伐、出荷です。
おおよそ月に4〜5台の出荷を目安に進めて行きます。
梅雨時は主に作業道を延長・整備して、
梅雨明けから収入間伐にはいって山の整備をして行きます。
6月は雨が多くてあまり仕事になりませんでした。
7月も梅雨明けが遅れた関係で出荷は1台のみでした。
その間に作業道を30m延長しました。
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若藤さんに頼み込んで御了解をいただき、
取り敢えず今年の仕事は一日21000円でやっていただくことにしました。
チェンソーやユンボ、クローラーはこみこみにしていただきました。
昨年度の実績から逆算した数字です。補助金を抜いて、トラック代を引いて計算しますと
計算式では 3360785-619265=2741520
        2741520-500000=2241520
        2241520÷108=20754.814 となり、 一日あたり21000円でお願いしました。
補助金が出た時点で、それを含めて赤字が出ないように精算し差額をお渡しすることにしました 
他にトラック台は一台20000円という事にしました。今年度から向山林道からの搬出には
一車あたり通行料を1500円向山林道組合に振り込むことになりました。
これは年度末精算になります。
単価
日当(機械こみ) 21000
トラック 7t 20000
収入の部
0
となり、平成18年8月2日の現時点では昨年分赤字の291600円と併せて615300円になります。
まだ収入はありません。1車分出荷していますので、いくらで売れるものか楽しみにしています。

 平成18年8月9日に山に入りました。その後連日山を歩いて、若藤さんとも相談し、会計処理の仕方を変更することになりました。その方が現場がやりやすいとのことでした。仕事は現場が主体になりますので、今のように木材単価が安いと収支を合わせてゆくには日当性では赤字が嵩むであろうとのお話しでした。

 その様な訳で、当分の間は日当性を取りやめて、各月の収入分をそのまま若藤林業さんにお支払いする。補助金もそのまま全額お支払いして、その中で総て賄っていただくということになりました。

 新しい会計方式ですと下記のようになります。
支出の部 H18年度  山林経費
山経費 日当・人件費 トラック代 交通費 固定資産税 その他 合計 総計
5月分 150200 150200
6月分 42000 42000
労災保険 0
向山林道組合 5000
7月分 105000 20000 125000
1500 向山林道組合 1500 323700
昨年度分赤字分
291600
向山林道使用料
1車 1500
 とにかく現場を大切にして、なんとか仕事を継続してゆくには現状ではこの方策が良いようです。

 我々が藤沢に帰ってから暫くして、若藤さんがチェンソーで膝下を怪我し、7針縫ったとのお知らせが入りました。労災になるほどの怪我ではなかったとのことでしたが、矢張り山仕事は危険ですので、充分注意してください。特に殆ど1人での、機械を使う山中の作業ですから、安全管理がなによりも大切です。ゆっくり治してから、また仕事を進めて下さい。平成18年8月23日のことでした。

 くれぐれも無理をしないよう、よろしくお願いします。
 
 平成18年9月15日に若藤さんの怪我も治って作業を再開しました。
その後は順調に経過し、平成18年12月16日をもって今年の仕事を終了しました。
補助金事業に対する森林組合の検査も終了しました。

 これからは私の方の纏めの仕事です。
幸い、殆ど総ての情報が入ってくるようになりましたので、これを木賃と纏めて行こうと思います。そのことを通じて、現在の林業のおかれている状況が垣間見えてくるようになり、少しでも他の林業家の皆さんや、これからの国策等にも何らかの御参考にでもなればと思っています。

 それにしても「キチンと」が「木賃と」になるとは面白い一致です。今回改めて感心した次第です。

 日本の山と林業を守ってゆくために我々になにが出来るか。
現状では皆目見当もつきませんが、なんとか頑張って行きたいと思っています。

 若藤さん、来年もよろしくお願いします。

 幸い、最近の円安のために外材が値上がりして、国産材も少し値段が上がってきているようです。我々にとってはほんのちょっとした追い風が吹いているのかも知れません。

 平成19年5月18日に森林組合から補助金の交付がありました。
森林再生支援事業補助金として 299265円が、作業路開設事業補助金として 262965円が交付され、合計 562230円の振り込みがありました。

 早速その中から昨年6月、7月の先払い分 42000円と 125000円の合計 167000円を
差し引いて、393730円を若藤林業さんに振り込みました。併せてジャガー道建設のために橋として使用した石材費 100000円を振り込みました。

 これで平成19年度分の補助金事業の収支・決算は総て終了しました。以下になります。

収入の部 H18年度 山林収入 月合計
8月分 8月9日 久万広域森林組合 96113 286663
8月22日 久万広域森林組合 190550
9月分 9月29日 久万広域森林組合 37567 37567
10月分 10月20日 久万広域森林組合 188150 276382
10月31日 久万広域森林組合 88232
11月分 久万広域森林組合 198607
12月分 久万広域森林組合 442872
合計 1242091
ということになりまして、現時点では324900円の赤字になります。
現在の作業は横谷山の整備の続きで、補助金事業になります。
平成18年度分の補助金申請書は提出しました。
横谷山の作業は昨年からの続きで、作業道の延長・整備と間伐、出荷です。
すでに森林組合の立ち会いは終了しています。
平成19年5月頃に森林再生支援事業補助金と作業路開設事業補助金が
久万広域森林組合から振り込まれる予定です。
支出の部 H18年度 山林経費
若藤林業 固定資産税 振込手数料 その他 合計
5月分 150200 300 150500
6月分 42000 300 42300
労災保険 0
5000 300 向山林道組合 5300
7月分 125000 300 125300
8月分 286663 300 286963
9月分 37567 300 37867
10月分 276382 300 276682
11月分 198607 300 198907
12月分 442872 300 443172
合計 1409091 2700 1566991
以下に平成18年度の補助金事業を総括してみます。

 当初の予定では、日当が機械込みで 21000円、トラック代が 20000円、向山林道通行料が 1500円の予定でしたので、その通り計算しますと、
 若藤さんの出動日数が 89日で、1869000円になります。トラックは 14台で、280000円、向山林道通行料が 14回で、21000円、合計 2170000円でした。

 8月の時点で、若藤さんと相談した結果、これではとてもやれないだろうということでした。山からの収入合計と補助金全額でその範囲内で作業をやりましょう。それ以上はカットして下さるというお話しでしたので、今回は前の計算方式に照らすと 365679円のディスカウントになり、収入合計 1804321円で、支払いも終了となりました。

 若藤さんの御厚意で、大幅値引きしていただきましたが、これをそのまま計算しますと、1804321円の総収入で、トラック代、林道通行料は同じで差し引いて、1503321円となり、89日で割りますと、機械込みの日当が 16800円になってしまいます。

 私の方はその他の諸経費(通信費、振り込み手数料)と、向山林道組合費用年間 5000円、固定資産税年間 150200円、が累積赤字として積み上がってゆく計算になりました。
昨年度は材料費として、ジャガー道の建設のために橋として使用した石材費 100000円を別途お支払いしました。

 平成18年度はなんとか赤字は 258500円で終了しました。累積赤字額は平成17年度分赤字の 291600円と併せて 550100円になりました。今後の運営に関しては余程工夫をしない限り収支を合わせてゆくのは難しいかなぁ、と嘆息しています。収支の状況が良くないのと、仕事量が減っているため今年の山行きは断念しました。視察経費も出ません。なんとか上手にやって行く方法はないものかと思案しています。

 平成19年度の補助金申請は済ませました。昨年ジャガー道の建設のために使用した石材費(道の下橋としてに敷いた石材です。)は100000円で、この分は昨年度の材料費として若藤林業さんにお支払いしましたが、この分は来年の補助金から引いて良いとのことでしたので、平成19年度はほんの少しだけゆとりが出来るかも知れません。

若藤さんは昨年
12月でこの補助金事業を終了して一旦機械を引き上げました。現在は平野さんの山を二人で整備しておられます。今年度分の補助金事業が決定したら、またよろしくお願いいたします。なんとかこの仕事を継続して軌道に載せて行けるよう行けるようお力をお貸し下さい。

今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

収入の部 H18年度 山林収入 月合計
8月分 8月9日 久万広域森林組合 96113 286663
8月22日 久万広域森林組合 190550
9月分 9月29日 久万広域森林組合 37567 37567
10月分 10月20日 久万広域森林組合 188150 276382
10月31日 久万広域森林組合 88232
11月分 久万広域森林組合 198607
12月分 久万広域森林組合 442872
5月分 5月18日 森林再生支援事業補助金 299265 562230
5月18日 作業路開設事業補助金 262965
合計 1804321
支出の部 H18年度 山林経費
若藤林業 固定資産税 振り込み手数料 その他 合計
5月分 150200 300 150500
6月分 42000 300 42300
労災保険 0
5000 300 向山林道組合 5300
7月分 125000 300 125300
8月分 286663 300 286963
9月分 37567 300 37867
10月分 276382 300 276682
11月分 198607 300 198907
12月分 442872 300 443172
5月 395230 300 395530
100000 300 石材費 100300
合計 1904321 3300 2062821