杭州  ~西湖の美しい南宋時代の都~


西湖
 白蛇伝で有名な断橋や岳飛の墓などがある。西湖はなかなかにきれいだった。(写真は朝の西湖。中央左に見える橋が断橋だ)

 ここで少し解説。白蛇伝とは中国の物語で人間に扮した白蛇、 白素貞(バイスゥジェン)と許仙(シュウシェン)の関係を記したもの。 断橋はこの二人が初めて出会った場所なのだ。(この物語の大体のあらすじはわかるが、これが恋愛ものなのか武闘物なのかはよくわからない。)  また岳飛とは北宋時代の将軍。多くの中国人が彼を尊敬している。

 この他にも龍井茶で有名な龍井村や虎跳泉などはなかなかおもしろい。 また、やや町外れに宋城というアトラクションがある。 取り立てて楽しいという場所ではないが興味のある人は見に行ってみるのもいいかもしれない。


虎跳泉
 どぶから水が出ている様にも見えるが、ここは有名な泉。虎跳泉と言う。この水は表面張力が強く、 通常の水に比べてコインが浮きやすい。

 筆者はコインが浮かぶのを見て感動した。 しかし水の味はと言うと取り立てておいしいというわけではなく、いたって普通であった。 (私は水のうまい・まずいの違いがよくわからない。ビールを飲んでも味の違いがわからないほどだ)


浮かぶコイン
 浮かんでいるコイン。表面張力が強いといっても浮かばせるにはコツがいる。そっとコインを置く必要があり、 失敗すると簡単に沈んでしまう。ただそれでも通常の水よりはコインが浮かびやすかった。


龍井村
 写真は龍井村。筆者は街で知り合ったおばちゃんにつれられ、その家で麺をごちそうになった。帰り際にお茶を買えと言われ、言い値で買った。 相場より高いのか安いのか判断はできなかったが、杭州駅で相場を聞くとそのお茶はかなり安いとのこと。 あのおばちゃんは良い人だった!





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