短編CGアニメーション

「月 光 機 械」

 

 

はじめに

今年度の課題として制作をはじめたフルデジタルの短編アニメーションです。実写のようなリアルな質感とアニメーションの持つファンタジックな味わいの融合を目指して制作しています。

2003年の春に企画書を書き、夏までに絵コンテを上げたのはよかったのですが、作者(管理人)の精神的不健康(藁 により予定していた作業が遅々として進まず、ついに本年度課題の締め切りには間に合わず、引き続いて来年度の卒業制作として制作する事が決定しました。

ここで紹介する企画書・絵コンテは決定稿ですが、ダイジェスト版に関しては今出来ることしかやってない(あたりまえだ)ので絵コンテからはずいぶんと違いますが、本編の空気のようなものは出せたと思っています。2004年はこの作品を中心に制作をしていきますので気長にお待ちください。

 

 

企画書

本作品の企画書です。映像表現的な側面と、物語的な側面の両方から切り込んでいます。

 

 

絵コンテ

企画書の「物語」の部分を元に描いた絵コンテです。今回は実写素材とCGがごちゃ混ぜになるので、カットごとに採用する手法をメモしています。最終的には115カットになりました。アップしているのは抜粋です。

 

 

イメージボード

絵コンテを描く前に、物語全体の「色」を理解するために、小説の挿絵の要領でイメージ画を書きます。この段階で大まかなセットの構成やライティングの問題を想定しておきますが、具体的なカットとしては使いません。あくまで参考程度。

 

 

作業画面

本作品は3DCGと2Dの画面効果によって作られています。

使用ソフトは以下の通りです。定番だなあ…

Light Wave 6.5

After Effects 5.0

Photoshop 6.0

 

 

「月光機械・ダイジェスト版」映像

今回最終的に制作したのがこの一分間のパイロットです。

実写背景にCGキャラクタの合成をしてみたり、エフェクトをかけて画面全体を馴染ませる実験が盛り込まれています。ほとんど失敗ですが(

 

 

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