2005年10月 | ||||||
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10月31日 no equipment
「強い人間」ってのは、
体力とか、それだけじゃないな。
こころの広さっていうのもある。
なにをいまさら、だけど。
身体もこころもちっぽけな自分には、
嫌気が射す。
今日の帰り道は、風が冷たかった。
強い武器と、強い防具が欲しい。
10月28日 掃き溜め
午後バイト。
ここまであからさまに仕事をしない人間が、
のうのうと受け入れられ、
同じ時給をもらっている現実を、
今日はまじまじと。
もう、怒りをぶっちぎって、飽きれて悲しくなった。
せこせこ働いている自分のほうが、
あほなのかと、自問自答を始める始末。
そんな思いを共有できる人間もごく少数。
飽きれて悲しくなって、今度は笑い出す。
ついに、壊れ始めたのかもしれない。
10月25日 ペダルを踏み込む速度
時間が経つのが早く感じる。
これも老化現象の一種だと聞いたことがある。
それが本当なのかは、実際はよくわからないのだが、
10代の頃に感じていた時間の流れとは、明らかに違うと思う。
「~を昨日のことのように感じる」、
そんな感覚ばっかりしっかり25歳にまで、
もしかしたらそれ以上か。
肝心なところは未熟。
このきっかけは、
前に髪を切ってから、3か月経っていたという、それなのだ。
この秋晴れに、自転車はナイスなアイテム。
ひと駅分をこいで行くことにした。
店につけば、ほとんど待つことはなく、
気付けば、完全な貸し切り状態。
今日もがっつり短くする気まんまんだったのだが、
アドバイスもあり、たまには、と、少し長めな仕上がり。
帰りは、弱いながらも吹いていた追い風も手伝って、
長い直線を勢いよく行く。
気持ちがいい。
10月22日 その壁を越える。
来たよ、来ちゃったよ。
60kg超え!!
人生初。
3週間くらいで、3、4kg増。
まったく、原因がわからない。
冬眠準備か。
10月21日 the band apartライヴ@新宿
新宿駅、16時18分。
夏以来の新宿。
フラッグスビルでの物色と、
二丁目をさらっと通る。
思っていたほど時間がかからず、
少し早いかとは思いつつ、会場に向かった。
タイムズスクエアが見える通りの地下にある、アンチノック。
ライブハウスと言われて、
思い浮かべるイメージにがっつりくるような場所。
今回はマイライトのレコ発イベント。
5バンド出演で、トリ。
主催ではない彼らが。
おそらく、彼ら目当ての客がほとんどだったのだろう。
2バンドが終わった頃に、ビールを注入。
なんだか気持ちがよくなる。
かなり待ち、彼らが。
いちばん後ろで、壁に寄りかかって眺める。
眺めると言っても、メンバーの顔はほとんど見えない。
原氏いわく、「後光が射し狂っている」、荒井氏もちらちら見えるくらい。
それでもやっぱり、いいよな。
すぐ左前にいた女の、妙なノリのダンスと、
突然倒れて、「わりぃ、寝てた」、と言い放った男。
なんだかすげぇ場所にいたんだな、と。
10月18日 納豆、再び。
今日はバイトは休みだったのだが、
メシを食っていてふと、発注をミスったことに気付く。
1で12パックくるのと、1で15パックくるのでは、
量を取ればそれだけ違ってくる。
結局、100パック近い誤差が。
在庫の嵐かと、覚悟はしていたが、
ふたを開けてみれば、
10パックちょっとのあまり。
ほとんど、売れた。
まあ、結構、なんとかなってしまうものだな。
10月14日 年輪、北向き。
来たよ、来ちゃったよ。
25!!
四捨五入は禁止。
というわけで、誕生日を迎える。
これがもう、実感ないこと甚だしく、
家族やら、友人やらのメッセージが情報源だったりする。
一般の25は・・・、
などと考え出すと、また憂鬱になるので止めよう・・・。
この日に日付が変わるころは、
記録的などん底精神状態。
飲んだ酒が、ビール1缶だったのが、その証明。
基本的にバカな自分は、寝て起きたら、大半を忘れた。
日中はふわ~っとしていて、
夕方もふわ~っとしていて、
深くならない思考と、心地よすぎた昼寝、
雨予報の外れた晴天が、
なによりのプレゼントだったのかもしれない。
伸び悩む北向きの年輪。
さて、その行く果てとは。
10月12日 リンゴリピーター
来たよ、来ちゃったよ。
iPod nano!!
発送メールを待つこと、がっつり2週間。
はあ、アポーは何してんだよと苛立ち始めた、がっつり2週間。
狙ったように、がっつり2週間。
これを手にしてしまうと、
あのminiすら、巨大マッシーンに思えてしまう。
すごいね~、すごいね~。
モウロクしたように、しばらくそればっかり言っていた。
10月6日 限りなく鬱
とにかく、バイト中、へこみまくっていた。
何が原因というわけでもなく、ひたすら。
たぶん、能面のような顔でいたのだろう。
自分のダメさ加減を責めているだけなら、まだしも、
この午後バイトにくると、
まわりの人間への猜疑心、苛立ちがひどい。
それが、能面の下。
そして、帰りにチャリをこぎながら、
その気持ちにひどい罪悪感を感じ始める。
気付いたら車道でした、なんていうのがありえるくらい、
意識が飛ぶ瞬間もある。
ああ、今日はダメだ。
いっそ、死ねばいいのに。
10月5日 石橋を叩いてぶっ壊す。
求人情報散策。
やる気がないなりに、見てはいる。
だらだら眺めていると、
なんだか、フォトメを見ている自分とリンクしてきてしまう。
先日、目をつけていた会社が、
2ちゃんねるにスレが立つような会社だと知り、
笑えないレベルのショックを受けた。
それが微妙にトラウマなのか、
深読み。
うだうだしている暇もない、
失敗してやり直せる若さもない、
あああああ。
10月2日 軌道修正
このごろ、キムチをつまみに、
酒を飲む快楽に浸りつつある。
臭いがネックなので、連日というわけではないが。
今日は、牛角キムチ。
これ、あの独特の甘さが戻ったようで。
一時期、メーカーにクレームが出るほどの酸味を発していたのだ。
それを受けて、
売場の牛角キムチを、
すべて撤去して味見しろという指示も出たほど。
自分にとってのスイーツとは、牛角キムチ。
おかえり。
10月1日 その日のまえに
雑誌を流し読みすることはあっても、
小説など、1年に1冊読むか読まないかの自分。
そんな自分が手に取った、「その日のまえに」。
ひとが直面する死。
近い親戚、肉親始め、思えば自分にとって身近ではない。
それゆえに、何か恐怖のようなものを感じてしまった。
うんざりするあたりまえの日常は、
なんて、かけがえのないものなんだろう。
答えのない、失うことの意味を考え続け、
悲しみはいつか思い出になっていく。
いくつかの短編小説なのだが、
その中の、「ヒア・カムズ・ザ・サン」に妙に感情移入してしまった。
そしてまた、泣く。
気持ちが落ち着いてから、
リビングに下りた。
バイトから帰った妹のバカ話を、母と聞いていて、
うかつにも、少し涙ぐんでしまう。
笑いすぎたから、っていうそぶりで。