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diary 2004/09

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2004年9月
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9月30日 今、そこにある危機。

台風も去り、風もおさまった静かな夜。
ふいに我が家の犬が、むくっと起き上がり、
何もない部屋の一角を不思議そうに見つめた。
そのすがたを、母と自分はこれまた不思議そうに見つめた。

何かいるの?

そう言って母は、アースジェットを散布した。

数秒の間。

ひいいいっ。

母の悲鳴が、静かな闇に響く。
そう、やつが現れたのだ。

ゴキである。

部屋の隅をなぞるように、やつは歩く。
アースジェットはなにげに効いていたようで、
やつはけだるく歩く。

ちえすと!!!

朝日新聞(夕刊)。32のダメージ。
それでも、この世に未練があるやつは、しぶとくかさかさしている。
今週号のマガジン。149のダメージ。
それでも、この世に未練があるやつは、しぶとくかさかさしている。
その上から、足でばしばしする。
クリティカルヒットである。
やつは臓物を撒き散らして、息絶えた。

やつを自宅で見たのは2度目だ。
2度あることは3度ある。
3度あったら、何度でもある。

ゴキジェットを常備すべきか。

9月28日 秋のキャンペーン

去り行く9月。
秋のフォトメキャンペーンと勝手に題し、
携帯フォトメッセージに頻繁に投稿していた。

それはもう、常連というより、
ブラックリストを狙うといった勢いで。

実りの秋。
実りのない秋。

もちろん、後者。

いいよ、もう。
ひとりでライブ行くし、
ひとりで酒飲むから・・・。

しくしく。
今宵の酒は、やや濃い目で。

9月24日 8時だよ、全員集合。

妹の運転する車で外出。
先日、免許を取った彼女。
想像より、スムーズ。
自分はまだ、死ぬには早かったらしい。あはは。

8時だよ、全員集合!!
などというあの声も、もう聞けないわけだが、
なんとまあ、ACIDMANがMステに出るというのだ。
いろんな意味でどきどき。
とはいえ、バイトで見られないので、
入念にビデオ予約のチェックをし、
仕事中もなんとなく気にかかったりしていた。

帰宅後、さっそく見る。
てか、Mステなんて、何年ぶりに見ているのだろう・・・。
ほかのゲストが話している後ろの席にある、あの顔。
あきらかに浮いている。
ちょっとにやけてしまう。
紹介VTRなんてものも放送され、意外と時間が割かれていた。
タモさんとのからみ。
ああ、これぞMステ。
演奏曲は「イコール」。
曲も音も、なんとなく抑えられている気がしたが、
なんとなく感動して、何度か繰り返し見た。

オオキが言っていた、いろんなひとに曲を聴いてもらいたい、
それは、金が目当てとかじゃなくて、本心だろうし、
ゴールデンに出たって、別に何が変わるわけでもない。
BBSで何を書かれようが、やっぱり、好きなことに変わりはない。

ACIDMAN、好き好きビーム!!

9月22日 最後のあがき

昼寝をしている意識の遠くのほうで、
静かに雷鳴が響いていた。
きっとすぐに収まるだろう。

午後のバイトに出掛ける時間。
それを狙ったように、空は明るさを失くしていく。
早めに出たほうがいいんじゃないの。
そんな母上の言葉に同意し、
少し早めに家を出た。
ぽつぽつと、雨が落ちてくる。
踏み切り待ち、信号待ち、もどかしい。
チャリのスピードを上げる。
あと少しもって、あと少し。
そんな願いはあっさり見捨てられ、
雷鳴は近付き、雨が勢いを増す。
微妙に濡れながら、バイト先に駆け込む。
いつものパターンだ。
自分が出掛けると雨だよ。けっ。

仕事を終え、とびらを開けると、
すっとした空気。
暑さ寒さもなんちゃら、らしいので、
今年の夕立も、今日が最後になるのだろうか。
夏の最後のあがき。

9月19日 誰もいない午後

1時過ぎにバイトを終えた。
さて、昼は何を食べようか。
母と妹は映画へ。父はゴルフへ。
やかましい連中のいない午後。犬とふたり。
おしゃれにスーパーのお惣菜で昼を済ます。

真夏日になった今日は、蒸し暑い。
とくにしたいこともするべきこともない。
そうなれば、あとはいつものように昼寝をするだけだ。
1、2週間前から、軽く風邪をひき、
咳が続いている。
こいつを黙らせたい。
市販のくすりを飲んで、扇風機をかける。

途中、電話に起こされるが、
結局、気付けば5時30分。
ぼ~っと、CDをかけていると、
続々とご帰宅。
一気ににぎやかになる。

夜はすきやき。
このくそ暑いなか。
そして、春菊がないという衝撃の事実。

まあ、別に、なんてことなかった一日。

9月18日 CCCD

エイベックスとソニーが、
コピーコントロールCDの廃止、縮小を発表。

まあ、CD焼いたり、レンタルしたりしない自分に影響があったとすれば、
音質とプレーヤーへの負担だが、
正直、どっちもあんまりよくわからなかったりする。

ていうか、そもそもコピーコントロールができてないし、
意味ないものはいらんよな。あはは。

9月14日 賞味期限、今日だし。

ある日、納豆を1パック買った。
118円の旨味。
自分で食べるために買ったのだ。
夕食に1個食べただけで、
次の日の朝には、彼は姿を消していた。

そんな出来事をふまえ、
またとある日、今度は3パック買った。
78円の某納豆。
誰も手をつけない。

今日の夕食前、
全員の席に納豆をそっと置いておいた。
強制じゃ、お前ら!!

ねぎ、忘れんなよ。

9月11日 解毒

フォトメで知り合ったひとと会うことになった。
自分とは歳の離れた10代の彼。
以前、年下にはさんざんしつこくされた経験があるので、
会うことには後ろ向きだった。
話すと長くなるので、割愛するが、
いわゆる、ひと違いで会うことになってしまったわけである。
その点では完全に自分に非がある。

最近では、家が近いと逆に警戒する癖がついたようだが、
同じ沿線なので、約束の駅ですぐに会うことができた。
やはり10代、幼い。
それでも、友達くらいにはなれたらいいと思っていた。
駅前のマックで少し話す。
まわりにひとがいるので、あまりストレートには話せなかったが、
結構な人数と会い、経験も踏んでいるようだ。
自分の10代なんて、暗黒だったのに。
その後、カラオケへ向かう。
緊張して歌えないなどと言うので、自分が2曲くらい歌うと、
彼もマイクを手にする。
ああ、和んできてよかったな、などと安心していると、

対面だと緊張しちゃうな~、となりに来てくださいよ。
なんか寒いな~、となりに来てくださいよ。
人肌が恋しい年頃なんですよ。

初対面だと全然話せないと言っていた人間の言葉。
あんまりしつこいので、
帰ることを半ば強制的に自分が決めた。
こんな露骨な拒否をされたら、
普通、気まずくなるはずだ。
自分もそれを覚悟で帰ると言った。
しかしながら、平然としていて、何事もなかったかのように話し始める。

ウケだとか、タチだとか以前に、
自分の性格として、べたべたすることされることに嫌悪感がある、
ましてや、初対面でそれができてしまう、図太さ。
言葉と行動のあまりの矛盾。
若いからというか、性格がそうさせているのか。
ある意味、尊敬してしまう。

家に帰っても、そんなややこしい感情が渦巻き続けた。
10代は合わない、それが、予感から確信に変わる。
いろんな人間がいる、それはわかっているのだけど・・・。

午前2時現在、酒と音楽で解毒中。
明け方までこの調子だろう。

9月7日 何もかも乱れる。

3日日記の納豆のうんぬん。
僕は神じゃないので、うまく在庫がコントロールできません。
午後は○○な某テレビで特集でもしないかしら。
売り場、乱雑。

今日はドラムの日。
技術的になんか、評価対象にもならないレベルだろうが、
自分的にはできたほう。
ババスカババスカ、ズンだんだん。
スティック、乱れ打ち。

いきさつには触れないが、
レジで会計中に、1円パクられた。
くそばばあめ。
触手、乱れ飛び。

風が鬼のように吹きつける。
マイヘアー、乱れ咲き。

最近、こころない人間によく会うのだ。
あなたのこころは乱れていませんか。

・・・すごい締めかた。
けらけら。

9月3日 3分茹でるとこ、2分で済ました固さの日記。

他人からしたらどうでもよすぎる話題、3連発。

歯医者。
以前から、不快な鈍痛があったのだが、
原因がよくわからず、結局は歯茎のはれなのではないかという結論に。
というわけで、歯茎を掃除するらしい。
麻酔をかけられ、きゅいんきゅいん。
レーザーでちりちりされる。
なんだか、異様にかゆい。

寿司。
女性陣が帰ってきたので、外食をすることに。
がってんしょうちな回る寿司に決定。
平日だからか、予想以上に空いている。
甘エビをむさぼり食う。

バイト。
バイト先で、納豆の発注をしているのだが、
上から、下段は自社ブランド納豆以外陳列禁止、
などという、アフォにもほどがある通達が出た。
あまりにも有名な、おかめ納豆、くめ納豆がチラシに載っても、
下段で展開してはいけないというのだ。
それだけ利益追求に執着しておきながら、
お客様第一主義なのだそうだ。こんなやりかたが。
選択の余地のないスーパーなんて、おもしろくもなんともない。
アフォさ加減と、地位は比例しているのか。

以上。
ほらそこ、どうでもいいって思ったでしょ?

9月1日 神降臨

超マイペース更新の当サイトが、
公開1年を迎えた。
とりあえず、区切りということで、
某所にて、なんとなく宣伝してみたりした。
個人サイトなんて、マスターベーションのきわみだが、
見てくれた方に感謝。
常連さんは神。
更新頻度は、きっと変わらず。
毎日日記をつけるほど、ドラマティックな人生を歩んでいないし、
気力もないし、何も考えてないし。怠惰。

急にバイトに暇ができたので、
髪の毛をいじりに出掛けた。
これ以上どこ切るの、などと笑われたりしたが、
短い髪の毛のラクさに気付いてしまったわけで。
久しぶりに色も入れてもらう。
なんちゃらアッシュ。やわらかい感じがする。
最近、いろんなひとに白髪の多さを指摘されていたが、
図らずも、それがカバーできたようだ。

今日から、我が家の女性陣が旅行に出掛けた。
しばらく、静かな夜が送れそうだ。

 

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