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僕がPEUGEOTを買った理由(わけ)

 

 憧れ その1

   

 306の前に乗っていた車はローバー220GTi、この車を買うときに一番欲しかった車は205だった。格好良さの他に、いまでも大好きな作家鷺沢萠さんの作品「スタイリッシュ・キッズ」、自分はこの作品が大好きだった。この中で、主人公の久志が乗っているのが、兄のお下がりの”ねずみ色のプジョー”。自分はこのプジョーが205であると勝手に想像している。そんなこともあって自分の中で一番かっこいい車は、205だったのだ。しかし、予算の都合もあって、結局205は自分の愛車にはならなかった。これがプジョーへの憧れの第一歩だった。

   
         

 憧れ その2

   
   その瞬間は306がデビューしてまもなく、当時の愛車220GTiで首都高を千葉方面に向かっている途中だった。そろそろ右手にディズニーランドも見えるかという辺り、あまり目にしない車が追い越していった。その後、車は自分の前に。「あ、次はこの車に乗りたい」後姿に一目惚れした車、それが306(当時はN3)だったのだ。そんな僕の浮気心を分かりつつ走る220GTiとは、その後とても悲しい別れをしなければならないのだった。
         
 惜別    
 1997年ももう暮れるという頃のある日。仕事を終えて深夜に帰宅する途中のことであった。交差点で停止していた220GTiは、信号が青に変わり前進を始めた。。。。つもりであったが前にすすまない。ギヤ抜けかと思ったが、シフトを入れなおしてもやはり前に進まない、エンジンは空回り。その日は結局JAFのお世話になり220は修理工場へ、診断結果は前輪のドライブシャフトが抜けて戻らないとのこと。修理のためにはディファレンシャルまで交換とのことなので、財布と相談して新たな車に買い換えることを決断。思ってもみなかった別れが訪れることとなるのであった。
 
         
 こうしてPEUGEOT306S16のオーナーとなるのであった。
         

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