含浸とは

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浸硬化物の性質(中央発明P-605)
耐久性 MIL-I-6869D  合格 
耐熱性 200℃X4H  合格 
耐熱水性 90℃X6H  合格 
耐冷熱サイクル -76℃X60MIN←→150℃X180MIN 30サイクル  合格 
耐作動油性 作動油(100℃)X72H  合格 
耐酸性 pH1.0硫酸水溶液X14DAY  合格 
耐アルカリ性 pH13.0苛性ソーダ水溶液X14DAY  合格 
耐溶剤性 E/Gオイル・ガソリン・軽油・灯油・
トルエン・キシレン・エチレングリコール
トリクロルエタン
 合格 


注意点
  1. 耐熱性は一瞬なら約220℃まで耐えると聞いていますが
    長時間200℃以上に曝すと炭化します。
  2. 非常に低粘度・低表面張力の処理液では有りますが小径の
    止まり穴・深穴・小径タップが有るワークの場合自動機の
    洗浄では洗いきれない場合があります。
    (φ2以下または深さが径の10倍以上)
    この場合洗浄しきれなかった含浸液が穴の中で硬化する不
    良が発生する場合があります。
    硬化させる前にこの様な問題が発生しそうな穴をエアブロー
    し不良を防ぐことが可能です。(ただしコストアップします)
  3. 大型ワークで真空チャンバーに入らない場合内部加圧法を取る場合があります

 

い説明最後までお付き合いくださいまして有難うござい
ました。