またまた気の遠くなるような事を始めてしまいました。(苦笑)
初めて作るスケール機なのに何も形状複雑なホーネットにしなくても・・・(^^ゞ
注)途中断念の場合は、ご了承のほど・・・(^^;
先ず資料集めです。精密図面を購入しようかとも考えましたが、それでは詰まらないので、1/72プラモを購入しました。如何するか?って、ノギスで測り平面図を書き出します。(暇人) その際、計った数値を3倍して、1/24スケールにします。
仕事でCADを使っているので、家では手書きです。手書きの原寸図の方が見た目の感覚が掴み易いのとCADを家でまで使いたくないというのも理由の一つでしたが、けっきょく途中から使うことになります。流石にベジェ曲線を雲形定規で描くのは辛いです(苦笑)
次に発砲スチロールを正確な直角が出るように切出し元材を作ります。この辺は、ハンドランチG製作で手慣れた作業です。その次に平面図を元に厚紙へ側面と上面の形を書き取り2枚づつ切取ります。それを元材の両側へ両面テープで貼り付けて定規として、電熱線カッターで切ります。
さてここからサンドペーパーで曲面を削り出すのですが、単に目測で削るのは、少々辛いものがありますので、はて?如何したものか・・・ 考えた末にあみ出した工法(大げさ)は、これです!!
胴体の程よいポイントを決めて、その断面形状をCADで描きます。次いでOHPシートへ印刷し切貫き これをテンプレートとしてあてがいながらサンディングします。ここでミソなのは、形状を描くライン幅を2mmにして、その内側を切り貫きます。その理由は、後ほど・・・
こうして作ったものをオス型とします。

オス型へ1oバルサとカーボン板の補強材を貼ります。

t1oのスチレンペーパーを貼ります。
先程、オス型を1o小さく作った理由は、これです。
1o厚のSペーパーを貼ります! その厚さ分を小さくオス型を作り、貼った後が正常なサイズにする為です。人間の視覚って結構するどいので、このぐらい気を遣わなければ・・・(苦笑)

このSペーパー貼りの作業が難儀で・・・ 実機の鉄板の継目に合わせるようにSペーパーを切り出し少しづつ貼っていくのですが、曲面へ直線を出す為には、微妙な曲線で切り出さなければならないのです(^^;

貼り終えて糊が完全に乾いたら 二つに割ってオス型の発泡Sをくり貫きますが、実際、むしり取るって感じです。子供の頃に発泡Sをブロック塀でガリガリ削って、雪だ!って、静電気で服に付いて、親に叱られた・・・ まさに家の中があの状態です(苦笑)
カンザシ
これもまた頭を悩ませた一つです。通常 板状のカンザシは、その意味合いからして、翼に対して垂直に入れますが、この機体の場合、それが出来ません。何故かと言えば、カンザシが丁度ダクトの前面を塞ぐ様に位置してしまうからです。水平向きにして、如何にかその役割を果す強度を出せないものか???
そこであみ出した工法第2弾(大げさ) バルサ板にカーボンシートを縦方向に何本か挟み込む方法です。これにより板状にも拘わらず縦横どちらの方向にも強いカンザシの完成です。更に流線型に削ることで空気抵抗も減らします。ちなみにここで使用したカーボン板は、リブキャップ用として売られている極薄のものです。


写真を撮る前に貼り合せてしまいました(^^; 翼下面のSペーパーへ翼元と翼端のリブを貼り、バルサ+カーボンのスパーも貼ります。その後、翼上面を貼ります。
垂直尾翼も同じ工法です。水平尾翼は、バルサで作る予定です。
そんなこんなで如何にか下写真の状態までこぎ着けました。

つづく


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