| さぁー釣りです！ 昼過ぎに早々と温泉へ入った後、画像のような林道を１時間も疾走し山中へ分け入ります。落ちたら間違いなく死ぬなって思う所にもガードレールが無いです。（＾＾； やっと到着。早速、クラクションを盛大に鳴らし、更に出掛けに購入した爆竹を鳴らしまくります。景気付けかぁ？（笑） 違います。熊に私が来たことを知らせる為です。おそらく数キロ圏内に熊が何十頭？ 人間は私ひとりだけ（＾＾； 野営の準備をしてと言ってもランタンにガソリンを入れるだけです。夕まづめには、ちょっと早いですが、晩の酒の肴をちょいと釣りに竿を出します。見渡せる範囲で数匹が釣れます。今晩は、さしみ！と決めていたので、大物を狙い、狙い通りに９寸サイズが竿を絞り込みます。やめられませぇ～ん！（＾＾） 魚をさばいて、ビールから日本酒へ移行するまで、氷で冷やして置きます。かなり見栄えが悪いですが、味は最高！ |
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| 翌朝４時ごろ起きて出動準備を整えて出陣です。 この後、今回最大の事件が起きようとは・・・ 今年も快調に次から次へと良型を釣りつつ先へ進みます。程なくして、好いロケーションのポイントへ差し掛かったので、毛鉤を新品へ交換しようとザックを下ろして石に腰掛けている時です。ガサガサと藪を漕ぐ音が近付いて来ます。その音と雰囲気からして鹿や猿ではない！（＾＾； どう考えても人が来る方向ではないし、人自体が居る訳もなく・・・ じゃじゃ～ん 熊 参上！ とばかりに体長１ｍ程、動物園で見るのとは比べ物にならない綺麗な色艶の良い黒光りした毛並みの奴が登場です!! ヤバァ～ その直前に爆竹を鳴らすのを面倒くさがったのが運の尽き（＾＾； 一瞬カメラ！と思いましたが、そんな余裕のある距離ではないです。バッタリという一番危険なスチエーションでの遭遇です。そうこうしているうちに既に３～４ｍの至近距離まで近付いています。熊は、近視らしいので、未だ私の存在に気付いてくれません！無風だったので、匂いも感じなかったのでしょう!? 脅かさないように咳払いや舌打ち鳴らしをしても渓流の音にかき消されて聞こえない様子です。 もう限界！ 逃げよ～ 防御と攻撃に使えるザックへ手を掛け立ち上った瞬間、ザックに吊るした熊避けの鈴がけたたましく鳴り響き、やっと熊が私の存在に気付きます。ワァ！と思いましたが、熊は慌てて斜面を駆け登って逃げて行きました。ホッとしましたが、感動と恐怖と興奮で足が振るえました。大物が掛かった時にも興奮して足が震えますが、久々です。 おとなしい熊？で良かったです。東京から来た釣り人、熊に襲われる！なんて新聞に載るところでした。（＾＾；今まで遇わなかったのが、不思議なぐらいだと思っていましたので、今年こそ遇いそう!?と変な期待と予感があったのですが・・・ こうしてＨＰのネタにすることが出来て幸いです。(^^ゞ 尚一層 注意しなければ！ その後、懲りずに釣り続けます。ふつう退き帰すよねぇ!? また帰りにこの場を通らなければならない訳だし・・・ しかしながらザックに吊るした熊避けの鈴へ左手を伸ばしてまるでバイブレーターのごとく鳴らしながら 右手で竿を出すという滑稽な姿で釣り続けました。（苦笑） この日に釣れた岩魚の大物６匹は、さばいてから味噌に漬け込んで、おみやげにしました。腐らないはずですが、本当なのか？ 自分では食べてないですが、苦情が来ないから大丈夫なのでしょう!?（＾＾； 下中央の写真の手前の石に私が腰掛けていて、奥の苔むした石の向う側まで、熊が近付きました。 下右は、キツツキが木を突く音です。意外と至近距離で聞く機会は多いですが、その姿がなかなか見つけられないです。 |
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 入渓点 |
 遭遇場所 |
  キツツキをクリック！ |
そのあと下界へ降りて、森吉町へ移動します。八幡平を秋田側から一望できるビューポイントがあるので、撮影とその景色を眺めながら野営するのが目的です。先ず国民宿舎の森吉山荘（下左写真）で温泉へ入ります。ほぼ貸切り状態で私の他におじさん一人です。何気に話が始まってビックリ！なんと八王子の人でした（＾＾）不思議な縁を感じますが・・・ 朝に熊・・・ そんな日は、偶然、偶然、偶然・・・ そんな日ってありますよねぇ!? 嫌な予感・・・ |
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 八幡平 クリックすると大きくなります。
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 八幡平 夕景 |
 １８０°動画 |
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この辺りも過去に何泊かした場所ですが、撮影と寝床のポイントを上右写真の場所に決めて準備に掛かります。星がちらほら見えはじめたころ、何やら飛行物体が・・・？？？ 人工衛星なら何度か見たことがあるので、そうかな？って思っていた次の瞬間、なんとジグザグに動き始めます！（＾＾； えぇ～ って感じで慌ててデジカメの動画モードで撮影を試みますが、巧く写りません！ そうだと思い返して、三脚に据えた一眼レフで撮影したものの時すでに遅しで、だいぶ遠ざかった時点でしたので、右写真が何とか撮れただけです。(^^ゞ くやしいぃ～ 信じて貰えますかぁ？ 酔っぱらってたのかなぁ？ にわかに信じ難い光景だったので、夢だったのか？って感じです。
そんなこんなしていると今度は又、藪を漕ぐ音が近付いて来ます！ まさしく朝と同じ音です。（＾＾； クマさぁ～んって呼び掛けてみましたが、駄目です。どんどん近付いて来ます。けっこうビビっている私(^^ゞ 車のクラクションを鳴らすと立ち止りましたが、まだゴソゴソやってます。今度は、爆竹を鳴らします。すると慌てて遠ざかるガサゴソという音がしたので一安心ですが、カメラのファインダーを覗くと周囲が見えないので、気が気でないです。でも、写真が撮りたい・・・で車の中に三脚を立てて撮影を続行しました。（苦笑）
さすがにここでは、野営する気になれなかったので、撤退して、山を降りて今夜の寝床を探しますが、森吉ダム建設の夜間工事もあって、良い場所が見つからない・・・ 腹へったぁ～ 疲れたぁ～ そんな中で懲りずに撮影したのがなかなかの出来でして、題して“火星”ってそのままですが、ご覧あれ！
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 UFO??? |
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