佐渡と新潟の間に架けられた世界で一番巨大な橋。　その中央にそびえる名前がつけられる事のなかった人工島――不況によって放置されたその島は不法滞在者やチンピラが住む九龍城さながらの無法都市と化していた。
その島を訪れた二人の男。　一人は気弱で大人しく、もう一人は危険な匂いをまき散らす。
社会から隔絶された無法都市で全く違う道を歩む二人。
だがその姿は、鏡に映る己を吠える犬のようでもあった――。

（以上、電撃の図書館のあらすじより引用）

ネタバレ解説

バッカーノシリーズ以外の、初めての作品です。

雰囲気や手法を色々変えたりしていますが、根本的なところはあまり変わっていないような気がします。

某撲殺天使のラジオドラマがやっていたりしますが、許可を下さったおかゆさんありがとうございます。

ぶっちゃけ、取材に行くまで一行も書いておらず、取材で日帰り佐渡旅行に行ってから〆切まで１０日ちょいという地獄スケジュールでしたが何とかなりました。

取材の時に空を見上げたら、鳶がものすごく優雅に舞っていて、それが心に焼きついたのでああいったラストになりました。

心も何も、インスタントカメラひとつだけで取材に向かいましたから心以外に焼き付ける暇が。

反省して、このバウワウの印税でデジタルビデオカメラを買いました。

・ダブルベレッタ……作中作のオリジナル映画ですｗ

　中村恵里加さん、どうもすみませんでした！

詳しいストーリーは後日。

・エクスターミネーター６……同じく作中作です。高橋弥七郎さん、どうもすみませんでした！　

詳しいストーリーは後日。

やはり最初の予定とはだいぶ変わりまして……

最初の構想では、戌井と狗木は最後、スナイパーライフルとロケットランチャーで打ち合う予定でした。

……おそらく初期構想の時、私は体の具合でも悪かったのでしょう。

キャラについて

・戌井……最初は犬神という名前だったのですが、電撃文庫には『いぬかみっ！』という作品があるからという理由で戌井という苗字になりました。……。

・狗木……どういうわけか渡瀬さんと藤原さんの二人の間で犬人気。ＭＥＷＭＥＷの発売が決まった時も、お二人はしきりに「狗木は！！　狗木はどのぐらい出るんですか！」と血走った目で迫ってきて怖かったです。

・夕海……ロリっ娘。ヤスダさんのページのアラスジですっかり有名になってしまいました。この子はヤスダさんのお気に入りで、上の狗木と同じような展開になりました。ふひー。

・竹さん……彼の作るトンコツラーメンは低カロリーで栄養豊富。そして彼のラーメン屋の隣には……

九龍城さながらの無法都市と化した人工島。
　その島に捨てられた子供たちは“鼠”だった。地下に棲み、暗い路地を走り、あらゆる物を喰い荒らし――そして、この島から逃げたがっていた。まるで、レミングのように――。
　その島で育った少女は“猫”だった。可愛らしく、しなやかで、全てを切り裂く“爪”を持っていて――そして、この島を護り続けていた。まるで、ハウスキャットのように――。
　彼らはいずれ巡り会う、何しろ“猫と鼠”なのだから……。

（以上、電撃のメルマガのあらすじより引用）

ネタバレ解説

工事中

衝撃の越佐大橋シリーズ完結編、いよいよスタート！

「ヤア、諸君。コノイカレタ島ニマタ眼ヲ向ケテクレタ事、感謝スルヨ。今日ノ話ハ実ニ単純ナ話サ。男ト女。ボーイミーツガール！ 物語ノ基本ダロウ？ 殺人鬼デアル少年ト出会ッタノハ、自称名探偵ノ不思議ナ少女。ソンナ２人ノ滑稽ナダンス。ソレガ今回ノ物語サ。単純ダロウ？…… 彼ラハ一体、誰ノ掌ノ上デ踊ルンダロウネエ？ 西ノ魔女カ？ 東ノ暇人カ？ 島ニ帰ッテキテシマッタ、２匹ノ犬カ？ 自警団ノ番犬カ？ 護衛部隊ノ雌猫カ？ ソレトモ、コノ 【バネ足ジョップリン】カ…… アルイハ、君ノ掌ノ上カモ知レナイネエ。コノ島ニ来タ者ハ―― 誰ニデモ、他者ヲ踊ラセル権利ガアルノダカラネエ……」

西地区と東地区の若者が対立する―― 奇妙な “島”。
そこで、島最悪の殺人鬼と噂される少年と、自称・名探偵のシャーロットが出会うとき、世界でもっとも残酷で美しいゲームが幕を開ける！

（以上、電撃のメルマガのあらすじより引用）

ネタバレ解説

工事中