縦横無尽に蛇行しまくる小さな川は、大雨毎に氾濫を繰り返した。
それ故暴れ川の異名を持つこととなる「境川」。
現在は河川工事により一直線に淀んで、夢もキボーもない
末期症状の川になってます。
地形図を見ると判ります。
昔の境川のイキイキとした姿が
境界線や道路によって残されています。
では、その在りし日の境川の姿は残っているのでしょうか。
日曜日の午前中にちょっと探してみました。
1.スタートはヨドバシカメラ前。

ここから川沿いの道を下っていきます。
朝の9時頃なので
アヤシイ人に腕を組まれることもなく(?)
安心して歩けます。

2.デンジャラスゾーン(?)一帯はもう昔の面影はなく、無機質な河川工事の跡がまっすぐ続きます。(photo:谷口橋から鹿島橋を望む)

3.横断歩道から画面右の相模原市側には昔の面影はありませんが、右手住宅地へ入っていくと結構面白いものが見ることができます。
(photo:境橋から下流を望む)

4.古い家がなくなって公団住宅が建っても、ほら、不思議ですね〜。ぐにゃぐにゃ道は旧境川を埋め立てた跡でしょう。道(川)をはさんで別々に土地開発が行われたので、一般住宅と公団の境界線がこうも複雑に入り組んだのでしょうか・・・。この道は下流の上鶴間橋までこの状態です。
(photo:町田天満宮裏・銭湯のある付近)

5.画面水平に見えるのは境川沿いのサイクリングロード。その脇に怪しげな取水口のような堀。これこそが旧境川です。畑仕事をしているオジサンに聞いて確認済み。蛇行している中を一直線に河川工事がなされて、胴体を切られた状態で取り残されています。(photo:都営住宅の敷地内から撮影)

6・7.カートレースをしたら最高のコースになるでしょう。見事な蛇行具合が残ってます。
でもやはり河川工事が行われていますね。それほど古くはない?(photo:2点共都営住宅の敷地内から撮影)
次のページは、今も残っている河川整備前の境川支流エリアです。
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