原作者:泥沼ぺい太氏
ロングインタビュー
――本日は、硬歯無双ガンジョーズの劇場版、『硬刃無双GUN=JAWS』の原作者である泥沼ぺい太さんにお話を伺いたいと思います。
泥沼『どうも』
――早速ですが、このガンジョーズが劇場版となったきっかけを教えて下さい。
泥沼『すでに皆さんも御存知の通り、このガンジョーズシリーズは、たまたま私がアメリカのロトくじで120億円を当てた事により、好き勝手にアニメを作ろうという企画でスタートしたものです』
――自費で作っている分、かなり好き勝手やっていましたね。
泥沼『ええ、それでもテレビ局の規制でだいぶ色々ありましたけどね。テレビ大王はタバコもパンチラも血もOKなんですが、ロボットにカバディをさせては駄目という変な規制がありました。それでまあ、お金がまだ余ってたのと、以外とDVDが売れてしまったので劇場版も作っちゃえと』
――少しは自重しようとか思わなかったんですか?
泥沼『欠片も』
――自重しろよクズが。
泥沼『ええッ!?』
――今のは冗談です。
泥沼『ならよし』
――映画化にあたり、タイトルの一部が『硬歯無双』から『硬刃無双』に変わりましたね。
泥沼『テレビシリーズでのテーマは「食い千切れ」でしたが、劇場版は歯が刃に進化したというノリを見せようと思ったんです。ガンジョーズをGUN=JAWSにしたのは、なんかアルファベットにするとかっこよさそうだったからです。監督達には反対されましたが原作者件スポンサー権限で押し通しましたよハハハ』
――なるほど。ウケ狙いでダサくしたわけじゃなく、真性なんですね。
泥沼『いやあ、お恥ずかしい』
――褒めてませんよ。
泥沼『解っています。ドMなんです』
――自重しろよクズが。
泥沼『えええッ!?』
――今のは本音です。
泥沼『ならよし』
――話を戻します。HPの斬新な作りが話題になりましたね。まさか作品紹介や登場人物紹介のリンクをクリックしたら、視聴者が作ったインターネット百科事典の項目に飛ぶとは思いませんでした。
泥沼『いやあ、私がHPも担当するって自分で言い出したんですけどね、なんかもう作るのが面倒臭くなっちゃって。視聴者の人達が作るインターネットの百科事典の書き込みって情報量凄いじゃないですか。で、これは利用せざるをえないと……』
――HPにキャラクターの画像などが一切無いのも凄いですよね。
泥沼『いや、キャラデザのボロ=S4さんがネット嫌いで……。HPに自分のキャラクターを載せたら魂が抜かれると本気で思っているんですよ。以前自分の作品を載せたら、勝手にそれをプリントアウトして商品化してアラブで売った人がいて、数億円儲けて逃げたって事件があったので、それをいまだに引きずってるんじゃないですかね。犯人はその資金を元に悪の武器商社を立ち上げて海賊達を指揮しているという噂もありますから、その責任を感じているんでしょう。海賊の船に彼のデザインしたキャラクターが描かれてるらしいですからね。ハハハ』
――それをハハハと笑いながら語る泥沼さんは本当に人間のクズですね。
泥沼『照れるなあ』
――監督の霧野宮さんがさっきから包丁を手にあなたの事を睨んでいますが。
泥沼『ひッ!? す、すいません。彼は硬派なヤンデレなので、なんか私がこういう場で巫山戯た発言すると怒るんですよ。作品を原作者自身が汚すなとかなんとか。っていうか、ポスターに私の名前が入ってないんですがこれは彼らなりの復讐なんでしょうか』
――実に正しい判断だと思います。というか、アニメスタッフの評判までおちるのでいいかげんにしておいた方がいいですよ。ところで、ロボットアニメなのに、そのロボットすらHPにありませんね。
泥沼『デザインをアメコミ作家のクリフォード・ウォーケン氏にお願いしたのですが、なんか権利とか色々面倒臭くて……。まあテレビで沢山映ってるんだし、わざわざHPに載せなくても大丈夫かなって』
――もういいです。それにしても、ガンジョーズは……巨大ロボットものなのに、肝心の主人公が一切ロボットに乗らずに生身で戦い続けるとは変わったスタイルですよね。しかも巨大ロボより強い。そこの所はどうなのでしょう、霧野宮監督。
泥沼『あれ? これって私へのインタビューじゃ……』
霧野宮『そこはキャラクターのイメージを優先させたといいますか、やはり主人公の設定が歴史上のあの人物である以上――――――――――――――』
※ここから先のちゃんとしたインタビューは、4月31日発売の劇場版パンフレットにて公開です!