仏像彫刻展17回 大元帥明王像 梵天像 帝釈天像 弥勒菩薩坐像など優秀作品
その他作品
大元帥明王像
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明王は不動明王、愛染明王、孔雀明王などが有名ですが、この大元帥明王の迫力には圧倒されました。不動明王と並び、一方の雄として尊崇されているだけあって忿怒相は圧巻、どっしりとした手足の力強さ、手足に巻き付いた蛇の迫力は五大明王の軍荼利明王を彷彿とさせます。造形的には、どっしりした体格、筋肉質の力強い手足、忿怒の表情に留意しました。持ち物も多いので目先が変わって楽しく仏像彫刻を彫ることが出来ました。 仏像事典 大元帥明王像 |
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伝梵天像
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秋篠寺の仏像では伎芸天が有名ですが、この梵天像にも尊厳さを感じました。特にお顔の厳しい表情に迫力があります。また、手の指の優雅な形には魅力があります。造形的には全身がふっくらしています。 正面からの写真だけで彫りましたので自己流ですが、創造性があり創作の楽しさがあります。 仏像事典 梵天像 |
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伝帝釈天像
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この帝釈天像は梵天と同じところに安置されていますが上半身だけの仏像彫刻写真を参考に彫りましたので、下半身の裳の状態がわからず救脱菩薩立像の写真を参考にしました、 造形としては、全体的に梵天像よりほっそりしていて右手先の形状から見て独鈷を持っていたのではないかとの松田先生の指摘があり、そのようにしました。 仏像事典 帝釈天像 |
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弥勒菩薩像
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弥勒菩薩坐像 弥勒菩薩は釈迦滅後56億7千万年後に地上に現れ人々を救うという仏です。半跏思惟像(はんかしゆいぞう)が良く知られているが、快慶作といわれる京都醍醐寺の弥勒菩薩坐像は顔立ち良く、バランスの取れたお姿はすばらしく、本像に魅せられ仏像彫刻に挑戦させていただいた。(叶うことなら繰り上げて早く現世に現れて欲しいですね) 仏像事典 弥勒菩薩坐像 |
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