『下らない話』番外編
『明稜帝梧桐勢十郎』ゲーム化計画
計画…といっても私が考えた訳ではなく、私が夢の中でやっていたゲームなのです(笑)
かなりツボだったので、忘れない内に書いておこうと思いまして。
よろしければ読んでやって下さい☆
まず、ジャンルはRPGです。
ちょっとファンタジーな感じ。
騎士団の5人の騎士が治める5つの国があって、それを更に統べて一つの世界にしている王がいます。
で、その王が死に、次の王が選ばれる所からゲームのストーリーは始まります。
プレイヤーは最初にその死にゆく王として、登場人物をキャスティングします。
その表が↓。
登場人物 | 性格・立場など | 私のキャスティング |
主人公 | 5人の騎士の内の一人。 騎士団の中には親友も多く、国民の信頼も厚い。 正義感の強い、人から好かれる存在です。 |
梧桐勢十郎 |
次代の王 | 死にゆく王に選ばれた、次の王。 元5人の騎士の内の一人。 この話の悪の根源。 主人公とは古い付き合いの親友。 |
八樹宗長 |
主人公の幼なじみ | 5人の騎士の内の一人。 主人公の幼なじみで、相当大切な親友。 ただし、ストーリーの関係上、あまり登場はありませんのでご注意(笑) |
半屋工 |
騎士団長 | 騎士団長だけあってかなりの強さ。ラスボス(笑) 実は王の任命に関わりがあり、暴君を生んでしまった事を後悔している。 彼(彼女)を思うがゆえに…。 |
嘉神己一 |
他国の騎士 | 次代の王の変わりに新しく任命され、一国を任された騎士。 主人公の後輩で、主人公を古くから尊敬しており、この話中唯一主人公を助けてくれる。 |
御幸鋭児 |
他国の騎士 | 5人の騎士の一人で、主人公とは古い付き合いだが、今回の話では敵。 主人公を悩ませる存在となる。 |
伊織佳澄 |
このキャスティングによってどういうカップリングな話になるかが決まってくる(笑)とっても重要!
他のキャラ(生徒会メンバーなど)も使えるので、自分の趣味で選びましょう♪
さて、ここからがストーリー。
自分がキャスティングしたキャラ名で書きますね。(都合により呼び捨て)
●オープニング●
ストーリー | 次代の王が八樹に選ばれる。 ところが戴冠式のその夜、いきなり八樹は半屋の国に夜襲をかけ、半屋の国を滅ぼす。 そして、半屋に言われ無き罪をかけ、半屋を反逆罪で監獄へ。 梧桐は幼なじみの投獄に怒り、王宮へ訴えに。 八樹は梧桐の前に半屋を連れてきて、自分の罪を認めるよう強要。 半屋は自分に罪はない事を友である梧桐に伝え、八樹は罰として半屋を首をはね処刑。(セリフ1) 梧桐は最愛の友を目前で殺された事により狂い、八樹に刃を向け、諌めようとする兵を皆殺しにする。 嘉神によって止められ、意識が戻った時には王座は血の海に。 梧桐は反逆罪として罪を問われるが、御幸の手助けにより逃走。 二人は追われる身となったのであった。 |
ポイント | ここで半屋の出番終わりです(笑) キャスティングの際、殺されて主人公が狂うほどの人物を選ぶ事が大切です。 |
●第一章●
ストーリー | 追われる身となった梧桐と御幸。 国民の身を案じ、それぞれ自国へ一度戻ります。 追手と戦いながらも自国へ辿り付き、兵を集めて応戦体制を整え、梧桐はまた旅立つ。 そして、信頼している伊織の国へ行き援助を求めるが…。 伊織はそれを拒否し、反対に梧桐を捕らえようと兵を出します。 梧桐はなんとかその兵を倒し、伊織の国を脱出。 しかし信じていた友に裏切られ、深く傷ついたのであった。 |
ポイント | 途中の追手が普通戦闘で、伊織ちゃんの兵がボスです(笑) 伊織ちゃんの裏切りは個人的に結構辛いので、もう少しキャスティングを考えるべきだったかも…と思いました。 |
●第二章●
ストーリー | 御幸と無事合流し、八樹が豹変した真意を確かめるべく、王宮へ忍びこむ二人。 そこで王座に座っている八樹を見ると、なんと八樹は魔物に体を乗っ取られていたことが判明する。 とその時、八樹に見付かり、兵に追われる。 梧桐と御幸は二手に分かれ逃げるが、あまりの兵の多さにその後合流する事が出来ない。 御幸はあまりに追手が多く、応戦しきれないので自国へ行き準備しておいた兵を使って応戦。 無事助かったと思い、城に入ったその時、谷に面していたその城の地面(崖)が崩れ、御幸は城ごと谷へ。 実は既に御幸の国は八樹に乗っ取られており、城の地盤に細工がなされていたのであった。 梧桐は逃走中、その城が谷へ落ちる瞬間を目撃。 全てを察した梧桐は御幸の死と八樹への憎しみに涙する。 絶望しかけたその時、騎士団の皆と過ごした王宮の宿舎(一般兵用。一国の王になるまではそこに住んでいた)の前を通る。 楽しかった日々、皆の事が次々と浮かび、そして最後にずっと優しかった八樹の事を思い出す。 「八樹は操られているのだ…」 梧桐は八樹を救い、半屋の仇をとるべく、再び旅立つのであった。 |
ポイント | 八樹が魔物に取り付かれているというのは、ありがち過ぎて嫌なのですが(笑) 素でいくと八樹が梧桐さんと半屋君に嫉妬して国を滅ぼすという友情では済まされない展開になるので、やはりゲームとして自粛(爆) ちなみに御幸ちゃんの城が谷へと落ちるところから、梧桐さんが再び旅立つところまでが全てアニメーションでした。 しかもスクエア並のグラフィック。 すごいゲームだ(笑) |
●第三章●
ストーリー | 八樹が魔物に取り付かれた理由を探るべく、梧桐は嘉神の国へと向う。 とその途中、伊織が現れ「八樹様の命令ですので」とだけ告げ、梧桐に戦いを挑む。 伊織と戦いたくない梧桐は説得を試みるが、伊織は辛そうな顔をするも決意を崩さず、戦闘に。 梧桐は苦しみながらも伊織を倒す。 梧桐が事情を聞き出そうとしたその時、伊織は自らの胸に剣を刺し、自害する。 涙する梧桐に伊織は告げた。 「あなたの様に国民から愛される国王になるのが夢だったの…。」 冷たくなった伊織を、伊織の国へと運ぶ梧桐。 事の真相を側近の部下に問い詰めると…。 半屋が殺されるその前から、梧桐が謀反を起こした際には力を貸さぬよう、八樹から命令されていた事。 梧桐に力を貸した事が分かり次第、国は滅ぼし、国民もろとも反逆罪で処刑すると言われていた事が分かる。 つまり半屋を処刑することも、それによって梧桐が謀反を起こす事も、全て最初から仕組まれていた事だったのだ。 その日、伊織の死を悲しむ国民は自発的に喪に服した。 梧桐は伊織が愛される国王になっていたこと、半屋がやはり無罪であったことに僅かな喜びを、 そして、八樹に取り付いた魔物への激しい怒りを感じながら、伊織の国を後にし、嘉神の国へと旅立つのであった。 |
ポイント | すみません…死人多くて……。 梧桐さん泣きっぱなし(苦笑) いえ、別に梧桐さんの泣き顔が出るわけではなく、「泣いてる?」という雰囲気があるだけです。ゲームですから。 ちなみに御幸ちゃんや伊織ちゃんが梧桐さんに抱いている感情は友情や敬意ですので、ノーマルにゲームを楽しむなら この二人のキャスティングを男にするべきでしょうね(笑) |
●第四章●
ストーリー | 嘉神の国に付くと、嘉神の国はかなり梧桐に敵意が強い。 嘉神が梧桐には会いたくないと言っているらしい。 なかなか城へ近づけず途方に暮れかけたその時、城の裏庭へと回れる道を見付ける。 城の裏庭に行くと、そこには驚いた事に半屋の墓がたっていた。 嘉神が八樹の王宮から運び、見付からないように作ったものだろう。 梧桐が呆然とその墓の前に立っていると、背後に人の気配が。 振りかえるとそこに立っていたのは嘉神であった。 手には墓に供えようと思ったらしい花を持ち、明らかに動揺した様子の嘉神。 梧桐は事の真相を問い詰める。 嘉神はそれでも真相は話さず、梧桐に剣を向ける。 そしてまた望まぬ戦闘が始まるのだが…。 |
ポイント | ここでストーリーは二手に分かれ、最終章へ。 はっきり言って騎士団長(ここでの嘉神)は王(ここでの八樹)にラブですので、キャスティングの際は気を付けなければなりません(笑) |
●最終章●
(嘉神に負けた場合)
ストーリー | 嘉神は負けた梧桐を捕らえ、八樹の前へ連れて行く。 八樹は梧桐に近づき、梧桐を見つめる。 ところがいきなり八樹は苦しみ出す。(セリフ2) 魔物が梧桐を殺そうとするのを、八樹がかろうじて残っていた意識で止めているのだった。 しかし、八樹の力では抑えきれず、八樹の剣は梧桐に振り下ろされる。 梧桐は死を覚悟した。 だが、次に梧桐が目を開けると、目の前が真っ赤に染まっていた。 嘉神が梧桐を庇い、刺されたのである。 嘉神は最後の力で梧桐に真相を話す。 それは「平和な国を創るのが夢だ」と自分に理想を語り続けていた八樹がずっと好きだったこと。 そして先代の王に、次代の王は誰が良いかと問われた時、その事を思い、八樹を推薦してしまったこと。 そのまま八樹が次代の王に選ばれたが、八樹はその重圧に苦しんだ。 八樹は梧桐に助けを求めようと、戴冠式の会場で梧桐を探す。 が、梧桐はあいかわらず半屋と二人で楽しそうに過ごしており、声をかけられず…。 孤独感を募らせた八樹は王座に座り、王が国の平和を願う宝石にこう願った。 「梧桐君を俺だけのものにしたい」 宝石の聖霊はその願いを聞き魔物となり、八樹に取り付き梧桐の大切にしているものを全て壊させたのだった。 真相を話した嘉神は八樹に「すまなかった…。」と詫び、息をひきとる。(セリフ3) 八樹は嘉神の気持ちを知り、自分は決して孤独ではなかったと涙を流す。 その涙により、魔物は八樹の体から離れる。 梧桐と八樹は力を合わせ魔物を倒す。 |
ポイント | すさまじく嘉八で八梧になるのです…こっちを選ぶと……。 どうよ!?「梧桐君を俺だけのものにしたい」ってさ(爆!) 夢の中で爆笑したよ!恥ずかしい! ちなみに私は梧半にする為に必死で嘉神くんに勝ちました(笑)←嘉神くんは相当強いので、かなりのレベル上げが必要(笑) っていうか嘉神くんごめん!ひどすぎるよね(泣) |
(嘉神に勝った場合)
ストーリー | 倒れた嘉神を梧桐は問い詰める。 嘉神は梧桐に事の真相を話す。 (上記参照) そして自分の罪を詫び、八樹を頼むと言い残し、嘉神は息絶える。 梧桐は嘉神から託された最強の剣を手に、八樹の元へと向う。 八樹は梧桐が事の真相を知った事、唯一の味方だった嘉神が死んだ事が分かり、動揺する。 そして動揺した八樹は完全に魔物に乗っ取られ、梧桐に襲いかかる。 梧桐は八樹を死なせたくない気持ちから戦えない。 だが完全に乗っ取られたと思っていた八樹の目から一筋の涙が。 梧桐を殺めたくない本当の八樹が流した涙だった。 その時、嘉神の剣が光を放ち、八樹に突き刺さる。 八樹の中の魔物は光と共に消え、八樹は倒れる。 梧桐が駆け寄ると八樹は自分の思いを打ち明ける。(セリフ4) そして梧桐に宝石を託す。 「王が願えるのは国の平和だけ…。でもその宝石を砕き、その粉を振りかければ君の大切な人を生き返らすことができるんだ。」 そう伝え、八樹は息を引き取るのだった。 |
ポイント | どっちを選んでも死んでしまう嘉神くんが不憫でなりません(泣) 私が見たのはこっちの最終章だったのですが、これでもか!というほど八樹が告ってくれちゃって(爆)笑いが止まりませんでした(笑) ちなみに最後のこの宝石の力で生き返らせる人によって様々なエンディングが見られる仕組です。 |
●エンディング●
(嘉神に負けた場合)
ストーリー | 八樹は自分の罪を嘆き自害を図る。 が、梧桐はそれを止め、八樹を叱咤する。 「お前の罪は死によって償えるものではない。生きてお前が夢見た平和な国を創るのだ。」 八樹は宝石にこの世界の平和を願う。 梧桐は八樹と共に生き、二人は歴史に名を残す平和な国を創ったのだった。 |
ポイント | なんだか腑に落ちないエンディング(笑) 結局登場人物、梧桐と八樹だけになっちゃって、まさに「二人の世界」なんですけども……(寒) でもまあ、操られていた王を助けたいという人がいるのなら必要なエンディングかな?という感じです。(他人事…) |
(嘉神に勝った場合)
ストーリー | 八樹が息絶えた後、梧桐はフリーになります。 ストーリー上、死んでいったキャラの中で、生き返らせて一緒に生きていきたいと思う人物の元へ行き、宝石を使いましょう。 八樹→王座 嘉神→嘉神の城の裏庭 伊織→伊織の国にたてられた墓 御幸→御幸の国の谷 半屋→嘉神の城の裏庭の墓 それぞれのキャラとのエピソードと平和な国を築いた姿を見る事が出来ます。 ちなみに八樹か半屋を生き返らせると、ラブストーリーっぽくなります(爆) |
ポイント | そうなのです。八樹と半屋はかなり恥ずかしい会話を繰り広げて下さいました………(笑死) 私はとりあえず半屋くん生き返らせてラブにしときました(超死亡) なんだか最後だけ恋愛シュミレーションちっく…。 |
とまぁ、実際にあったらクソゲー扱いされる事間違え無し(自虐)なストーリーなのですが…。
とにかく明稜帝ゲームとして出たものだったので、顔グラやアニメーションもばっちり明稜キャラ(笑)
口調もちゃんとキャスティングに合わせて変わるので、おかしくてたまりませんでした(><)
どういう風なセリフを吐くのかというと…。
(セリフ1)「梧桐…オレは何もやってねぇ…。」「ああ、何も言うな。分かっている…。」とか〜
(セリフ2)「や…め…っ!梧桐く…んは…殺さ…な…っ!!」(吐血)とか〜
(セリフ3)「八樹…苦しめてすまなかった……。お前が梧桐を好きでも…俺は……。」とか〜
(セリフ4)「梧桐君…ごめんね。どんなに君を思っても半屋君に勝てない事が悔しかったんだ…。ただの嫉妬で…本当にごめん…。」とか〜
すごいんですよね、とにかく…(^^;)
まあ、所詮文才の無い私が考えるセリフなんで感動はできないんですが(自爆)おかしさには十分でした。
とまあここまで読んで「こんなボーイズラブなゲームでるか!!」と思われたかもしれませんが…。
気付かれた方はいらっしゃいますでしょうか?
このゲーム、多分本当のキャスティングは↓なんですよ(笑)
主人公→梧桐勢十郎
次代の王→御幸鋭児
主人公の幼なじみ→伊織佳澄
騎士団長→半屋工
どうでしょう?
こうすると結構まともでしょう?(笑)
本当は半屋くんが御幸ちゃんラブで次代の王に推薦。
御幸ちゃんが伊織ちゃんに一生勝てない(男だからね)ことを思い悩んで、魔物に付け入られる。
んで、梧桐さんは伊織ちゃんの死に狂い反逆者。
最後は自分を慕う御幸ちゃんを選ぶか、伊織ちゃんを生き返らせて二人でまた生きていくか…みたいなゲームだったのでは?
大ウケな「梧桐君を俺だけのものにしたい」だって、本当は「勢ちゃんを私だけのものにしたいの!」とかなんですよ。
これだったらちょっと御幸ちゃんは難ありでも普通に売り出せる気が…。(絶対売れないけど(笑))
でもキャストは自由に変えられたので、私は思うがままにこういうキャスティングでプレイして楽しみました(笑)
この方法だと、キャスティングによって他のカップリングが好きな方でも楽しめますよね〜。
梧桐さんが愛情の裏返しで次代の王として悪事を働くも良し(良くないわい)、半屋くん主人公で八樹が次代の王にキャスティングして八半を楽しむも良し(笑)色々可能かと思います。
話は戻りますが、私が夢で印象深いのは八樹の告白(死ぬ時の)と梧半エンディングなんですが(やっぱり)…。
本当に恥ずかしかった……………(赤面)
「ずっと…俺には梧桐君だけだったよ…。でも…やっぱり最後まで半屋君には勝てないんだね……。」
とか………八樹は言っちゃうし…………。
(王座に座った梧桐さん)「半屋…。俺がもし狂ったら、お前が殺せよ?」
「このバカ…。オレはそんなヤワな奴は知らねぇよ。」
「ああ、お前がいれば俺は強くいられる。半屋…もう俺の前から消えるな…。」
「バカ…。」
とか言いながら真っ赤になってる半屋くんを見ながら、梧桐さんが幸せそうに微笑んだりしちゃうし!
何なの!?このバカップルーーーーーーーー!!
と怒っていたら、「夢に見るって事はお姉ちゃんの願望だよ…。」と妹に冷たく言われた……。
やっぱりそうなの?自分に幻滅さ…。
まぁ私の夢なのでかなり浅いストーリーでしたが、結構戦闘シーンとかも楽しくて(ファンタジーなのに八樹竹刀なの(爆笑))面白かったです♪
こういうパラレルも恥ずかしいセリフを遠慮無く言わせられて(笑)時にはいいですね(^^)