含浸とは
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ここまでの説明で部品内部の欠陥に含浸液が浸透するメカ ニズムがお判りいただけたと思います。
含浸液は通常の状態では液体ですが一定の条件を満たす環 境に置かれると固体に変わる性質を持たせています。(通 常はアクリル系か水ガラス系です。)部品の欠陥の中で含 浸液を固めてやると含浸液の接着剤的な働きにより穴がふ さがり圧漏れが止まると言うわけです。
工程管理上で重要なのは真空到達度と時間管理と液質管理 です。当社では過剰とも言える真空ポンプを使っています。 真空到達度が最も重要と考えているからです。他社で止ま らない不良も止められることがあります。
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