
東洋医学のお話
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業界紙を読んでいたらトラブルの話が載っていた。
やっぱ、検査の出来ない僕らは色々厳しいそうだ。
多いのが実は癌だった。。。というもの。
医師の診察を受けた後ハリに来てそれでもおかしくて再検査したら白血病だった。
とか、これは医師の診察後で重症疾患を否定されていたので施術したようだ。
本来は医師の誤診なのだが、文句を言われたのがはり師と言う理不尽な内容。
その他、腰痛で治療。良くなって帰ったのに後日怒鳴り込んで来た患者。
これは、その後接骨院で「骨がズレテル」と言われ、そんな事も分からないのか!!
と怒鳴って来たらしい。。。
骨がずれていたらハリ治療でよくなる事は考え難い。。。
この「骨がズレテイル」と言うのは整体カイロの方々が好きな言葉で、長く来させるための営業テクニッ
クと言う解釈も出来る。
骨盤のズレとか背骨のズレと言うのが本当に痛みの元なのかは不明。
だって、椎間板ヘルニアでレントゲン所見があるのに本人は痛みが無い事もあるのです。
もっと言えば、治療法によって重要視しているところが違うのです。
鍼灸は「気」や「血」の流れを重視します。
そして、患者の訴えを最も重視します。
カイロは「真っすぐ」であることを基本とします。
着目点が違えば治療法も違います。
ですから、骨屋の接骨院は骨を重視するのでしょう。
ハリの場合、腰痛で足に治療をする事もあるのです。患部には触らない事もあります。
それは、気の流れを重視して、問題は足にあると考えれば足が治療対象になります。
つまり、骨は重視してないんですね。
多分ズレテイルと言うのは脊椎のすべり症又は分離すべり症なのでしょう。
わかりませんが・・・。
ちなみに保存療法ならハリは適応範囲内となります。
多かったのはやっぱ「癌」ですね。
数回の治療で患者の満足が得られなかったら、やはり病院を勧めるべきだなぁ〜と思いました。
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