仏像スポット 久遠寺日蓮聖人
２００９ １０月
| 身延山は甲斐の国、南部六郎波木井実長公の領地でした。幕府を三度いましめて受け入れられなかった身延山 日蓮聖人は文永１１年（１２７４）５月１７日に身延山に入山し、法華経の読経と門弟の教育にあたられました。弘安５年（１２８２）お体を悪くされて東京池上で入滅されるまでの９カ年は身延山から一歩も外へ、お出になられなかったのでした。本堂の地下に宝物殿がありますが、あいにくお休みでした。仏像を見たかったのですが。 |
 |
| １０月１４～１５日に山梨県の名刹、身延山久遠寺に行って来ました。お会式が終わった後なので、足の悪い母を連れて行っても困ることもなくゆっくり参詣出来ました。新築の本堂前にての写真。私 |
 |
| 祖師堂です。「いずくにて死に候とも、墓をば身延の沢にせさせ候べく候」と日蓮聖人がご遺言された身延は空気が澄み切っていて、とても気持ち良かったです。この祖師堂には沢田政廣作の有名な仏像である日蓮聖人像がご本尊に祀ってあるのでお開帳してもらいご祈願を受けました。日蓮聖人像の写真を撮れなかったので残念ですね。鬼子母神像で有名な中山法華経寺にある経巻を広げたお姿を手本に私が造っています日蓮聖人像に似てご老齢のお姿です。 この後、左上部写真の山頂にある身延山 奥之院思親閣にロープウエーで参詣しました。 |