ケイトウ(鶏頭) Cockscomb
赤、紫、白あるいは黄色の美しい花房を観賞するために栽培される、ヒユ科の一年生植物の総称。
約40種が世界の熱帯地域に自生しており、ふつう高さ30〜90cmになる。この植物の英名cockscombは、多くの種がつけるあつい鱗片状(りんぺんじょう)またはビロード状の穂状花(すいじょうか)が、雄鶏のとさか(comb)に似ているためで、漢字の鶏頭と同意である。
日本でよく栽培されている品種群としては、花序がニワトリのとさかのように扁平になったトサカケイトウ、その花序が丸みをもつクルメケイトウ、花序が細かく分岐したウモウゲイトウ(フサケイトウ)、花序が円錐形のヤリゲイトウ、玉咲きのタマゲイトウなどがある。
Microsoft(R) Encarta(R) 97 Encyclopedia. より
|