ケース1 架空請求書が来た! ある日突然、手紙や葉書やe−mailで、身覚えの無い請求書が届く!電話でいきなり支払いの請求が来る!こんな事があると、どぎまぎしてしまいます。しかも、『アダルトサイトの請求』や『信用調査結果処分料』の名目なら、家族にも話しづらい!つい、言いなりに支払いたくなるます。しかし、待ってください!その請求、架空請求ではありませんか?個人情報が漏れ、怪しげなやからが請求している可能性があります。 ≪実際に来た例≫ (株)サイバーデジタル 03-6868-xxxx(実際は番号が書いてありましたが、伏せています) 担当の金本と申します。 今回《総合コミュニティサイト》様で発生しています登録料金の件でご連絡差し上げました。 弊社調査会社になりましてお客様のお使いの{携帯端末}又はPC〈インターネット回線〉に対し【身辺調査及び裁判代行業務】の依頼を承りました。 誠に遺憾ではございますが、明日正午までにご連絡なき場合は「規約違反・契約不履行の損害賠償請求(415条)」に伴い @悪質なお客様として身辺調査の開始 A各信用情報機関に対して個人信用情報の登録 B法的書類を準備作成の上、即刻法的手続(414条1項)の開始以上の手続きに入らせて頂きます。 その後 違約金【四十五万円】の請求になります。 >以降お客様からの和解の申し出には一切応じませんのでご了承下さい。 ※メールでのお問い合わせは一切受け付けておりません。 未払い金のお支払いの手続きや退会処理の手続きをご希望の方は、 (株)サイバーデジタル 03-6868-xxxx(実際は番号が書いてありましたが、伏せています) 担当 金本 までお願いいたします。 営業時間 [平日] 午前10:00〜午後19:00 (日・祝日を除く) この手の葉書、e−mail、電話への正しい対処方法 『相手にしない事』そうすれば、相手が知っている情報以上の情報を与えないで済みます。 間違っても、連絡を取り、金銭を振り込めば、『カモ』と見なされ、次々に架空請求を送られたり、『架空の事実を認めた』と脅迫の対象にされ、金銭をセビラレ事態を悪化させてしまいます。 ですから、くれぐれも、連絡は取らないでください。また、今後、業者から何らかのアクションがあった時に備えて請求書等は証拠として保管しておきましょう。 では、なぜ、架空請求に対し無視できるのでしょうか? 法的考察-1 そもそも、架空ですから、払う必要がありません。 法的考察-2 民法上、債権者(金を受け取れる人)から債務者(金を支払う必要の有る人)に『今後は、Bさんに債務を履行(金を払って)してください。との通知がなされないと、正式にBさんに債権が渡る事は有りません。債務者当人に知らせずにそんな事をしたら、債務者はどちらが真の債権者か分からなくなります。ですから、この手の架空請求では、債権の譲渡があった様に装って居ますが、債権者の承諾の無い債権譲渡は、民法上無効なのです。 法的考察-3 有料サイトにアクセスしたとしても、1〜2分程度のアクセスで、数万円という法外な料金の請求は、『公序良俗』に反する契約に当たり、契約自体が無効です。 電話の場合は、「結構です」というようなどちらにも取れる発言は言質をとられます。はっきり、『私の身に覚えのない請求は、払う意志はありません。二度と掛けてこないでください』と伝え、電話を切ってください。電話がしつこいようなら、『警察に通報する』と意思表示をしてください。 注:相手は、、知能犯の可能性も有ります。上記知識をひけらかすと、かえって法的に嵌められる恐れがありますから、必要以上なことは話さないでください。かえって危険な目にあいます。 ご家族で一度、話会って、こんな無礼な葉書や電話がかかっても動揺しないようにしてください。また、実家を出ている人は、両親に電話をして、話をしてあげてください。 補足 メーラーやアンチウイルスソフトの機能に、特定のメールアドレスからの受信拒否機能があります。また、プロバイダーによっては、同様のサービスもありますから、一度プロバイダーのHPに見に行く価値はあると思います。(携帯でも、特定アドレスからのメールを受け取らないや、逆に特定アドレスしか受け無い等の機能があります)。 |
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さすがに、オレオレ詐欺の電話を受けた事は有りませんが、未だに新聞の社会面からオレオレ詐欺の被害が減りません。しかも、色々な変種が登場しています。これらの詐欺から身を守るにはどうすればいいのでしょうか? この手の詐欺から身を守る正しい対処方法 1.電話機をナンバーディスプレー対応に変更しましょう。 NTTの契約もナンバーディスプレーの契約にします。こうすれば、電話の相手の番号が表示されます。すでにご存知の番号以外は、出る前に用心できます。非通知等、失礼な電話には、出る必要がありません。 2.留守番電話機能を利用しましょう。 もし、ご存じない電話がかかってきたら、留守番電話機能で声を確認します。オレオレ詐欺なら、留守だと分かったら切れてしまいます。留守電モードの途中でも、受話器を取れば通話できますから、相手を確認してから出ることが出来ます。 3.万一受けてしまったら くれぐれも、相手のペースに乗らないでください。相手は、甲高い声で、早口でまくし立て、こちらが正しい判断が出来ない様に仕向けます。『オレだよオレ』と言われたら、『どなた様でしょうか?』と問いかけてください。また、『干支は?』や『架空の※※なの?』など、相手の素性を確認する様にしましょう。こうすれば、相手はボロをだして、嘘だと分かります。くれぐれも『○○ちゃんなの?』と本名を問いかけないでください。そうすれば、相手は『そうだよ○○だよ』と受け答えて来ます。こうなれば、相手の思う壺です。 4.振り込む前に再度確認を ここまで来ては、中々厳しいものがありますが、振り込む前に、本人に再確認してください。連絡が付かないなら、振り込む必要は有りません。相手から確認の電話が来ないとも限りませんが、もう一度、冷静に3.の確認を行ってください。5.ここに注意 ・警察官は示談の仲介をしません。また、弁護士や保険会社が事故直後に示談金の振込みを勧めることはありません。 ・保険状況を話し合っておきましょう。自動車事故の場合、保険に入っていれば、保険会社が対応してくれます。 ・借金とかも、正直に話し合いましょう。経済状況を知っていれば、急な電話でも驚きません。 |
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ケース4 巧妙化するオレオレ詐欺=振り込め詐欺 もはや、オレオレと言って電話を掛けてくる、『おれおれ詐欺』はありません。まるで小劇団のように、次から次へと役者が出てくる『劇場型』に移行しています。各家庭におからましては、劇場型『振り込め詐欺』に十分注意するようにしてください。 <振り込め詐欺の手口事例> 警察を名乗る者が、旦那さんが妊婦を車で跳ねた、大変なことになったと電話を掛けてくる(まず相手をパニックに落し入れる) ↓ 旦那さんは泣いていて話が出来ない(本人と判別しにくい状況) ↓ 跳ねられた妊婦さんの旦那さんを名乗る者が話してくる(自分にとってははじめての子供、どうしてくれる!と脅す) ↓ 次に保険会社の者を名乗る者にかわり、緊急手術が必要なので至急300万円を振り込むように話してくる(私が解決するので安心して・・・・) 注;個人情報が漏れている場合、本名をフルネームで言って来ます。 ここに気を付けて ・示談金は直ぐに決まらない!損害の確定は色々な損害額の見積もりや治療が完了してからなので、時間が掛かります。 ・保釈金も直ぐには決まらない!警察の捜査→拘留→保釈の手続きには時間が掛かります。 ・警察官は示談の仲介をしません。 ・弁護士や保険会社が事故直後に示談金の振込みを勧めることはありません。 この手の詐欺から身を守る正しい対処方法 ・理由をつけて、一旦電話を切ってください。→冷静さを取り戻すため ・家族や近所の人に相談して見ましょう。→冷静さを取り戻すため ・交番に届けるのも良い方法です。→事故が本当か直ぐに分かります。 ・多額の現金は、複数の金融機関に分散して、一度に沢山のお金を下ろせない様にしとくのも有効です。 また、普段から、家族の皆さんと以下の点について、話し合っておきましょう。 ・保険状況を話し合っておきましょう。自動車事故の場合、保険に入っていれば、保険会社が対応してくれます。 ・借金とかも、正直に話し合いましょう。経済状況を知っていれば、急な電話でも驚きません。 ケース5 悪質訪問販売から身を守る! 病気で自宅で寝ていると、実に色々な人が来ます。中には、役場から紹介された様な口ぶりで、下水の点検に来たというのや、消防署の紹介で来たと消火器の売り込みだったりします。これら点検商法から身を守るには、どうすればいいのでしょうか? この手の悪質訪問販売への正しい対処方法 悪質訪問販売員の話は実に巧妙なのです。 悪質な商法でも契約をしてしまうと、その契約は守らなければなりません。 買うと決めた場合でも、よく話を聞き、納得した上で契約することが肝心です。 訪問販売にあったときは、必ず次のことに注意しましょう。
※悪質業者は、他社と比較されると相場よりずっと高いことがばれてしまうため、その場で「今ならキャンペーン中で安くします」などと言って契約を迫ってきます。点検商法で見せられたビデオも本当にお宅の家のものかどうかは分かりません。本当にそのサービスが必要ならば、その場で契約すること無く、数社から見積もりを取って、納得する業者と契約するのが一番です。 ※契約して書類を受け取った日から8日間はクーリング・オフ制度により無条件で解約できます。詳しくはクーリングオフのコーナーも参照ください。クーリング・オフをする時は、理由を告げる必要がありません。通知書には、契約日や商品名と、「この契約を解除します」という内容が書いてあればよく(記載例参照)、消費者が自分で通知することができます。契約解除の意思表示を証拠の残る郵便局の窓口で「配達記録」か「簡易書留」の方法で出すと共にコピーを残しておきましょう。 ※最も確実な方法は、内容証明郵便で出すことです。内容証明郵便は、3枚1組の内容証明郵便用紙(文房具店で販売しています。細かな規定が有りますから、専用用紙を使用してください)に通知内容を書き、事業者あての封筒とともに書留を扱う郵便本局の窓口に提出します。窓口では、3通の文面の同一性を確認し、1通を事業者に発送し、1通を郵便局で保管し、1通を差出人に返還します。普通の書留に比べ、料金は、割高ですが、 これを保管しておけば、事業者に送った郵便の内容と発信日が郵便局によって証明されるので、出した出さないに争いの余地がありません ※これらの通知を出しても、相手が応じないようなら、ご近所の『国民消費者センター』へご相談ください。 |
ケース6 IT生活護身術 その1 携帯による不当請求 携帯電話の9割近くはインターネットにアクセス出来、手軽に情報サービスを受けられる時代です。しかしながら、身近な携帯電話ゆえに携帯電話をめぐっての不当請求のトラブルが急増しています。 携帯電話による不当請求の手口 携帯電話のメールに、アダルトサイトからの不正迷惑メールが届きます。体外このメールには、アダルトサイトへの誘いが乗っています。しかし、これにわなが仕掛けられています。『美味しい話は、眉唾物』決して、アダルトサイトにアクセスしないでください。 アダルトサイトにアクセスして、このページのどこかをクリックすると、『入会ありがとうございます。あなたの固体識別番号を登録しました。料金は1万5千円です』と表示されます。中には、ご丁寧にもあなたのメールアドレスまで表示するものすらあります。そうなれば、自分の個人情報が相手に漏れ絶対に逃れられない様な気になります。しかし、落ち着いてください。 携帯電話による不当請求への対処方法 1.見知らぬ相手からのメールで、アダルトサイトのアドレスが添付されているものは、危険極まりないので、絶対にアクセスしないでください。 2.相手が行っている『固体識別番号』とは、携帯電話の機種情報で、これは、接続先のサイトが正しく表示できるために、携帯電話の会社と機種名を接続先のサイトに自動伝達しているものです。この情報だけでは、あなた個人情報は、一切相手に伝わる事は有りません。また、携帯電話のメールアドレスが正しく表示されたとしても、自分の携帯電話機の機能を利用して表示しているだけで、相手に知られたわけでは有りません。ですから、あわてる必要はありません。 3.故に、相手の請求のまま、振り込む必要はなのです。 きっかけは、自分のメールに送りつけられる迷惑メールですから、迷惑メールの撃退処置を施すのが一番です。 ケース7 IT生活護身術 その2 フィッシング詐欺 ある日突然、契約しているクレジット会社や実在する有名企業(Yahoo!Japan等)の名前を騙ったからメールが来ます。『※※カード保有者の皆様へ 出来る限り早急にカード情報を確認させていただく必要が有ります。次のカード情報確認ページへのリンクをクリックしてください。http://www・・・・』といった内容です。しかし、冷静に考えれば、毎月の請求書は正しく送られており、銀行口座からの引き出しがなされていれば、カード会社はあなたの情報を正しく把握しております。にもかかわらず、上記の様なメールが送られてくるのは変です。 アクセスしたインターネットのページでは、見慣れたロゴマークまでしっかり付いています。すっかり騙されて、カードNoと暗証番号と住所に氏名まで記入して送信してしまいます。 これは、フィッシングと言う手口で、あなたのカード情報と個人情報を吊り上げて、あなたに成り代わり、カードを利用するという詐欺の手法です。 フィッシング詐欺への対処方法 1.カード会社があなたのカード情報を聞いてくる訳がありません。それは偽メールです。カード会社へ直接問い合わせてください。 ※メールに記載の連絡先は、詐欺グループの電話に繋がりますから、カードの裏の連絡先に電話してください。 2.個人情報を直接聞こうとするメールは最初から疑い、リンク先をクリックせずにメールを消去しましょう。フィッシングに遭わなくてもウイルスに感染する恐れもありあます。 3.最新のセキュリティーソフトを導入しましょう。最新型は、フィッシングメールに対しても有効な機能を持たせたものがあります。
その1 電話アンケート調査 最近、実在する有名企業の名前を使い、「電話アンケート調査」を装って、電話口でお客様のカード情報(カード番号、暗証番号等)を聞き出し、その情報を元にカード悪用しようとする詐欺行為が発生しております。カード情報を聞き出そうとするアンケート調査等、不審な電話を受けられた場合は、カード情報の回答をせず、ご契約しているカード会社へご連絡してください。 その2 海外宝くじ 『おめでとうございます!あなたは500万円の当選権を獲得しました!』といった内容のダイレクトメールにご注意ください!『当選金の獲得申し込みの為…』などと称して申込書にカード番号の記入を求めてきます。しかし実際は、その契約は当選金の申し込み契約ではなく、海外宝くじの定期購入契約と称して毎月の契約料だけが延々と続く仕組みになっていることがほとんどです。「キャンセルしたいが業者と連絡が取れない」「業者がキャンセルに応じてくれない」といったトラブルも報告されています。 また、たとえその契約が詐欺でなかったとしても、国内から海外の宝くじを購入するといった行為自体が法律に抵触します(仲介する行為も犯罪です)。海外宝くじの勧誘にはくれぐれも相手にしない様、ご注意ください! |
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その3 インターネットギャンブル 海外で実施されている「宝くじや馬券、スポーツ勝敗予想」などのギャンブルにインターネットを使用して申し込む場合、本人の気づかないうちに「違法行為」に巻き込まれる可能性のあることが指摘されています。カード会社では、「会員様保護」の観点から「インターネットギャンブル」においてのカード利用を制限しているケースがあります。くれぐれも、利用しないよう注意してください。 ケース9 IT生活護身術 その4 クリックしただけで登録になり料金を請求される不当請求 携帯電話だけでなく、パソコン(PC)でも、ホームページ上の画面をクリックするといきなり『登録しました』表示になるケースが増えています。 PCによる不当請求の手口 (1)メールアドレスに届いた広告メール(いわゆる「迷惑メール」)の文中に「無料」「アダルト画像が見られる」等の誘引があり、メール本文にあるURLをクリックしたところ、当該サイトのトップページとなり、その中の画像や写真をクリックしたら「登録」の表示が出るパターン。 (2)メールアドレスに届いたメールの文中に、「登録料金未納のお知らせ」等、未納料金である旨が書かれている。メール本文にあるURLをクリックすると、いきなり「登録」の表示となるパターン。 (3)ネットサーフィン中、当該サイトのトップページの中の画像や写真をクリックしたら「登録」の表示が出るパターン。 いずれの場合も、登録画面に専門用語がずらっと並び、あたかもあなたの個人情報が、サイト運営業者に筒抜けになった様に装っているが、それぞれの用語を知れば、恐れる足りない。 ・IPアドレス、リモートホスト名および接続プロバイダー IPアドレスとは、インターネットに接続されたコンピューター等のネットワーク機器ごとに割り振られた識別番号のことであり、正式にはInternet Protocol Addressという。IPアドレスは、0から255までの数字を四つ並べて表示されるが、数字の羅列では分かりにくいため、文字列に変換してみやすくしたものをホスト名といい、プロバイダーが、インターネット接続時に消費者に割り振る名前(文字列)をリモートホスト名と呼んでいる。 リモートホスト名を見ることによって、アクセスしてきた人がどのプロバイダーを利用しているかを把握することができるため、IPアドレスが分かっていれば、検索サービスを利用して、ネットワーク名や組織名が分かる。しかし、それ以上の情報を知ることはできない。 サイト運営業者は、アクセスしてきた消費者のIPアドレスとプロバイダーを自動的に表示するソフト等を用いて、これらを画面上に表示させ、あたかも消費者の情報を把握しているかのようにみせかけているものと思われる。 なお、 同一時間帯に同一IPアドレスは存在しないため、インターネット上で犯罪行為を行った場合などは、警察等がIPアドレスを調べプロバイダーに照会することにより犯人の特定も可能である。しかし、この種のサイト運営業者が利用者を特定することはできない。 ・アクセスログ Webサーバの動作を記録したもの。Webサーバの種類によって内容は異なるが、アクセスしてきた人のIPアドレス、アクセスされた日付と時刻、閲覧されたファイル名などを、アクセスごとに記録できる。 ホームページの開設者などが、これらの項目を列挙したデータログを解析するソフトで各項目ごとに集計を行い、アクセス分析に利用することが一般的であるが、これから個人を特定することはできない。 ・PC個人識別コード サイト運営業者が勝手につくり出して脅しているだけであり、このようなものは存在しない。 ・メールアドレス 本件のメールにあったURLには、受け手のメールアドレスが暗号化されて記載されており、アクセスした段階で、サイト運営業者は、どのメールアドレスからアクセスがあったのかを把握できるため、請求画面上にメールアドレスを表示させることができる。 同種事例の中には、アクセスした途端、サイト運営業者から入会したという内容の自動返信メールが送られた、という例もある。 サイト運営業者は、メールアドレスにメールを送っているだけであり、個人の特定をしているわけではない。 ワンクリックによる不当請求への対処方法 これらの請求は、インターネットの仕組みを悪用して、消費者に個人情報を知られているのではないかという不安感を持たせ、支払いをさせようとする手口である。仕組みを理解すれば、サイト運営業者は個人情報の特定はできないことが分かる。 メールアドレスの収集にはいろいろな方法がある。不特定多数に広報しているホームページのメールアドレスだったり、個人のメールアドレスにしても、利用している限り第三者に知られる可能性はある。しかし、請求メールが送り付けられたというだけで過度に不安になる必要はない。 決して連絡先にはアクセスせず、無視しましょう。但し、該当サイトの画面は証拠として保存して置きましょう。、 ケース10 偽造カードの恐怖 (スキミング被害から身を守る) 最近、新聞等で騒がれているスキミングという手口による偽造カードによる被害が発生しています。スキミングとは、タバコサイズのカード情報読取装置などで、クレジットカードの磁気データを盗み取り、他のカード(偽造カード)にコピーして不正使用する手口のことを言います。 クレジットカードの場合は、通常利用している地域以外で一定金額以上を利用すると、本人確認したり、キャッシング出来ない等の対策が採られていますし、紛失の場合は、24時間対応で利用禁止の処置をしてくれます。また、被害を保険でカバーしてくれます。 ところが、銀行のキヤッシュカードの場合、そのATMは、口座情報と暗証番号さえ合えば、見た目で偽造と分かるカードでも現金が下ろせる、恐ろしくセキュリティーの低いものです。しかも、連続数100回の利用でもアラームは出ませんし、通常利用地域以外や金額での利用でも問い合わせすらしません。紛失の場合も営業時間しか対応してくれません。銀行はそんないい加減なセキュリティーにも拘らず過失を一切認めず、被害者は保障を受けられません。 しかも、おかしいのは、口座から元金を引きおろされた人が被害者でなく、ATMで現金を支払った銀行が被害者と言う扱いです。その銀行自体は、実質被害を受けていませんから痛くもかゆくも無い!そんな馬鹿な話はありません! 主な手口
偽造カードの被害から身を守る
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