『硬歯無双! ガンジョーズ』(こうはむそう がんじょーず)はジュネプレックスキャニオン制作の日本のSF(すこしふしぎ)ロボットアニメである。
200×年×月よりテレビ大王系列で放送された。
そして、続編となる劇場版『硬刃無双! GUN=JAWS』が制作され、2009年4月31日より、マクダネルピクチャーズ系列で公開される。
メカデザインに著名なアメコミ作家であるクリフォード・ウォーケンを起用しており、海外でも一定の評価を得ている。現在、実写化の権利をマクダネルカンパニーが購入。日本アニメの実写化という事で不安の声もあったが、日本オタクのジョン・ドロックス監督がメガホンを取るという事で期待の声もわずかに上がっている状態である。
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作品概要
本作は、無数に存在する平行世界を渡りながら逃亡を続ける巨大ロボに乗った男女と、それにたまたま巻き込まれてしまった一人の傾奇者の物語である。主人公であるカズサは、500年以上前の(平行世界の)日本に住む青年であり、山で猟をしている最中に、何者かの攻撃を受けて墜落した巨大ロボットを目撃する。その乗組員であったササメとクロース(黒臼)を助けた事から、彼は無数の平行世界を巻き込んだ災渦の中心へと巻き込まれていく事になる。
巨大ロボットをギミックに使った作品であり、多くの機体が登場するものの、主人公のカズサだけは最後までそれらに搭乗する事はなく、最後まで生身で戦い続けるのが本作品の特徴。
カズサの正体は、ササメなどの台詞から間違いなくとある有名な武将なのだが、結婚する筈の相手がその武将の弟に嫁いでいたり、現実とは異なる歴史を歩んでいる平行世界のようだ。
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登場人物・登場機体
→『硬歯無双! ガンジョーズの登場人物・登場機体』の項へ
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用語解説
・『漁屍』
無数に平行世界が存在する中、とある地球が一つの技術を開発した。
平行世界同士の壁を破り、移動する技術である。
彼らは無限に存在する平行世界の中から、『どの世界に移動するか』に関しては正確に飛べるものの、その世界の中の『時間』と『空間』に関しては曖昧な状態である。
彼らはランダムに他の世界へと飛び、自分達の世界には存在しない科学技術や文化、時には人材や資源すらも収集し始めた。
当然、そんな事をすれば他の世界は崩壊していくのだが――それでも彼らはその所行を止めようとはしなかった。自分達の世界が滅びぬように、無限に広がる平行世界の海に目分量で釣り糸を垂らし、時には投網を投げるように様々な物を引き上げる。
その世界に済む一人は、自分達の事を皮肉混じりにこう呼んだ。
胃袋の底を知らず、海への敬意と畏怖を忘れた漁師の群。それはもはや漁師ですらなく、なにかおぞましい怪物――『漁屍』にすぎないと。
・『銃鮫』
何かから逃亡を続ける、一組の男女の別称。
度重なる平行世界の移動により心が壊れたのか、もう二人とも何から逃げているのか、何故逃げているのかも忘れてしまっている。ただ、実際に敵に追われているのは確かであり、襲われる度に平行世界同士の狭間から、自分達の別称と同じ『銃鮫(ガンジョーズ)』と呼ばれる人型搭乗兵器を呼び出して撃退している。
彼らの逃亡ルートは、漁屍達と同じく『世界同士の座標は正確だが、時間と場所は指定できない』という非常にギャンブル要素の強いものとなっている。
※文車様からの御言葉
『以下の用語解説はネタバレが多かった為に食べさせて頂きました。御馳走様』
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主なスタッフ
監督:霧野宮ターキー
脚本:牛頭村剛史
音楽:くるま道敏
キャラクターデザイン:ボロ=S4
メカデザイン:クリフォード・ウォーケン
主題歌:光岡ノブヒロ『銃鮫』
挿入歌:聖辺ルリ『リテイカー』
制作:ジュネプレックスキャニオン/電劇堂/ジャックランタン・ジャパン/銃鮫支援委員会『キリングジョーズ』
劇場版配給:マクダネルピクチャーズ
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関連サイト
『硬刃無双ガンジョーズ!』オフィシャルサイト