仏像彫刻展 阿弥陀如来像 癒しの仏像 鬼子母神像 吉祥天像など講師作品
講師作品 | |
阿弥陀如来像 坐像宗家 松田瑞雲京都平等院の阿弥陀如来坐像(平安時代 定朝作 国宝)を参考に彫刻しました。この阿弥陀如来像は仏像の父ともいわれる仏師 定朝の作で現存する唯一の作品とされています。 この作品と似た像に大分 富貴寺阿弥陀如来坐像(重文)があります。お顔は丸く螺髪(らほつ)も小粒で眉は三日月型、切れ長の細い伏し目、そしてなで肩で丸みのあるお体等、定朝様式の優れた作品です。 。 仏像事典 阿弥陀如来像 |
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鬼子母神像微笑仏また、今回アート仏像で仏教の三大天女、吉祥天女、弁財天女、かわいい癒しの鬼子母神天女も出品しました。左画像があそれです。日本では平安時代頃から信仰されていて、子供を抱き、子宝のシンボルでもある柘(ザクロ)榴を右手に持っている絵画や彫刻が作られました。鬼子母神像のように地蔵菩薩にも子安子育て地蔵菩薩という子供を抱いたり連れている仏像彫刻がしられていますが鬼子母神像にならって造られるようになったので、この天女さまは子育ての神さまの元祖ということになります。 |
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吉祥天浄瑠璃寺型仏師 中村瑞隆吉祥天は、功徳天とも呼ばれる。 古代インド以来信仰されていた天部で、母は、鬼子母神(天女形の鬼子母神は訶梨帝母カリテイモといいます)、毘沙門天の妃で、子には善賦師童子がいると言う。 早くから仏教にも取り入れられ一切の福徳や五穀の豊穣など司る女神となった。 数年前、浄瑠璃寺で吉祥天を拝観し、いつか自分の手で模刻したいと思った。 何分にも宝冠、瓔珞、蔽膝など細密な服装のため、難解ながら一部デフォルメしながらオーダーメイド制作した 。 仏像事典 吉祥天像 浄瑠璃寺型吉祥天 |
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薬師三尊仏師 佐々木瑞朝2008年に東京国立博物館の国宝薬師寺展で薬師三尊の日光菩薩・月光菩薩を拝見し一度は彫ってみたいと思っていました、日光・月光といえば神護寺や醍醐寺等々が有りますが、今回私が彫刻したのは松田先生の薬師三尊像と醍醐寺の薬師三尊を参考にしました、日光・月光の寸法が比較的小仏で彫刻をしたので少々彫りずらい面もありましたが資料等を良く見ながら慎重に仏像彫刻をしました。 仏像事典 |
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十一面観音像法華寺型仏師 湯浅 瑞鳳歌人會津八一が「ふじはらの おほき きさきを うっしみに あひみるごとく あかきくちびる」唇の瑞々しい美しさを詠んだ十一面観音は平安時代初期の傑作です。 法華寺十一面観音の魅力は豊かな肉ずきを見せる癒される女性的な美しさに加え、髪や天衣を翻しながら右足を踏み出したお姿。光背は、像の美しさを引き立て、数ある十一面観音像の中でも屈指の名作だと思います。 仏像事典 法華寺型十一面観音像 |
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