ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー

シリーズスタッフ
原作/柏葉幸子・荒木慎司(小学館「おひさま」連載)
シリーズディレクター/貝沢幸男 シリーズ構成/小中千昭
キャラクターデザイン/伊藤郁子 美術デザイン/鹿野良行
音楽/小坂明子

キャスト
ぽぷり/小西寛子 ふきこ/松島みのり ニボシ・なつみ/矢島晶子 ぽぷりのママ/熊谷ニーナ のんすけ/永野 愛

15分・一話完結・TV朝日系・毎週土曜日午後6時半〜
(『アニメ週刊DX!みぃファぷー』内で放映)


ストーリーガイド (Last Update 1999/03/08:Complete)

#1「まじょのくすりやさん」(98/02/14)
脚本/小中千昭 演出/貝沢幸男 作監/伊藤郁子
原画/オクノメグミ 須賀重行 伊藤郁子
にこにこ銀座という商店街に引っ越してきた小学生の女の子・ぽぷりは、そこにある不思議な薬局「ファンファンファーマシィー」の女主人・ふきこと知り合う。彼女はなんと魔法使いで、ぽぷりを空中浮遊させてくれた。そして魔法のことは二人だけの秘密にすることになった。[放映01・脚本01]

#2「まほうのこびん」(98/02/21)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/爲我井克美
原画/香川 久 吉田正保 片岡英之 石井久志 爲我井克美

ぽぷりはふきこから、魔法を産み出す小瓶をもらう。これに魔法のたねを入れて混ぜ合わせると、魔法が生まれて来るというのだ。ぽぷりは早速空中浮遊の魔法を産み出そうとするが、現れた風の魔法「ピンチィ」は公園のすべり台を浮遊させてしまい、にこにこ銀座は大騒ぎに……。[放映02・脚本02]

#3「はちみつどろぼう」(98/02/28)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/上野ケン
原画/堀井伸雄 小森 良 上野ケン

ある日、にこにこ銀座から蜂蜜が消えてしまった。ホットケーキを作っていたぽぷりは、仕上げに蜂蜜が使えず大弱り。どうやら誰かかが夜のうちに街中の蜂蜜を全部なめてしまったらしい。ぽぷりはピンチィの背中に乗って犯人捜しを始める。その犯人は、宇宙から落ちてきた小熊座だった! ところが小熊座は、宇宙に戻れなくなってしまったと泣き始めた。[放映03・脚本03]

#4「ぽぷりのさかなやさん」(98/03/07)
脚本/小中千昭 演出/貝沢幸男 作監/伊藤郁子
原画/石井久志 菅井嘉弘 黒柳賢治 伊藤郁子

にこにこ銀座の魚屋・うおまさから店番を頼まれたぽぷりは、ピンチィに手伝ってもらおうとするが、小瓶から生まれてきたのは水の魔法「シブ」だった。そのシブが店そのものを水槽のようにして売り物の魚を泳がせ始めたため、店の前は野次馬だらけ。仰天したぽぷりだったが、ふきこの力を借りて魚を全部売り切ることができたのだった。[放映04・脚本04]

#1〜#4 解説

#5「ふきこさんのおかいもの」(98/03/14)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/爲我井克美
原画/香川 久 吉田政保 田口広一 片岡英之 爲我井克美

魔法のほうきを自作したぽぷりが小瓶から生み出したのは、葉っぱのような魔法の「グリム」だった。グリムは、「高い」という言葉にほうきを巨木にしてしまった。驚いたぽぷりは、いそいでふきこの店へ。ふきこは魔法のたねが入ったオルゴール箱をぽぷりに渡すと、買い物へと出かける。一緒についていったぽぷりは、あまりに楽しく、うっかりグリムのことを忘れてしまう……。[放映05・脚本05]

歌:にこにこ銀座でお買い物

#6「ゆきだるまがふってきた」(98/03/21)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/上野ケン
原画/牛来隆行 小森 良 堀井伸雄 加藤みき 杉本道明

4月も近いある日、にこにこ銀座に雪がふってきた。けれど、たくさん積もって欲しいというぽぷりの願いもむなしく、雪は夜のうちにやんでしまった。翌日、ファーマーシィーをたずねたぽぷりは、店内のあまりの寒さにびっくり。その原因は店の奥にいる雪だるまだった。雪だるまは、風邪を引いてしまい雪をたくさん降らせることがなかったのだ。話を聞いたぽぷりは、魔法で風邪を治そうとする。[放映06・脚本06]

#7「まほうはすてき」(98/03/28)
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/進藤満尾
原画/柴田則子 堀越久美子 進藤満尾

ふきこに魔法を教えてもらおうとしたぽぷりは、彼女がほうきに乗ってどこかへ飛んで行くのを見かける。そこでピンチィを出して、手製のほうきで飛ぼうとするが失敗してしまう。だが、ピンチィは干してあったふきこのパラソルを空へと舞い上げてくれた。ぽぷりはそれにつかまると、空の散歩としゃれるのだった。そしてぽぷりを乗せたパラソルは、にこにこ銀座を離れて森の方へと飛んで行く。だが、突然ピンチィのパワーがなくなり、パラソルとともにぽぷりは鬱蒼とした森の中へと墜落してしまった……。[放映07・脚本07]

#5〜#7 解説

#8「にこにこぎんざのおはなみ」(98/04/11)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/梅原隆弘
原画/小丸敏之 谷口明弘 丹羽恭利 中田正彦 上野ケン

にこにこ銀座にお花見の季節がやって来た。ところが今年はなぜか公園の桜は開花の気配がない。ぽぷりは、準備を進める人たちの残念そうな姿を見て、魔法で桜を咲かせようとグリムを呼びだすが大失敗。その顛末をファンファンファーマシィーでふきこに話していると、そこへ美しい女性がたずねてきた。彼女は春の精で、春を告げる目覚ましが壊れてしまい、桜の花を咲かせることができずに困っていた。ふきこは一計を案じ、古い目覚まし時計に魔法をかけると、春の目覚ましの代わりに桜を満開にしたのだった。[放映08・脚本08]

#9「パンのまほう」(98/04/18)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/貝沢幸男 作監/伊藤郁子
原画/伊藤修一 加藤みき 完甘美也子 田口広一 伊藤郁子

ぽぷりは、おやつを買いにパン屋へやって来た。ところが店にはパンが一つもない。パン屋のおじさんは、どうしてもパンが膨らまず四苦八苦。パンを膨らます素であるイーストのことを聴いたぽぷりは、新しいハートの魔法「ラルゥ」を使って、イーストにパンを膨らましてくれるように頼むが、しかしパンはただ空気で膨らんだだけであった。ふきこはぽぷりに、「イーストの本当の気持ちを訊きなさい」と助言を与え、ぽぷりはもう一度ラルゥの力でイーストの心を知ろうとする。[放映09・脚本09]

#10「くしゃみのひみつ」(98/04/25)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/進藤満尾
原画/柴田則子 堀越久美子 進藤満尾

ある日にこにこ銀座の人たちは鼻炎にかかり、特製のくしゃみ止めを買うためファンファンファーマシィーは長蛇の列が出来ていた。そこへニッケと名乗るイモムシが、記憶を取り戻す薬を求めてやってきた。だがそんな薬はなく、ぽぷりはニッケの足取りを頼りに彼の記憶を思い出す手伝いをはじめる。そして川へ行き着いた二人がシブの力で水の中に潜ると、そこには春の光苔があった。それを見たニッケは記憶を取り戻し、光苔によって妖精へと羽化してゆく。その妖精の羽の燐分こそがくしゃみの原因だったのだ。[放映10・脚本10]

#8〜#10解説

#11「おさんぽニボシ」(98/05/02)
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/爲我井克美
原画/吉田正保 石井久志 入江健司 牛来隆行 爲我井克美

ある日、散歩に出かけてゆくニボシを見たぽぷりは、行き先に興味津々。ニボシの後を追うことにする。魚屋やペットショップなど、にこにこ銀座中の魚のいる場所を巡るニボシは、最後にタバコ屋の前にやってきた。そこにはキン太という金魚がいるのだが、最近元気がなくタバコ屋のおじさんも弱り顔。ぽぷりはラルゥの力でキン太の悩みを探ると、どうやらキン太は鯉のぼりのように空を泳ぎたいらしい。話を聞いたふきこは、魔法を使って子供の日だけキン太を鯉のぼりに変身させてやるのだった。[放映11・脚本11]

#12「カメラのきもち」(98/05/09)[予告ナレーション担当]*1
脚本/小中千昭 演出/貝沢幸男 作監/上野ケン
原画/小森 良 原田節子 堀井伸雄 伊藤修一 上野ケン

カメラ屋さんに飾られている写真は、なぜか風景のもばかり。写真にも興味があるぽぷりは、なぜ人物の写真を撮らないのかとカメラ屋さんのおじさんにたずねるが、以前は撮っていたが、今はもう撮る気はないのだという。ぽぷりが、カメラ屋さんの古いカメラのファインダーをのぞくと、和服姿の女性が見えた。それを聞いたおじさんは突然怒りだしてしまった。おじさんが人物を撮らないわけとその女性の正体を確かめるため、ぽぷりはカメラに宿る記憶をラルゥの力で知ろうとするが……。[放映12・脚本12]
*1:98/05/23放映分『遊戯王』直後の番宣用ショート版予告編による

#13「くろいたねのまほう」(98/05/23)
脚本/小中千明 演出/今沢哲男 作監・原画/杉本道明

電柱の上にあるカラスの巣を見たいぽぷりは、ピンチィを出そうとするが、魔法のタネが少なくなっていたので、ふきこにもらいに行く。その中に偶然危険な黒いタネが混じっていたため、アルデルの小瓶から出てきた魔法は、電気を吸収して巨大化する黒い雲のようなガルだった。しかもぽぷりのいうことを聞かず、街中の電気を吸いとり放電をおこし始めた。ぽぷりはグリムを出す。ジャングルジムを巨木に変えたグリムは、避雷針になってガルの電撃を受け止めた。電気を放出しきったガルは、ついに消えてしまうのだった。[放映13・脚本13]

#11〜#13解説

#14「こんにちはなつみちゃん」(98/05/31)
脚本/小中千明 演出/小坂春女 作監/中田正彦
原画/完甘美也子 加藤みき 中田正彦

最近、誰かに見られているぽぷりは、それが電気屋さんの女の子・なつみだと知る。だが人見知りするなつみはぽぷりとうち解けることが出来ず、ぽぷりはついついはげしい口調になってしまうのだった。お母さんに笑顔で接しなさいと言われるが、なかなか上手くいかない。ふきこは、なつみがぽぷりの持っている何かに興味があるのではないかと助言を与える。なつみにも魔法が見えるのではと考えたぽぷりだったが、実はなつみが興味を持っていたのはぽぷりのかさだったのだ。[放映14・脚本14]

#15「まほうのルーペ」(98/06/06)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千明 演出/五十嵐卓哉 作監/伊藤郁子
原画/石井久志 田口広一 入江健司 オクノメグミ 吉田政保

商店街で物が宙に浮くという怪現象が頻発していた。街の人たちは目の錯覚と思い、ふきこのところへ目薬を買いにやってきていた。魔法が関係しているのでは考えたぽぷりは、ふきこから借りた魔法のルーペで、山の妖精プカのイタズラであることを突き止めた。追いつめたものの、ぽぷりはプカにルーペや魔法のタネを食べらてしまった。だが、プカはそのため腹痛を起こしてしまうのだった。[放映15・脚本15]

#16「にじいろかたつむり」(98/06/13)
脚本/小中千昭 演出/貝沢幸男 作監/進藤満尾
原画/みさわゆきひろ 進藤満尾

梅雨のある日、商店街を歩いていたぽぷりの前から人々が忽然と姿を消してしまった。そこへ奇妙な船のような乗り物に乗ったケルピーロックスミスという人物が現れた。彼は捜し物をしている最中だという。ふきこと話をしたぽぷりは、タビスのルーペを使って商店街に起こった不思議を解き明かそうとする。再びロックスミスと出会ったぽぷりは、シブを出して協力する。ロックスミスがシブは何事か言葉を交わすと、シブは雨を降らせた。すると、彼が捜していた虹色のカタツムリ・季節の鍵が現れた。[放映16・脚本16]

#14〜#16解説

#17「はしるはなよめさん」(98/06/20)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/爲我井克美
原画/牛来隆行 伊藤修一 爲我井克美

天気雨のある日、ファーマシィーに突然白無垢姿の花嫁さんがやってきた。急いでいる彼女は、裾に付いてしまったシミを落として欲しいとふきこに頼む。ぽぷりも協力してきれいにシミは取れたが、花嫁さんが置いていったお金は、葉っぱに変わってしまった。それを見たぽぷりはカンカンになって花嫁さんを追いかけるが、その足の速さや身のこなしにビックリ。花嫁さんを追いかけてビルの屋上へとやってきたぽぷりとふきこは、そこで虹の橋を渡れず途方に暮れている彼女のために、魔法で虹の橋をつくり出そうとするが……。[放映17・脚本17]

#18「こわいふりほんやさん」(98/06/27)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/上野ケン
原画/加藤みき 小森 良 堀井伸雄 吉田政保 上野ケン

ぽぷりは、なつみとふたりで「森のくまさん」の絵本を探しに、神社の前にある古本屋さんを訪れた。ところが、この年老いた主人は大の子供嫌いであり、誤って店の本をおとしてしまったぽぷりを厳しい声で叱りつけた。その声になつみは泣き出してしまう。ふきこから虫干しのことを教えてもらったぽぷりは古本屋さんに出向くと、リックを出して店内を光で満たすが、それは逆効果であった。再び主人を怒らせてしまったぽぷりは、なぜそんなに子供が嫌いなのかとたずねると、彼は子供が本を大切にしないからだという。ぽぷりは、それは本当は本が大好きだからなのだと訴えるが……。[放映18・脚本18]

歌:森のくまさん

#19「においがきえた」(98/07/04)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監・原画/杉本道明
にこにこ銀座でおつかいをすませたぽぷりは、その帰りにファーマシィーに立ち寄った。先ほど買った焙じ立てのほうじ茶を、ふきこにごちそうしようとしたぽぷりだったが、煎れたお茶にはなぜか香りも味も消えていた。その時、「お茶屋さんが火事だ」という声に、ふたりが駆けつけると、お茶屋の主人が店中のお茶を燃やしていた。突然お茶の香りが消えてしまったためだという主人の話を聞いたぽぷりは、グリムを出して何とかしようと考える。ところが、今度は街中の匂いが消滅してしまった! [放映19・脚本19]

#17〜#19解説

#20「ぽぷりのぼうけん」(98/07/11)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/中田正彦
原画/駒井一也 西尾公伯 中田正彦

天気の良いある日、ぽぷりはピンチィと一緒に大空の散歩を楽しんでいた。気持ちよく飛行を続ける彼女の前に、巨大な大気流の柱が現れた。興味を覚えたぽぷりは、ピンチィとともにその中へと突入するが、激しい空気の渦に呑まれてしまった。気がつくとぽぷりは独りで、大気流の中心に浮かぶ不思議な島にいた。脱出しようとするが、魔法のタネを落としてしまい、魔法を生み出せずぽぷりは愕然となる。落ち込むぽぷりは近くの泉で、古い懐中時計を見つけた。そして意を決したぽぷりは、島からの脱出を強行する! [放映20・脚本20]

#21「ケーキがいっぱい」(98/07/18)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/伊藤郁子
原画/石井久志 田口広一 入江健司 牛来隆行 伊藤郁子

明日は、にこにこ銀座恒例のケーキコンテストの日。ふきこをはじめ商店街の人たちは、ケーキの仕込みに大忙し。ケーキが大好きなぽぷりも、コンテストに参加しようと考える。そして当日。ぽぷりは昨夜見た巨大なショートケーキの夢からヒントを得て、山へ野いちごを探しに出かけるが、まったく見つからない。そこに食いしん坊の妖精プカが現れ、ぽぷりは野いちごの場所を教えてもらう。間一髪でコンテストに間に合ったぽぷりは、野いちごと生クリームをトッピングしたホットケーキを作った。それはみんなに注目され、見事にぽぷりが優勝したのであった。[放映21・脚本21]

#22〈三作合体夏休み特別ミステリー ふしぎな箱の物語〉(98/07/25)
「あなたはだあれ?」
*2[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監/進藤満尾
原画/みさわゆきひろ 進藤満尾

ぽぷりはある日不思議な小箱を拾った。ところがそれを手にしたときから彼女はウソばかりつくようになってしまった。なつみやふきこに小箱のことを隠してしまうのだ。
そんな自分が嫌になってしまったぽぷりが、ひとりで小箱を見つめていると、自然とふたが開いた。そして中をのぞいてみると、そこにはもう一人の自分がいたのだった。もう一人のぽぷりは、そんなウソをつく自分もやはり自分なのだと語りかける。その言葉にうたれたぽぷりが一条の涙を流すと、不思議な小箱はぽぷりの手のなから消えていた。[放映22・脚本22]
*2:オンエア時にはサブタイトルは未公表。アニメ誌等での掲載タイトルによる。

#20〜#22解説

#23「プールがたいへん」(98/08/01)*3
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/爲我井克美
原画/伊藤修一 爲我井克美

クラスメートのくるみやなおみ達と一緒にプールへやって来たぽぷり。ところがぽぷりだけが上手に泳げず、おもしろくない。魔法を使って泳ぐことを思いついたぽぷりは、シブを出していざプールへ。しかしぽぷりの不用意な言葉に反応したシブは、プールの水と一体化してくるみ達を飲み込んでしまった! 驚いたぽぷりは、他の魔法を使って騒ぎを治めようとするが、ことごとく裏目に出てしまう。意を決したぽぷりはシブの中に飛び込むが、中の人々は泳ぎを楽しんでおり一安心。ぽぷりは自分の行動を反省し、泳ぎの練習をすることにした。[放映23・脚本23]

#24「あけてはいけないドア」(98/08/01)*3
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/上野ケン
原画/駒井一也 加藤みき 吉田政保 石井久志 上野ケン

今日はファンファンファーマシィーの棚卸し。ふきこを手伝うぽぷりは、ファーマシィーの三階に不思議なドアを見つける。ふきこはその扉を開けてはいけないと忠告するが、逆にぽぷりはその扉が気になってしょうがない。その夜ファーマーシィーに泊まることになったぽぷりは、こっそりドアを開けて中に入ってしまった。なんとドアの向こうは海岸が拡がっていた。ふきこはぽぷりに、この扉は別の世界からファーマシィーへやって来る人のためのものだと教える。そして二人は、夕闇の一番星を見上げながらレモネードで乾杯するのであった。[放映23・脚本24]
*3:#23・#24は「夏休みスペシャル ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー豪華二本立て」として、30分二本立てで放送。また、コーナータイトルは旧バージョンを使用。

#25「さびしいつちクジラ」(98/08/08)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監・原画/杉本道明
ある晩ぽぷりは、地面の中からクジラが出現するのを目撃する。ふきこにそのことを話すと、それは土の精霊かもしれないと言う。そしてぽぷりは再びつちクジラを見ようと夜の公園へやって来た。するとつちクジラが現れ、町一番の樹の上にある星のかけらを取ろうとする。ぽぷりがそれを手伝うと、クジラはお礼に彼女を地面の中の世界へと案内してくれた。そこはぽぷりが想像していたくらい世界ではなく、星のかけらを集めた太陽が輝く、青空の世界であった。[放映24・脚本25]

歌:心の数え歌

#23〜#25解説

#26「にこにこぎんざのぼんおどり」(98/08/15)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/中田正彦
原画/牛来隆行 西尾公伯 小森 良 中田正彦

きょうはにこにこ銀座の夏祭り。夜になり、ぽぷり達は町の神社へと出かけ屋台のお店や盆踊りを楽しむ。ところが太鼓の皮が破れてしまい、盆踊りは途中で中止になってしまった。お祭りも終わり家に帰ろうとするぽぷりだったが、奇妙なひそひそ声に気がついた。なんとそれは町中の街灯達の話し声で、彼らも年に一度体をほぐすために盆踊りをするのだという。ところが太鼓が壊れているため、踊れずに困っていたのだ。ぽぷりは、グリムに太鼓の皮の代わりを務めてもらい、街灯達の盆踊りを成功させるのだった。[放映25・脚本26]

歌:にこにこ銀座音頭

#27「まじょのアマネ」(98/08/22)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/伊藤郁子
原画/オクノメグミ 飯島秀一 入江健司 伊藤郁子

ふきこのところに魔女の女の子・アマネがお使いにやってきた。ところが、仲良くしようというぽぷりに対して、アマネはぽぷりの魔法は下手くそだとなじる。思わずムッとしてたぽぷりは、アマネに対抗意識を燃やす。ふきこの言葉も聞く耳持たずで、二人は公園で魔法対決をはじめてしまう。一進一退の攻防(笑)が続く中、アマネが連れていたオウム・マネが突然どこかへ飛び去ってしまい、アマネは真っ青。実は、魔女は仲良しの動物によって魔法の力を強くするのだが、アマネはまだマネが一緒でないと魔法を使うことが出来ないのだった。[放映26・脚本27]

#28「くちべにつけた」(98/08/29)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/進藤満尾
原画/みさわゆきひろ 進藤満尾

ある日ぽぷりは、ふきこの部屋の片隅で不思議な口紅を見つける。先ほどまで、ふきこがお化粧するところをみていたぽぷりは、その口紅が魔力を秘めているとは知らずに、興味本位でつけてみる。ところが商店街を歩くぽぷりの姿を見ても、誰一人ぽぷりだということが分からない様子。どうやら口紅の魔力で、周囲の人にはぽぷりが大人に見えるらしい。ぽぷりは大人になった姿をなんとか自分で見てみようとするが、なかなか上手くいかない。しかし、自分の姿が母親にも分からないと気がつくと、急に不安がこみ上げてきた。ぽぷりは、口紅の魔力を解く方法を知らないのだ! [放映27・脚本28]

#26〜#28解説

#29「ちていたんけん」(98/09/05)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監/爲我井克美
原画/伊藤修一 石井久志 加藤みき 田口広一 オクノメグミ 須賀重行 爲我井克美

にこにこ銀座で、きらきら光る小物ばかりが紛失するという事件が頻発していた。カラスの仕業ではないかと考えたぽぷりだったが、どうやらそうではないらしい。ファーマシィーの裏手で、猫のような生き物(つち猫)が、土の中に光るものを持って行くのを目撃したのだ。その巣らしい穴をのぞき込んだぽぷりは、突然姿を見せたつち猫に驚き、アルデルの小瓶のふたを穴の中に落としてしまった! ふたを捜しに穴への探検を決意するぽぷり。その夜、つち猫達がファーマシィーに侵入し、輝きの小箱をふきこごと持ち去ってしまう。翌朝それを知ったぽぷりは、急いでつち猫の巣へと潜入するが……! [放映28・脚本SP01]

#30「どきどきまほう」(98/09/12)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/上野ケン
原画/飯島秀一 吉田政保 小森 良 牛来隆行 上野ケン

最近コンビニのお姉さんが、いつも同じ時間にお店の前を掃除していることにぽぷりは気がついた。どうやら、その時間にコンビニの前を配達で通る花屋のお兄さんがお目当てらしい。ぽぷりはなんとか二人の気持ちを伝えあえるようにと、魔法を使ってお膳立てするが、あまり上手くはいかなかった。ガッカリして、そのことをふきこにはなすと、彼女はそれが、ぽぷりがまだ恋を知らないからだと言う。でも、ぽぷりのお膳立ては単なるお節介には終わらなかったようだ。お兄さんとお姉さんは、どうやらお互いの気持ちを伝えあうことが出来たらしかった。[放映29・脚本29]

#31「ノームのおにわ」(98/09/26)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監・原画/杉本道明
ぽぷりは、ファーマシィーのテラスにある花壇の中に、草ぼうぼうの場所があることに気がつく。ふきこは、ここは「ノームのお庭」という、あえて自然のなすがままにしている場所なのだという。そこにふきこは、つぼみを付けたマツヨイグサをみつける。その夜、マツヨイグサの開花を観察しにファーマシィーへやって来たぽぷりは、その瞬間を見て、まるで魔法のようだと感激する。だが、この草は夏の花で、いかにも季節はずれだ。不思議に思ったふきこはぽぷりとともに体を縮小すると、ノームのお庭へと分け入るのだった。すると、その奥には一人のおじさん──夏の精が昼寝の最中だった。[放映30・脚本30]

#29〜#31解説

#32「うしろのしょうめん」(98/10/03)
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/中田正彦
原画/西尾公伯 中田正彦

にこにこ銀座では、かごめかごめを口ずさむ人が多く、ぽぷりはビックリ。だがそれはなつみがいつも歌っていた影響だったようだ。その「歌の力」に感心したぽぷりは、商店街を抜ける石段で、誰もいないのにかごめかごめの歌を耳にする。タビスのルーペで辺りを探ってみるが、何も見えない。思わず恐くなってしまったぽぷりだったが、翌日その石段の脇に小さなほこらがあるのに気づいた。ぽぷりはなつみのおばあさんにほこらのことをたずねると、それは古くからあるものだという。果たしてぽぷりの聞いた声の主は……?[放映31・脚本31]

#33「こころのわすれもの」(98/10/10)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監・原画/伊藤郁子
大きな庭のある家に住むおばあさん、しずえが最近商店街に現れないことを気にしたぽぷりは、彼女の家をたずねてみた。するとしずえは、ここ一ヶ月ほど外出もせず一心不乱に森の中の泉の絵を何枚も描き続けており、絵を描くことで忘れ物を探しているという。興味を覚えたぽぷりは、絵の中の泉へとシブの力で入り込むのだった。その絵は、しずえの記憶であり、しずえが探していたのは彼女が子供の頃友達だった、精霊・ミコールの想い出だったのだ。[放映32・脚本32]

#34「おそばがたべたくなるまほう」(98/10/17)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/進藤満尾
原画/みさわゆきひろ 進藤満尾

にこにこ銀座のおそば屋さん・けんきちに、ぽぷりはママと一緒にお昼を食べにやって来た。うち立てゆでたてのおそばを初めて食べたぽぷりは、そのおいしさに感激する。そのおいしさを商店街のみんなに知ってもらおうと考えたぽぷりは、翌日商店街の有線放送から、おそばを食べる音を流すことにする。このアイデアは大成功で、けんきちには長蛇の列。だが悪いことに今日は雨模様で、湿気のためにそば粉をひくことができない。そこでぽぷりは、リックの力で店内の湿気をなくし、おそば作りを手助けするのだった。[放映33・脚本33]

#32〜#34解説

#35「にこにこぎんざがあぶない」(98/10/31)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/爲我井克美
原画/石井久志 オクノメグミ 田口広一 小松こずえ 大内智美 爲我井克美

ある晩、赤い流星を目撃したぽぷりは、翌日ヒトシいう少年と出会う。にこにこ銀座が危ないと警告する彼のぶっきらぼうな態度に、ムッとなるぽぷり。その夜、ぽぷりは丘陵地帯に異様な輝きを見る。近づいてみると、それはなんと宇宙怪獣・ウイルバーが、発電所の電気を吸収して巨大化した姿だったのだ。そこにヒトシが現れ立ち向かうが、強大なパワーを身につけた怪獣の前に屈してしまう。ウイルバーは送電線を伝ってにこにこ銀座へと移動し始めた。ぽぷりはガルを使って怪獣から電気を吸収しようと考えるが──。果たしてぽぷりたちは、ウイルバーの侵攻を阻止できるのか!? [放映34・脚本34]

#36「ぽぷりの新魔法 ジルムとジルモ」(98/11/07)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/杉本道明
原画/及川博史 伊藤修一 加藤みき 吉田政保 飯島秀一

ぽぷりは、魔法のたねを自分で精製したいとふきこに申し出る。快諾を得られたものの、どんな魔法にするか考えていなかったぽぷりは、一晩考えることにする。次の日ぽぷりは、昨夜遅くにパパが久しぶりに帰宅したと知らされ、会えなかったためにガッカリ。次の帰宅予定日まで待ちきれないぽぷりは、時間の魔法を生み出し、昨夜に戻ってパパに会おうと考える。早速ふきこのアドバイスを受け、調合に必要な素材集めを始めるが、砂時計の砂だけが見つからず、ぽぷりは即席の代用品を調合してしまった。生まれてきた精霊・ジルムは時間の魔法であったが、その能力はただ昼と夜を逆転させるだけであった。そのため、にこにこ銀座一帯の時間変化が狂い始めてしまう。ぽぷりは事態を収拾しようとさらに時間の精霊・ジルモを生み出す。ところが、ジルムと正反対の力を持ったジルモは、互いに干渉しあい、とうとう時間流そのものが混乱をきたしてしまった! [放映35・脚本SP02]

#35・#36解説

#37「ねこになったぽぷり」(98/11/14)
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/宮原直樹
原画/牛来隆行 飯島秀一 小森 良 宮原直樹

にこにこ銀座でおつかいをしていたぽぷりは、「我楽多堂」という骨董品屋を見つける。見覚えのないことをいぶかりながらも、店の中をのぞいてみると、珍しい香炉が目に留まった。奇妙な感じの店主は、ぽぷりにそれをプレゼントしてくれた。店を出たぽぷりが、その不思議なかおりを嗅いだ瞬間、彼女はなんと子猫に変身していた。驚いたぽぷりは、なんとか元の姿に戻ろうとするが、鍵を握る香炉も骨董品屋も既になくなっていた。ふきこに相談しようとファーマシーへ向かおうとするが、子猫の姿のぽぷりにとって、それはまさに大冒険だった。果たしてぽぷりは、人間に戻れるのだろうか? [放映36・脚本35]

#38「やおひちさんのプレゼント」(98/11/21)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/中田正彦
原画/西尾公伯 石井久志 飯島秀一 中田正彦

買い物にやってきたぽぷりの目の前で、八百ひちさんと奥さんが大喧嘩を始めてしまう。八百ひちさんがぽぷりにサービスしたことが直接的な原因だったため、ついつい責任を感じてしまうぽぷり。しかも旅支度のいでたちの奥さんを見てぽぷりは仰天。なんとか引き留めようとすると、奥さんは苦笑して「駅向こうの妹の家に行くだけだ」と答えるのだった。一安心はしたものの、二人を仲直りさせるためぽぷりは精霊の力を借りようとするが、グリムは何を思ったか、八百ひちの野菜を巨大化させてしまった。[放映37・脚本36]

#39「なにかがみちをやってくる」(98/11/29)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/葛西 治 作監・原画/伊藤郁子
その日はにこにこ銀座のどの店先にも、おはぎがお供えされていた。ぽぷりが商店街の人たちに訊いてみると、今夜は年に一度「ごんまやせ」さんがにこにこ銀座を通る日で、その時おはぎを食べてもらえたお店はこの一年繁盛するというのだ。ところが、ごんまやせさんの特徴は聞く人によって違っており、ぽぷりの興味はさらに拡がる。そこでぽぷりは、夜にごんまやせさんがやって来るのを待つことにした。そして話の通り、にこにこ銀座にごんまやせさんとおぼしき人影が現れ、ファーマシィーのおはぎを食べようとした。だがその人物は、なんとヒッチハイクで旅行中の学生だった。[放映38・脚本37]

#37〜#39解説

#40「世界の魔女が大集合! まじょかいぎ」(98/12/05)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/杉本道明
原画/及川博史 伊藤修一 加藤みき 吉田政保 杉本道明

ふきこが、年に一度開かれる魔女の大会に行くと聞いたぽぷりは、同行させてもらえることになった。その会場はゴージャスな古城で、ぽぷりは大喜び。その夜、パーティに出席したぽぷりは、ふきこから世界中から集まった魔女たちを紹介してもらう。そこへアマネが現れ、またしても二人は口げんかをしてしまうのだった。パーティも盛り上がってきた頃、魔女のリーダーであるイライザの号令の元、集まったすべての魔女たちが魔法のたねを取りだして、儀式を始めた。アマネによれば、大人の魔女たちは平和の樹をつくり出そうとしているらしい。ところが突然、魔法のたねが空飛ぶ掃除機に吸いとられてしまった。掃除機に乗っていたリリエルという魔女の仕業だ。ふきこたち大人の魔女は、ありったけの魔力をたねに込めていたため、魔法が使えなくなってしまった。リリエルの居場所を突き止めて、魔法のたねを返してもらおうと考えたぽぷりは、アマネに協力を求める。[放映39・脚本SP03]

#41「みずうみのひみつ」(98/12/12)
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/爲我井克美
原画/オクノメグミ 大内智英 小松こずえ 爲我井克美

にこにこ銀座・主催によるスケート大会が、少し離れた湖で開かれることになった。くるみたちと参加することにしたぽぷりだが、スケートは初めてでちょっと不安だ。だが、くるみやけいたちも、この湖でスケートを練習して上手くなったと聞き、ぽぷりも張り切って練習に励む。練習中のぽぷりは、転んだ拍子に湖に張った氷の下に人影を見るが、誰も信じてはくれなかった。ぽぷりは、シブと氷の下に潜ってみることにする。湖の底には、古い村が沈んでいた。そして水中を進むぽぷりの前に、白い人魚の少女が姿を現した。[放映40・脚本38]

#42「サーカスがやってきた」(98/12/19)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/葛西 治 作監/進藤満尾
原画/みさわゆきひろ 進藤満尾

今年も、にこにこ銀座にサーカスが公演に訪れた。それと前後してファーマシィーのふきこの元へ、何者かからプレゼントやサーカスの招待状が届けられる。その初日、ぽぷりはくるみたちとサーカス見物に出かけるが、魔術師が舞台を失敗しそうになってしまう。それを、さりげなくふきこが助けてやるのだった。舞台終了後、楽屋に魔術師を訪ねたぽぷりは、彼を元気づけようとするがあまり上手くいかなかった。翌日もサーカス見物にやってきたぽぷりだったが、またも魔術師はマジックをしくじりそうになってしまう……。[放映41・脚本39]

#40〜#42解説

#43「ほんのなかのぼうけん」(98/12/26)
脚本/小中千昭 演出/五十嵐卓哉 作監/伊藤郁子
原画/村上直樹 完甘美也子 芹田明雄 入江健司 吉田政保 岡村正弘 加藤みき オクノメグミ 飯島秀一 小森 良 須賀重行 伊藤郁子

ある日ぽぷりは、古本屋さんで文字の書かれていない絵本を見つける。ページをめくっていたぽぷりが、「どんなお話?」と口にした途端、彼女は本と同じ風景の場所にいた。つまり、本の世界へ入り込んでしまったのだ。しかもそこで、アマネとバッタリ出くわし二度ビックリ。アマネも同じ本を別の場所で見ていて、この世界へやって来たらしい。二人は本の世界から脱出するため、とにかく「ページをめくって」、物語の先を知ろうとする。ぽぷりたちは巨大なキノコが林立する世界(ページ)で、ワムと名乗るドラゴンと出会う。ぽぷりとアマネは、ワムから、この本の心を見つけだして欲しいと頼まれる。かくして二人は、本の心を見つけるための冒険をすることになった。だがこの世界は、不可思議で不条理に満ちていた。そしてぽぷりとアマネは、毎度の意見の対立から離ればなれになってしまうのだった……。[放映42・脚本SP04]

#44「ひとりぼっちのかげぼうし」(99/01/09)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監/宮原直樹
原画/飯島秀一 石井久志 小森 良 宮原直樹

公園で遊んでいたぽぷりたちだったが、夕方になったので帰ることにした。その途中、カメラ屋のおじさんと話をしていて、ぽぷりはいつの間にか自分の影が無くなっていることに気がついた。仰天したぽぷりが公園へ戻ってみると、自分の影は別の影と遊んでいた。しかもその「別の影」は、影だけなのだ! ぽぷりに気づいた「影」は、ぽぷりの影を連れて逃げ出してしまう。追いかけるぽぷりだったが、その時陽が沈み、辺りは夜の闇に包まれてしまった。ぽぷりはリックで周囲を明るくしようとするが、でてきた魔法はラルゥだった。だがラルゥの力でぽぷりは、「影」の淋しい気持ちを知るのだった。[放映43・脚本40]

#43・#44解説

#45「かぜにのって」(99/01/16)
脚本/小中千昭 演出/今沢哲男 作監/中田正彦
原画/西尾公伯 中田正彦

北風の強いある日、ぽぷりはピンチィと空の散歩に出かけた。するとピンチィは大きな風の流れに合流した。ぽぷりがタビスのルーペで見てみると、まわりにはピンチィと同じ風の精霊がたくさん飛んでいた。風の流れは、風の精霊の移動によるものだったのだ。ぽぷりは、ピンチィがこのまま他の風の精霊と一緒にどこかへ行ってしまうのではないかと、心配になる。だが、人の言葉が分かる風の精霊の長老は、ピンチィが単純に仲間と空を飛んでみたかっただけなのだと言った。そして、にこにこ銀座に戻ったぽぷりに、ピンチィが話しかけてきた![放映44・脚本41]

#46「ぽぷりのポケット」(99/01/23)[予告ナレーション担当]
脚本/小中千昭 演出/小坂春女 作監/宮原直樹
原画/完甘美也子 石井久志 小松こずえ 宮原直樹

ピンチィと話をしたことをふきこに報告に来たぽぷりだったが、あいにくふきこは留守であった。そこに、ひとりの男の子が現れた。彼はふきこから父親の風邪薬をもらいに来たのだという。ファーマシーのテラスで、ふきこの帰りを待つことにした二人。「どうしてTぽぷりUという名前が気にって入るの?」と訊ねる男の子に、ぽぷりはその理由とTぽぷりUの由来を語り始めた。それは、彼女のスカートにたくさんついているポケットと関係があった……。[放映45・脚本42]

#45・#46解説

#47「ながれぼしにおねがい」(99/01/30)[予告ナレーション担当]*4
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監・原画/杉本道明
出張続きのぽぷりのパパだったが、なんと一緒に暮らせることになった。ところが、そのために引っ越しすることになった。にこにこ銀座のみんなとお別れしなくてはならないと知ったぽぷりは、その悲しさを隠して、務めて明るく振る舞う。だが、引っ越しすることになって以来、魔法のたねをもらいに来ないぽぷりの心の内を、ふきこは気づいていた。なつみもぽぷりがいなくなると知り、悲しい思いをしていた。そして引っ越しが迫った日、ぽぷりはアルデルの小瓶をふきこに返すのだった。[放映46・脚本43]
*4:ぽぷり、みい子、ぷーちゃんの三人による挨拶

#48「にこにこぎんざにさようなら」(99/02/06)
脚本/小中千昭 演出/貝澤幸男 作監/伊藤郁子
原画/朝来昭子 杉本道明 上野ケン 石井久志 飯島秀一 中田正彦 宮原直樹 伊藤郁子

引っ越しの前の晩、ぽぷりの前にふきこが現れた。そしてふきこは流れ星の中にぽぷりを案内する。「魔女なら星に乗れるはず」と、流れ星の星くずに乗ってみせるふきこだが、ぽぷりは落っこちてしまった。そんなぽぷりにふきこは、「魔法を使えることだけが、魔女なのではない」という。その一言を考えるぽぷりに、パパからもらったぬいぐるみ(実はピンチィ)が語りかけてきた。そしてぽぷりは、忘れかけていたことを思いだした。「魔法はどこにでもあるんだ!」……次の日、ぽぷりはにこにこ銀座のみんなや、たくさんの精霊たちに見送られて、他の街へと引っ越して行くのであった。それからしばらくして、なつみは、ファンファンファーマシィーでふきこが魔法を使っているの目撃する。新しいちいさな魔女の物語が、また始まろうとしていた。[放映47・脚本44]

#47・#48解説


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