東洋医学のお話

東洋療法学校協会主催、学術大会
学術大会に行ってきました。
学生の研究の発表会です。
今日10/7はたまたま仕事が無いので渋谷公会堂に朝から行った。
前もって冊子をもらっていて、幾つか興味のある研究があったので、その辺を中心に聞いてきました。
灸頭鍼の施術と、鍼と赤外線で同等の効果があるか否かとか、
肩こりの効果的な刺激量の考察とか、
眼精疲労の研究とか、
切皮痛をいかに和らげるかとか、
鍼麻酔の研究とか、
この辺は臨床に応用しやすいので、興味深かった。
ちなみに自分の学校の研究はそれほど興味はなかった。。。ゴメンナサイ。。。
特に切皮痛は初めて鍼の背術を受ける人には不快でしかなく、背術者の腕によった。
この説明は「ゲートコントロール理論」で説明していて、その再現テストをしていた。
ゲートコントロール理論とは、脳みそに行く感覚の優先順位(正確な言い方ではないが
分かりやすく説明するための工夫です。専門家の方分かってますのでクレームはなしで、、、)
があると言う理論。
その理論を利用して、痛みを感じ難くする工夫をする実験。
なるほど、理論どおり。
コツは押手(右利きなら左手)をやや強く体表に押し付ける。
触圧覚の方が速く脳に伝わるから、後から来る痛みはゆるくなるでしょう!と言う事。
僕のクセは正反対なので、以後クセの修正が必要。
鍼麻酔は施述後の効果の持続時間の研究。これは面白いね。
自分が歯医者さんに行くときにやってみよう!
灸頭鍼は僕自身好きな施術法なんですが、火傷の危険がある訳ですから、
安全の代用品があるならば、そちらに頼りたい。
赤外線治療気だと、煙も出ないし火傷もないし、効果を期待しい。
結果は、同等以上の結果となったようだが、
スイッチを切ったとたんに温度が下がるそうだ。
灸だと、施術後も皮膚温は上がったところから穏やかに下がると言う持続力に差が出たようだ。
この研究だと、遠赤外線と言う選択肢が無かったのが残念。
自分の癖が治せそうな研究もあってなかなか面白かった。
研究していらっしゃる方はほんとよく勉強してますね。
関心してました。
自分の学校の研究は、ともかく発表者が知っている子だったので、
保護者気分でドキドキしてました。
ちなみに後援は厚生労働省ですから、国も東洋医学に多少興味があるようです。。。




為になったと思ったら投票をお願いします。
トップへ
戻る
前へ
次へ