【お彼岸】
み仏に 供養を捧げ 功徳つみ 罪を滅す 春のお彼岸
『大元聖人 御遺詠』より
私達のご先祖様は「春分の日、秋分の日」を中心とした一週間を善行を致し俗欲を離れ、仏の教えに素直に耳を傾け、真の心の平安を持てるよう精進するという日として設け、それをお彼岸という行事に残されました。このお彼岸の風習は日本のみにある仏教行事です。
「彼岸」とは彼(か)の岸、つまり向こう岸のこと、仏さまの御教えに導かれて安らかな生活を送ることの出来る世界を言い、それに対して此方側の岸「此岸(しがん)」は迷いと苦しみに満ちた私達の生きている世界をいいます。
彼岸に到る善行は六波羅蜜を修行することです。法華経には「いまだ六波羅蜜を修行することを得ずと雖も六波羅蜜自然(じねん)に在前せん」とあります。六波羅蜜とは一、布施(つくす)・二、持戒(まもる)・三、忍辱(たえる)・四、精進(がんばる)・五、禅定(たもつ)・六、智慧(きわめる)を言います。
日蓮聖人は「南無妙法蓮華経」と唱えることによって六波羅蜜の行ができると教えてくださいました。私達は御題目を唱えて善行を実践し、功徳をつみましょう。
今月の暦
平成30年3月(弥生:やよい)
【「いのちに合掌供養会」厳修の御報告】
2月18日、「いのちに合掌供養会」が参席された方々と共に厳修されました。「日常食する生類」「縁のある
動物たち」に手を合わせ、日々口にする食物の大切さを改めて感じました。
当日ご参席いただけなかった方には御供養の品等を送付致しましたので御受納下さい。
4月7日 花祭り 4月29日 護持会・涌唱会総会
3月03日 雛祭り
3月06日 啓蟄
3月11日 東日本大震災の日
3月18日 彼岸入り
3月21日 春分の日・彼岸中日
3月24日 彼岸明け
3月01日(木)祈願日
3月08日(木)唱題日
3月11日(日)学習会・大黒天・祈祷修行日・役員会
3月16日(金)供養日
今月の行事
【涌唱会第四十四回発会記念式のお知らせ】
来月4月29日(日)は「涌唱会第四十四回発会記念法要」を行います。あわせて総会も行われますので、会
員の皆様には是非出席下さいますよう、お願い申し上げます。