『赤ずきん』
●キャスティング●
赤ずきんちゃん=半屋工
おばあさん=梧桐勢十郎
お母さん=嘉神己一
他所のおじさん=八樹宗長
(人殺しは教育上(?)良くないと思われますので、オオカミはそのままにさせていただきます。)
赤ずきんちゃんが、おばあさんの家へお使いに出掛けます。
お土産は、おいしいお菓子と葡萄酒。(←嘉神君っぽいお土産の選択だと思う…。未成年だけど。)
「途中で道草をするな。あと喧嘩も…。」(←特におばあさんと(笑))
お母さんが言いました。
森の中に、恐ろしいオオカミが住んでいました。
「おや、赤ずきんちゃん、何処へ行くんだね?」
「あぁ?誰だ、てめぇ…。」
「おばあさんの家は何処にあるんだね?」(←とりあえず会話を続けていただきました。)
「………。」
森の中にはキレイな花がいっぱい。
「嫌がらせに花でも持ってくか…。」(←もちろん仏花。愚流編の仕返し。)
赤ずきんちゃんが花を摘み始めました。
オオカミは、その間におばあさんの家に走って行きました。
とん、とん、とん。
「誰だ?」
「梧桐、オレだ。」
オオカミが、女の子の声で言いました。(←!!?)
おばあさんが戸を開けました。
すると、オオカミは飛びかかっておばあさんをペロリとのんでしまいました。
赤ずきんちゃんがおばあさんの家に着くと、オオカミが待っていました。
「…てめぇ…なに変な耳つけてんだよ…。」
「ああ、お前の声を良く聞く為にな。」(←梧半?)
「…は?………じゃあその妙にでかい目は…。」
「お前の顔を良く見る為だ、半屋。」(←さらっと言ってのけそうな気はしますよね、梧桐さんなら。オオカミなんだけど。)
「………じゃあ、その口は何なんだよ。」
「それはお前を食べる為だ!」
オオカミは赤ずきんちゃんをペロリとのんでしまいました。
ごごうっ ごろごろ!
ごろごろ ごごうっ!
オオカミは、いびきをかいて眠ってしまいました。
「…?いくら梧桐君でも、このいびきは無いと思うな……。」
他所のおじさんが入って来て、オオカミを見付けました。(←八樹、不法侵入。)
おじさんは、オオカミを鉄砲で狙いました。
「あれ?梧桐君?…もしかしてこのオオカミに食べられたのかな?」
おじさんは撃つのをやめて、オオカミのお腹をはさみでジョキジョキと切りました。(←恐い。八樹がやってるのかと思うと更に。)
赤ずきんちゃんが飛び出しました。
「……腹ん中って暗いんだな…。」(←原作にそって言わせてみたのですが、半屋…意味不明。)
「半屋君、大きな石を沢山拾っておいでよ。」(←恐い笑顔付き。半屋が従ってしまうほど(笑))
おじさんが言いました。
赤ずきんちゃんが、石を沢山集めてくると、おじさんはそれをオオカミのお腹の中に詰めて、針と糸で縫ってしまいました。
目を覚ましたオオカミは、
「ううーん、苦しい苦しい。」
オオカミは動けなくなって死んでしまいました。(←恐いよー!八樹の仕打ちかと思うと(以下略))
ある時、また別のオオカミが現れました。
「赤ずきんちゃん、おばあさんの家は何処にあるんだね。」
赤ずきんちゃんは、わざと遠回りの道をオオカミに教えて、自分は近道を走って行きました。(←梧桐さんの家にわざわざ走って行く半屋君。超違和感。)
オオカミがやってきました。
とん、とん、とん。
「梧桐、オレだ。早く開けろ。」
赤ずきんちゃんはすぐ答えました。
「もう着いてんだよ、バーカ。」(←こんな可愛い(?)半屋は嫌だ。)
怒ったオオカミが屋根の上に登りました。
おばあさんが、大きな水瓶を外に出しました。
おばあさんは瓶にいっぱい熱いスープを入れました。
おいしそうな匂いがプンプン。
ぐー、ぐー。
オオカミは、お腹を鳴らして、下を覗き込みました。
その途端、足を滑らせて瓶の中にまっさかさま。
オオカミは溺れて死んでしまいました。
「これでもう安心だな。」
(このような台詞で本当に終わってます。以下、暗転?)
【終わり】
恐い、恐いよ…。
あまりの恐さに『アリとキリギリス』にでも逃げようかと思ったよ(笑)
そんな訳で、オオカミはオオカミのままにしておきました。
幕真とかにしようと思ったのですが、それを殺す八樹や梧桐さんが恐すぎだったので…。
さて、キャスティングについて。
梧半にするなら別に梧桐さんが「他所のおじさん」でも良いのでは?と思われるかもしれませんね。
実はこのキャスティングにしたのはお話外の部分が梧半に出来ると思ったからなのです。
例えばオオカミのお腹の中(笑)
「何だ、半屋。お前まで食われたのか。」
「梧桐!」
「そうかそうか、そんなに俺の傍に来たかったのか♪」
「んな訳ねぇだろ!大体何てめぇまで食われてんだよ、バカ!」
「バカはお前もだろう、半屋。」
「……。」
「それにしても狭いな。暗くて何も見えんしな。」
「…っ!てめぇ!」
「何だ?」
「ふざけんな!何処触って……っ…。」
なんてね(笑)
こんな感じで、オオカミを倒したその後も深読み出来ます。
「これでもう安心だな。さて…半屋…。」
振り向く梧桐さん、後退る半屋君、という感じで(笑)
レッツ深読み!(私…壊れ気味)
『うりひめこ』
●キャスティング●
うりひめこ=半屋工
あまんじゃく=梧桐勢十郎
おじいさん=クリフォードローヤー
おばあさん=青木速太
昔々、おじいさんとおばあさんがいました。
ある日、おばあさんは川に洗濯をしに行きました。
すると、大きな瓜が流れて来たので拾い上げました。
おばあさんは、おじいさんと二人で瓜を食べようとしました。
瓜はひとりでに割れて、中から女の子が生まれ出ました。
「二人の間に子供が出来ないから、神様が授けて下さったんだよ。大事にしようね♪」(←そりゃあ子供は出来まい…。クリ青ラブラブ(^^;))
瓜から生まれたので、名前を「うりひめこ」と名付けました。(←完全に「桃太郎」のパクリだと思う…。)
うりひめこは綺麗な娘に育ちました。
毎日布を織りながら、可愛い声で、歌を歌っていました。(←…………半屋??)
おじいさんとおばあさんには心配事がありました。
それは山に住んでいる「あまんじゃく」の事でした。
おじいさんとおばあさんは出掛ける時はいつも、うりひめこに言いました。
「半屋君。セージは悪いばけものだよ。僕達の留守に半屋君の事を呼びに来るかもしれないけど、絶対に戸を開けないでね!絶対だよ!」
「は?何でお前に指図されなきゃなんねぇんだよ(怒)大体、別に梧桐なんて恐くねぇよ…。」
(↑「悪いばけもの」って…(笑)ちなみに梧桐さんを入れてほしくないのは半屋君の安全の為なのか、家で大暴れして欲しくないからなのか(笑))
お祭りが近付きました。
おじいさんとおばあさんは、うりひめこを駕籠に乗せて、お参りに行こうと思って、
「半屋君。ちょっと駕籠を買いに行ってくるね〜。セージが来ても絶対に戸を開けないでね!」
そう言って、町に出掛けていきました。
すると、山からあまんじゃくがやってきました。
「おーい!半屋、この戸を開けろー!俺様が遊んでやるぞ〜♪」(←デートのお誘いです(笑))
うりひめこはドキドキしました。(←ドキドキ!?半屋ったら乙女…(爆))
「クリフに言われてっから開けらんねぇ…。」(←勿論言い訳。本当は開けたいくせに、素直になれない半屋君(笑))
「うぬう…では少しだけ開けろ。指が入るだけでいいぞ。それならクリフも怒らんだろう?」
「…分かった。」
うりひめこは仕方なく、戸を少し開けました。
あまんじゃくはその隙間に指を入れて、ギシギシギシと戸をこじ開けてしまいました。(←ここで「梧桐さんだわ!」と思ったんです(笑))
「半屋、裏の柿畑に柿の実を食べに行くぞ!今が一番熟れて美味しい時期なのだv」(←色気より食気(笑)梧桐さんらしいデートでしょう♪)
「誰が行くか!大体てめぇといるとクリフに怒られんだよ…。」(←クリフに養ってもらってる身なので弱いのですね(笑))
「何だと!クリフめ…そんな事をぬかしたのか…。後で覚えておれ…。」
あまんじゃくは、目をつりあげて、うりひめこを睨みつけました。
「半屋…。いい加減に言う事聞かないと痛い目に合わせるぞ。それでも良いのか?ほら、負ぶってやるから♪」
(↑別に負んぶの必要は…(笑)梧桐さんったらv
ちなみに半屋君が言う事を聞くほど恐ろしい「痛い目」の方も気になる…。もしかして…(ドキドキ))
あまんじゃくは無理にうりひめこを負ぶって、風よりも速く走りました。
柿畑に着くと、あまんじゃくは柿の木にするすると登りました。
「上手いぞ♪甘いぞ♪」
一人でむしゃむしゃと柿を食べ始めました。
「てめぇ…一人で食べてんなよ…。」
「何だ?食べたいのか?それならお前も木に登って食べればいい。でもその上から下まで合計約25000円のご大層な洋服やら、胸ポケットの中のご自慢のジッポやら、色々と汚れる事になるなぁ?仕方がないから、俺様の服と取り替えてやろう♪俺様の優しさに感謝するんだな!」
あまんじゃくはうりひめこの着物を脱がせて、かわりに自分のぼろ着物を着せました。(←無理矢理着せ替え。やらしい…。)
そして、よいしょよいしょと、うりひめこを木に押し上げました。
「さあ、好きなだけ食べろ♪」
あまんじゃくは、藤蔓を探してくると、うりひめこを柿の木に縛り上げてしまいました。(突然どうしたんだ梧桐さん!柿を食べる半屋君に何かきざしてくる点でもあったのだろうか…(爆))
「てめぇ!何縛ってんだよ!解けよ、この変態!!」
うりひめこはおんおん泣きながら頼みましたが、あまんじゃくは知らん顔。(←泣き…??梧桐さんに縛られるのってそんなに恐いの?(ドキドキ))
うりひめこに化けて、うりひめこの家にやってきました。
そして、機を織っていました。
【すみません…。ここで終わります(大汗)】
「い」はとりあえず飛ばす事にしました(汗)
『一寸法師』にしようかな〜?と思ったのですが、私の好みでいくと「一寸法師=半屋/お姫様=梧桐さん」となって、かなり顰蹙をかいそうだったので(苦笑)
でもこのキャスティングだと梧桐さんが「サル〜v
サル〜vv」などと半屋君を可愛がってくれてラブラブなのですよ!
ただ…子供を産むのは梧桐さんです(爆)
で、「う」は『うりひめこ』。
マイナーですね(^^;)
『浦島太郎』やら『ウサギとカメ』やら色々とあるんですが、たまたまこの話を読んで、「あまんじゃく」の台詞や行動が梧桐さんチックで萌えだったのでコレにしちゃいました(笑)
それにやっぱり姫が出てくる話の方が萌えるじゃないですか♪
んもう私にとってはこの話はすっかり「梧桐さんが無理矢理半屋君をデートに連れていく話」です(笑)
ちなみにもう一つ萌えだったのは『うりひめこ』を初めて変換した時『売り姫子』と漢字変換された事(爆笑)
「売り姫子」=半屋…。
やらしい感じがして堪りません!
話の内容ですが。
この話、本当はこの先が重要なんですが…『赤ずきん』並に恐ろしい結末が待っているので続きを省いてしまいました(汗)
どうなるのかというと、「あまんじゃく」が「うりひめこ」になりすまして、おじいさん達が買ってきた駕籠に乗るんですね。
そして「では、表の梨の木畑を通っていこう。」とおじいさんが言うと、「あまんじゃく」は人の反対を言う生き物(?)なので「いいえ。柿の木畑の方から行きましょう」と言ってしまうのです。
で、「うりひめこ」の泣き声を聞いたおじいさんは「駕籠の中にいるのは、あまんじゃくだな。この悪者め!」と言って、鎌で「あまんじゃく」を殺して黍の畑に捨ててしまう。
黍の茎が秋に赤くなるのは、「あまんじゃく」の血で染まったからだと、いうことです。
と、そういう話なのですね。
でも、この話を表面的に読んだだけだと、「あまんじゃく」ってそんなに目の敵!とでも言わんばかりに殺されるほど「悪者」でもないと思うんですよね。
(この後、おじいさんおばあさんを食べるつもり、とかなのかもしれませんが。)
だから何となく腑に落ちない話で嫌いなので以下略。
クリフに殺される梧桐さんなんて、それこそホラーだし(笑)←笑えない…。
おじいさんがクリフなのは、クリフに養われて頭の上がらない半屋君、というのがツボだから(笑)クリ半♪
そしてクリフなら半屋君の身の安全の為に「セージを家に入れちゃダメだよ!」とか言ってくれそうだし♪(そうか?)
青木君がおばあさんなのは単に私の中で「ラブラブ夫婦」というと「クリ青!」というイメージがあったので(笑)
それにクリフと青木くんと半屋君が3人で暮らす、というのは上手くいきそうだと思うのです。
それにしても梧桐さんと半屋君を想像して映像を思い浮かべると…本当にやらしい話ですね!
「おんぶ」だし!「脱がす」し!「縛る」し!
しかも原作通りの台詞を言わせたとしたら…。
「お願い。縛らないで。」
となります…。
半屋がそんな事言うわけないのですが…言っちゃったらそれはそれで大変。
梧桐さん鼻血モノ(笑)
初めて読んだ時、私も倒れそうになりました。(落ち付け)