仏像彫刻展 不動三尊像 日蓮聖人像 修行大師像 聖観音像など佳作賞
佳作賞 | |
不動三尊像高木 穆作(中級科)不動明王の諸悪を撃退する忿怒形(ふんぬぎょう)の表情・重厚感のあるお姿、脇侍 制吐迦童子の躍動感、いたずらっ子のような表情が表現できると良いなと念じながら彫刻しました。不動明王の三尊像は正面の写真から作図したので不動三尊像のうちでも制吐迦童子は特に難しかった。重心の位置が悪かったかなと思っています。 仏像事典 不動三尊像 |
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佳作賞 | |
日蓮聖人像(中級科)細羽成信 コメント “情熱の人日蓮聖人”の座像は、とっても明るく迫力があり、高僧座像の中では一番彫ってみたいものでした。大きな目、鼻、物言いたげな大きな口、人の大きさを表すその風貌!上手く彫れるかどうか不安でしたので、とにかく仏像彫刻テキストにできるだけ忠実に彫りました。従ってむずかしかったところもやさしかったところもあまり意識なく出来上がったという感じです。 そして、この日蓮聖人像が結構な評価もいただけたのでとても満足しています。ただ、肩から腕・胸にかけての厚みがも少しあったほうが良かった かな、さらに迫力が出たかなという想いは残りました。再度挑戦していきたいと思っています。 仏像事典 日蓮聖人像 |
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佳作賞 | |
修行大師像中級科 田中 忍<コメント> 今回、修行大師像が仏像彫刻展の佳作賞をいただき有り難うございました。修行大師の像がお寺の庭先にたたずんでいるのを気にもしなかったのに、ふと通りかかった折、お寺の境内に入り、しばらくじっと見つめていました。人の人生も仏像彫刻も弘法大師のように、こうして修行の過程を経て大きくなっていくのかなと思い、じっとたたずむお姿に共感を覚え彫ってみました。 仏像事典 修行大師像 |
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佳作賞 | |
聖観音立像中級科 常田明子仏像彫刻教室に通って三年目、初級最後の作品がこの聖観音立像です。人に見て貰うのも勉強のひとつ、と思い勇気を出して彫刻展に初めて出品させて頂きました。特に注意したのは、S字を描く全体のバランスと天衣の軽やかな質感を出す事です。前後に出した足がはっきりせず、スッとした立ち姿になったかどうか少し不安がありましたが、私の聖観音像が賞をいただき、より一層の精進をと励まされた思いです。ありがとうございました。 仏像事典 聖観音像 |
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佳作賞 | |
地蔵菩薩立像初級科 多田納 正紀「38年前、ある日突然彫刻刀を握り、見様見真似の自己流で何体かの彫りものをした記憶があります。それ以来、時間的に少しの余裕が出来た時、極く自然に仏像彫刻の彫刻刀を手にしたいと言う気持ちが湧いてきました。地蔵菩薩像を彫っている時など多くの方が仰る様に、「仏像彫刻」に向かい合うと”無心”になることができます。特に「お顔」となると”無心”であることがとても大切なことのようです。この”無心”という世界では「この前、彫っていたのは3~4年ほど前だったろうか?」と錯覚するほどに時間を超越した気持ちにもなり、いい歳になった今も若い新弟子のように新鮮な気分でいることができるのも楽しみの一つです。一方では長い時間、ある意味で、「人の顔、人の気持ちを観ることに費やしてきた」という経験が、形を超えた所で少しでも活きることがあれば幸いと感じています。」 仏像事典 地蔵菩薩像 |
関連サイト 仏像彫刻ワールド 仏師、瑞雲の東京千葉仏像彫刻教室案内、門下との最近の仏像彫刻展受賞作品展示などあります。 仏像ドットコム 仏師、松田瑞雲の手作り仏像作品を解説販売しています。仏像質問回答、仕上げ方解説、仏像の知識など多彩なサイトです。 東京千葉仏像彫刻教室 東京千葉の仏像彫刻教室は最も大切な基礎(小刀の使い方)に始まり、仏足、仏手、お顔、仏頭、全身像という具合に進みます。地蔵、観音、如来、不動明王像など短期間に彫れようになります。 |
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