オダマキ 苧環 95.2.18

花の姿、色、葉が見事な花

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オダマキ Columbine

独特の花形をしたキンポウゲ科の多年草。花弁からつきでて袋状になった距(きょ)という部分があるのが特徴である。北半球の温帯にひろく分布し、さまざまな色のものがある。

北アメリカ産の種もヨーロッパ産の種も、また多くの園芸品種も、花壇で栽培される。北アメリカでふつうにみられるカナダオダマキは真紅からピンクの花をつけ、カナダのノバ・スコシア半島からテキサス州にかけて自生する。ロッキーオダマキまたはコロラドオダマキは青い花をつける。

日本で古くから庭に植えられているオダマキは、野生種のミヤマオダマキから改良されたものと考えられる。ミヤマオダマキは本州中部地方以北の高山帯と北海道に自生し、高さ10〜20cm。6〜8月に鮮やかな青紫色の花を横向きまたは下向きにひらく。
また、日本各地の山地でみられるヤマオダマキは紫褐色のがくとクリーム色の花をつける。高さ30〜50cm。

分類:キンポウゲ科オダマキ属。カナダオダマキの学名はAquilegia canadensis。
ロッキーオダマキまたはコロラドオダマキはA.caerulea。日本のオダマキはA.flabellata。

Microsoft(R) Encarta(R) 97 Encyclopedia.

オダマキの写真植物園へようこそ!より
 “苧環(おだまき)”は,紡いだ麻糸を丸く巻いたもので,花の形がそれに似ているから。(引用)
  花弁からつきでて袋状になった距(きょ)という部分がわかる
オダマキの写真Ohno's HomePage (Wild Flower & PC)より