MODEL CAR
30数年前に作りかけで中断していたイタリア製 Casadio (Revival) Alfa Romeo
P3 1/20 scale のキットです。
作りかけになったのは、同じシリーズのAUTO UNION Tipo-C は細かい部
品まで金属製なのですが、このAlfa Romeo P3は結構プラ部品が多くて少し幻
滅........プラ部品を可能な限り金属パーツにして文字通りメタルモデルにしようという
ことにしたのですが、そのままになっていました。
これも30数年前に作りかけで中断していたイタリア製 Casadio (Revival) の
AUTO UNION TYPE C1/20 scale のキットです。
ほとんど亜鉛ダイキャスト製のパーツで構成されていて、プラ部品はタンクや床
下のパーツ、風防枠など極一部です。
ダンパー部分にスプリングが入り、可動できるなどシビレルほど悩ましい構成
(実際はほとんど可動状態にならない)になっていますが、ステアリングギアボッ
クスの取りつけに干渉部分があり部分的に削るなど修正が必要だったり、タンク
への配管取りつけがボディーが邪魔して困難など、組み立て手順に苦労しました。
組み立て説明書のイラスト。
キットではプラグコードと保護管、デストリビュータが
ゴム製の一体パーツでしたが、真鍮パイプとワイヤで
作り直しました。コンプレッサー周りの配管も同様にゴム
製から作り直しました。
フレームに主なパーツを乗せた状態
ただし、トレーリングアーム、車軸が付いた状態ではボティーは取り
付けられない。
組み立て手順としてはボディーを付けた後で車軸とトレーリングアー
ムを付け、その後で底板を付けることになる。
ボディーを付けた後で、後輪のトレーリングアーム、を付けるのは
結構大変で、まるで知恵の輪のよう。
ダイキャストに捩れがあり、ボティーと底板の密着があまりよくない。
完成写真前面)
窓枠は洋白板を重ねてポリエチレンの窓を挟みこみ。
フロントのグリルはパーツが紛失したようなので、0.3mm厚の洋白板
を帯状に切り出して(17枚)作成。
下の写真はイタリアの Casadio (Revival)の 1/20 scaleのキット(ダイキャスト主体)のパッケージ
写真です。ここでは、これらのキットが中心ですが、フルスクラッチの工作モデルも含めて紹介を
する予定です。
これはイタリア製 Casadio (Revival) のBUGATTI 35 1/20 scale のキットで、
30数年前に吉祥寺ロンロンの模型屋で購入したものの、作るのが勿体なくて
塩漬にしていたものです。
モデルは1924年〜1926年にターガ・フローリオに出場したタイプで、ちなみに
1925年と1926年には優勝(1926年は35T)しているそうです。
このメーカーのキットは基本的に亜鉛ダイキャストのボディーとパーツの構
成です。Alfa Romeo P3のように、細かいパーツがプラ部品の物もあります
が、このBugattiのキットはほとんど亜鉛ダイキャスト製のパーツで構成され
ていて、樹脂部品はタイヤやシートなどで、実物が金属のものは基本的にダイ
キャスト製など、プラ部品はありません。という事で、Alfa Romeo P3の組み
立ての時にはプラ部品の金属化など工作の要素が多々ありましたが、今回は
一応キット組み立ての紹介という予定ですが、キットをチョット見、上下ボディー
とフレーム接合部の歪みや、穴位置のズレなど有り、すんなりとは行かないか
もしれません。
メニュー/工作室/CAR MODELSに詳細記事掲載
フレーム、駆動系、車軸が組み上がった状態
完成状態
エンジン部分
↑
ハンドブレーキレバーは新規作成、
ハンドルのシャフトは短くしました。
シフトレバーにロッドを追加
カバーに枠を追加
↓
ボンネットストラップのバックルはヒンジ
を表現し、可動します。
↓
↑
ボンネットストラップのガイドを追加しました。
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