案件14 四天王八樹宗長

主役 八樹宗長
私的感想 何だか危険な明稜世界
同人的ポイント やっぱり「武器はオレだ」とか?(笑)
カップリング 八梧半なんだけど…八梧にはしたくない感じ。

遂に八樹初登場!
サイトを作りはじめてから約1年にしてやっと!!(爆)
ということで、主役は八樹にしておきます。
私としては半屋君だけど(笑)

さて、あいかわらず下らないツッコミばかりしたくなるのですが…。
まずは最初の辻斬り場面。
酒井先輩は何故あれが八樹だと気が付かないのでしょうか?
八樹って別に格好が辻斬りルックなだけで、変声機とか使ってる訳じゃないんですよね?
あの身長・体格で声もそのままなら、少なくとも同じ剣道部でエースと準エースの間柄な酒井先輩には分かりそうなのに…。
口調や態度があまりにも違いすぎて分からなかったとか?
覆面のせいで声が変わってたとか??
たぶん理由はこんなところなのでしょうが、深読みすれば酒井先輩×八樹ですよね〜♪(いきなり同人ネタですみません…。)
酒井先輩は八樹だと分かっていながら辻斬りされた、という…。
だって、酒井先輩の言葉を読み返してみて下さい。
「お前誰だ?」的発言が一切無いのですよ!
一瞬驚いただけで、普通に会話してるんです。
普通は半屋君みたいに「なんなんだ、てめぇは…!」とか言いますよね。
「バカだな」とか…結構口調も優しいし…。
分かっていてあえて勝負を受けた、というのもあながち突飛な妄想でもないですよね!?(いや、妄想だろう)
もし犯人が八樹だと分かっていても、剣道の腕に自信があって、しかもエースな酒井先輩なら八樹に「勝てる」と思うのではないかと。
で、バカな事をしている後輩を止めようと、勝負を受け入れそうです。
そして結局負けて重傷になっても、ここで犯人が八樹だと訴えて責める事は酒井先輩には出来ないのです。
木刀同士の公平な勝負だし、エースなのに負けちゃったし。
そして何より、可愛い後輩だと思えば…。
そう考えるとロマン(笑)
とまあ、同人的に妄想を広げなくても、酒井先輩には正体知れてたかもですよね。うっすらとは。
でも酒井先輩重体で入院してたので、八樹を犯人だと誰かに告げたりする機会もないまま、事件は解決したでしょう。
どっちにしても、退院した後の二人が気になります(笑)
謝る八樹に、「あれは対等な勝負だったんだから」とか言ってくれないですかね〜、酒井先輩♪
そこまで大物だったら素敵なのに〜。憧れの剣道部(笑)

さて、生徒会に移りますと。
伊織ちゃんの奇妙な日本語から始まる(苦笑)辻斬り事件の解説。
いや、不可解ですよね。
八樹は一体何の為に辻斬りを!?と思いません?
だって酒井先輩の前まではずっと何件分も他校生に辻斬りしてるんですよ。
私、この辻斬りは梧桐さんを誘き出して戦う為の行動だと思っていたのですが…勘違いだったのかしら??
「強い」と言われている人ばかりを狙って、力試しをしてただけ?
ただの力試しなのに、相手を重体にまでしてるんだとすると、相当な精神異常者ですよね。
でも、梧桐さんに強くなった事を誇示する為の行動なら、まずは明稜内の強い人を狙いますもんね。
それこそまずは半屋君からでしょう(苦笑)
ということはやっぱり力試しか〜。
クリフの「力試しか自分がこの世で一番強いと思い込んでいるバカか」という予想も大当たりということに…。
八樹嫌なやつですな!

それと、「相手にも武器を持たせてから襲うもんだから、警察も学生同士のケンカと〜」というのも危険…。
日本よね、ここ?(笑)
木刀同士で深夜にケンカして、片方が重傷で道に倒れてても、「学生同士のケンカ」として深く追及せんのかい…。
警察危険思考。
それに八樹が標的にした高校生というのは、皆が皆何かしらの武器を持っていたのでしょうか…。
武器持ってなかったのって半屋君だったのかな…。
恐いよ、高校生(泣)

さてさて、「セージと仲いい八樹君」(クリフ談)にご登場いだだきますか(笑)
この八樹初登場の爽やかさ!
もう二度と見ることの出来ないこの爽やか八樹がこの後ずーっと『登場人物紹介』を飾る事に(笑)
この後ってどんなに爽やかぶってる時でも、どこか裏のありそうな爽やか顔で、ここまで爽やかな顔ではないですよね。
どんどん八樹が危ないキャラ・お笑いキャラ的になっていくのに、単行本の人物紹介はずっとコレなので、とても笑えます。(友人談)

そして噛み合わない梧桐さんと八樹の会話(笑)
「来てたの、梧桐君!!」と今気がついたかのような口ぶりなのに、梧桐さんの「遅いぞ八樹」には「ごめんごめん」…。
どっちなのよ?呼ばれてたの??部活に来るのが「遅い」という意味???
しかも「仲いい」はずなのに「久しぶり」だし…。
半屋君の時といい、梧桐さん忙しさのあまり、友人に会ってる暇もないのでしょうか(笑)
それにしても「仲いい」わりには憎まれ口の応酬ですよね、この二人(笑)
「相変わらずだね、その目つき」ですって。
さすが目の付け所が違いますね、四天王は。
でも「元気そうじゃん」「すごいだろ」あたりの口調は今より仲良しっぽいですよね♪
今の二人は明らかに上下関係のある感じで口調も硬いですからね〜。

ところで…「誰のおかげで人間になれたと思っている」って……梧桐さん!
そんな発言…お姉さんは些かショックだよ…(泣)よろり…。

クリフの説明もまたもや不可解ですよね。
まずは「四天王と言っても不本意ながらそう呼ばれてるみたいだ」でしょ。
他の人は「不本意」でなく四天王と呼ばれているとでも?
望んで四天王と呼ばれてるのって剣持君くらいじゃないか??
半屋君が喜んで四天王と呼ばれてる人だったら相当嫌だよ(笑)

そして木刀で不良を15人くらい怪我させて停学くらった人が「真面目な剣道少年」「穏やかでかっこいい」…。
木刀で血しぶき浴びるような男だぞ!?(浴びてないけど…しぶいてはいる)
15人怪我させてもその後の様子が穏やかで、外見がかっこ良ければOKなのか…明稜女子。
普通は近寄らねぇだろ、普通は。

「剣道はかなり強いらしいけど、他の四天王と比べたら天と地の違いさ」も微妙…。
この言い回しだと、「天と地の違い」なのは「強さ」ということでしょうか?
そんなに見くびられてたのか、八樹は。
不良15人倒した男でも、他の四天王にはそんなに及ばないのか?
この当時の四天王ってくどい様ですか、半屋君と剣持君と御幸ちゃんなのですが…。
半屋君はともかく、他の二人ってそんな不良15人軽く倒せるほど強いか?
それとも、この言葉の対象は「強さ」ではないの?
「性格の質」とか、そういう意味?
そうだったとしても、それはそれで失礼な(笑)

それにしても相変わらず梧桐さん周辺情報に詳しいクリフ先輩に愛を感じますが(笑)
「彼は中学の時〜」は何処から仕入れた情報なのでしょう…。
他から聞いた情報であって欲しいのですが…。
梧桐さんが自ら語った八樹との関わり、だったら嫌だな(泣)
上記の「誰のおかげで」発言といい、そんなに恩着せがましい梧桐さんは冗談でも嫌〜(>_<)
でもこれが梧桐さんの八樹に対する認識だったとしたら、そりゃあ梧桐さんにも落ち度はあったという事になりますね。
こんな見下された発言されてたら、気分も害されますでしょう。
友人なら、なおさら。
そう考えると、八樹にも同情の余地が…。

ところで、この頃の八樹って本当に美青年〜って感じでいいですよね〜v
特にこのさらさらの黒髪!
別に髪型は大して変わっていないのですが、何が違うってツヤが!(笑)
ツヤベタがすごくキレイなんです〜vv
特に「それがどうしてこんな事に…」の八樹!
青木君が騙されるほどの美青年ぶり(笑/別に美貌に騙されていたわけでは)

ちなみに八樹が真面目に酒井先輩について語る、この場面にはツッコミ所が特には無い(笑)
しいて言うなら、全てが演技なこの発言の中、酒井先輩が「やさしい先輩だったよ」「それがどうしてこんな事に…」あたりまではちょっと本心であってほしいな〜なんて思ったりします。
自分の狂った行動の為に犠牲になる人に少しは謝罪の意識を持っていてほしいし、こんな事件を起こしてしまった自分に後悔もしていてほしいな、と。
後悔はしているが、もう後には引けない、という感じであってほしいな〜。
もう罪の意識も何もなく辻斬りして「出て来い梧桐」とか言っちゃってるような人間だったら…かなり寒い。

さて、またちょっと悲しい梧桐さんの学校上での立場が…。
後輩の皆さんは梧桐さんを「梧桐会長」と呼び、「ムチャクチャ恐い」存在だと恐れてるのですね。
そりゃあ、恐いか。仕方ないけど、ちょっと悲しい。
ちなみにこの後輩達は多分辻斬り犯が八樹だと分かった時点で引いて、二度と近寄らないでしょうね…。
「人間が出来てる」八樹を慕っていた後輩には、その後の八樹は受け入れられないでしょう。
良くて遠くから感心するくらいかな〜。あのすごい練習量に。
そう考えると、この後八樹は剣道部で結構辛い目にあってそうなのに…それでも二条編で剣道部を守ろうとしたのかと思うと感慨深い。
剣道部内、この後実際はどうなったんだろう…本当に。(ドキドキ)

で、相変わらず高飛車な梧桐さんに久し振りに会って、憎しみが倍増した八樹は梧桐さんを本格的に誘き出そうと半屋君に…(泣)
あああ、未だに許せんよ!だって半屋君ファンなんだもん!!(私的すぎ)
鼻歌交じりで帰ってきた機嫌の良い半屋君を…(怒!)
でも…またもや当事者は怒ってないのよね(笑)
半屋君は油断したとはいえ負けてしまった八樹と正式に決着を付けたいと思っているだけで、別に辻斬りした事にはこだわってないのですよね。
男らしい、半屋君らしい思考回路です。
でもファンとしては許せんな…。
大体八樹は対等だと言ってたけど、実際には対等じゃないじゃないですか。
八樹は半屋君が四天王とか呼ばれているほど強くて、空手の使い手だということは少なくとも知っていたのですよ。
でも半屋君は謎の通り魔が現れて、分かることといえば「木刀」だから「剣道」か?くらい。
覚悟が違うと思うんですけどねー。
でも、半屋君ならそんな言い逃れはしないのでしょうが。
あああ、真面目さんなんだから(泣)
そんな事ではこの汚れた世の中、生き抜いていけないよ〜。(いらん心配)

でも、ファンのひいき目を無くせば、あの対決は完全に八樹の勝利なのですよね(泣)
八樹の気配に半屋君が気が付いてない時点で…。
どうしてあんなに簡単に背後とられたのかしら〜(>_<)
半屋君にあるまじき失態だと思うのですが。
でも「半屋君は強いが、気配には鈍感で背後はすぐにとられる」となると、完全に受けキャラですね(笑)
そういえば同人ではよく背後とられてるよな(爆)

それ以前に「武器はオレだ」発言により、完全に受けキャラですが(笑)
もうどうしてこんな事言っちゃったんですかね、この人…。危険すぎる。
良かったね、八樹が変態じゃなくて…。
八樹がヤバイ人だったら、あんた犯されてたよ(爆)
最初に喉を潰された時点で既にやらしい…。
「ちょっと何したのよ、この八樹とかいう男!?」と偉く心配したよ(笑)
次の生徒会の場面で服着てたから安心したけども。(少年誌で制服乱れてたら発禁だろ…)
でも…本当に何で喉からいったんでしょうね。
他の人の時はそんなことなかったっぽいのに…。
やっぱり…(あわわ)
八樹が事が済んだ後に制服着せたとか(爆死)
と、まあ冗談はこのくらいにしても(冗談だったのか?)半屋君のあの発言はいかんと思います。
他に言い様があるでしょう、半屋君。

でもクリフの口調からも半屋君だけ特別ひどい状態だったっぽい事が伺えます。
喉からいったのも特別だったみたいだし、意識不明の状態も長いようだし。
これは…私怨?
梧桐さんの近しい人だから、ここまで痛めつけてみたんでしょうか、八樹。
一番梧桐さんにダメージ与えられる「友達の半屋君」だからでしょうかね。
そう考えると八梧ですね〜。
ただし鬼畜系八梧(笑)
私的にあんまりオススメしたくないのでカップリングは酒井先輩×八樹の方にしようかな〜と思ってしまったり(笑)
でもダークな八樹が梧桐さんのことを「梧桐」と呼び捨てにした時は「おお!」と思いました。
この呼び方の差は好きですv
でも、とにかくこの案件においては、「梧桐さんを思い遣っている八樹」ではなく「梧桐さんを貶めたい八樹」なので、八梧としては主張したくない感じです。

そういえば「明稜帝梧桐勢十郎だ」のコマといい、その後の案件といい、この話って梧桐さんのアップがやたら多いのは何故なのか(笑)
八樹ビジョンだから?

梧半的には燃えますよね、この案件(笑)
あのクリフに半屋君のことを伝えられた時の梧桐さんの表情!(相変わらずクリフ先輩、梧半ですよね…)
私の中では全巻通してもベスト3には入る梧半のツボです〜v
梧桐さん、何て顔してんのよ、もう!という感じ。
そしていまいち解決に熱を入れていなかったっぽい梧桐さんの「一人一人拷問して、必ず犯人を見つける」発言。
あああ、梧桐さん…愛だね。
結果的には八樹の思うつぼなのですが、許す(笑)
ここで反応薄かったら、私たぶん明稜にはまることは無かったです(^^;)

案件15 囮作戦

主役 八樹宗長
私的感想 不可解な梧桐さん。
同人的ポイント 友達認識
カップリング 梧八かも…。

この案件は、これからの八樹を語る上でとっても重要な案件ですよね!
という訳で主役は八樹。
ただ主役は八樹ですがツッコミ所が多いのは梧桐さん(笑)
梧桐さんがとても可笑しい案件です。

まず最初、体育館を貸し切ってまで実施した「この中の誰かが容疑者だ!」作戦。
あんなに大規模で無駄の多い作戦、梧桐さんらしくないですよね。
「らちがあかん!」ってそりゃそうだろ…みたいな。
いつもの梧桐さんなら、真っ先に思い付くのが「囮作戦」の方だと思うのですよ。
些か無理のある展開です。
(どうやってあれだけの人数を集めたのか、にも無理があるけど…。「一般人まで」って…)
そこで余計なお世話でしょうが(笑)かず先生がここを描きたかった理由を考えてみる…。
と、思い当たるのは二つ。
「ギャグ」と「八樹とその友人の会話」かな〜と。
ギャグの方は、たぶんかず先生が明稜という作品をギャグ漫画として位置付けているような気がするので。
一話に一つくらいはギャグを入れたい!と思ったのかな?と思います。その後は八樹の過去と囮作戦部分でギャグにし辛いし…。
まぁそれはいいとして、「八樹とその友人の会話」の方が問題。(私的に)
この会話を描く事でかず先生が言いたかった事は何?と考えると…。
「梧桐君も一生懸命なんだ。友達の半屋君までやられちゃったからね。」の部分!?
こんなに無茶な行動に出るほど梧桐さんは半屋君の為に一生懸命。それ程に梧桐さんは半屋君を友達として大切に思っている。
という部分ですよ、奥さん!(そこまで強調せんでも…)↑ちょっと解釈に私情が入ってますが。
でもこの後の剣道部云々とか「四天王はやめろよ、恥ずかしい」よりはこっちの方が大事だと思う…。
梧桐さんの一生懸命さを描く為のエピソードなのでしょうか…。この部分。
そうだとすると、かず先生ありがとう!という感じですね〜。
いいのかな〜梧半として喜んで(^^;)
(どちらかというと、こういう風に友人と爽やかに会話する八樹とその後のブラックな八樹の差を表現する為な気がしますが…。←自分にツッコミ。)

次に八樹の過去話ですが。
梧桐さんを大物と考えるかどうか、悩む所なのですよね〜。
この昔の八樹に対する態度は、昔の半屋君にとった態度と同じだと思うのですよ。
ただ、半屋君の場合も八樹の場合もこれが成功だったのか失敗だったのかは難しいところ。
半屋君の場合は成功だったと思うのですよ、私個人としては。
でも八樹の場合は梧桐さん失敗だったのでは…と思うのです。
梧桐さん、相手の見極めを誤ったかな〜と。
(もちろん八樹の為を思っての言動だったのでしょうが…。)
確かに二人とも強くはなったのですが、その後が…。
八樹は明らかに間違った方向に成長してしまいましたよね、内面が。
(半屋君も青木君に怪我をさせたあたりの行動はどうかと思うのですが。)
こんな風に言うのも何なのですが、この闇討ち事件は深く追求すれば梧桐さんが原因と言えなくもない訳で…。
そこの所、その後の梧桐さんはどう思っているのかな〜と気になります。
あの頃の八樹への言動を梧桐さんは間違っていないと思っているのでしょうか?
それとも後悔してたりするのかな…?
私としては気になっているところです。
その後の梧桐さん、明稜帝としての梧桐さんは確かに大物だな〜と思うのですが…。
こういったエピソードを読んでしまうと、少し疑念が…。
そんな大物感を小中学生の梧桐さんに求めるのもおかしな話なのですけどね(笑)

次は囮作戦ですが、ここはもう前回の酒井先輩と同じ事を訴えたい。
気が付けよ!お互いに!!
また梧桐さんもクリフも正体が八樹だと気が付かないし!
おまけに八樹もクリフの変装に気が付かないときた!
梧桐さんの身長がそんなに高い訳ないやろー!!
本当に親友なのか、この二人…。
「にぎりのクセ」云々の前に、身長と声で気が付いてほしかったよ…梧桐さん。
ついでに言うと、あの貼り紙の「つかまえてv」も梧桐さんのセンスなのかと思うと寒いよ…。あれを梧桐さんが筆で書いたのかと想像すると…(泣)
この案件何でこんなに梧桐さんに泣きたくなる事ばかりなの?

さて、ツッコミはいい加減にして、同人的感想の方に。
もう前半は「かず先生ありがとう!」な梧半エピソードで嬉しいです〜♪
梧桐さんが半屋君の為に一生懸命、という点はもちろん。
あとはナス頭君(=八樹の友達らしき人)の発言もツボ。
「八樹、おまえ梧桐のダチだもんな」ですよ!
つまりは半屋君が梧桐さんの友達だという事に異議無しなのですよ、このナス頭君!
一般生徒公認!?
少なくとも「え?あの二人って仲良いの??」というような不信な表情はしていないのですよ。
うーん、スゴイ。
それ以前に八樹が「友達の半屋くん」とかいちいち強調しているのも何だか可笑しい(笑)
そんなにかず先生は半屋君を梧桐さんの代表的友達に位置付けたかったのでしょうかねv
その後もずっと代表的友達のままですしねvv

そして八梧なのですよね〜♪
最初の体育館でも八樹ったらずっと梧桐さんを見ているのですよ。
あの「おまえかーーーっ」とか言ってる梧桐さんを何だか見つめている八樹は何を考えているのでしょうね。
コマが白いところがまた八樹がじーっと梧桐さんを見つめている感じ倍増で気になります(笑)
大体にして剣道場で梧桐さんに対しての憎しみを長々と語っていますが、「いつも」「いつのまにか」「いつでも」「長かった」などの単語がいっぱい。
結局はそれだけ常に梧桐さんの事ばかりを意識しているという事なのですよね。
それが例え怒りや憎しみでも、思い続けているという点ではスゴイ事だよな、と思います。
あ、あと最後の手の傷を見つめる八樹の目のアップ!
また空白があるので、何だか「ぽっ」とか書き込みたくなる(笑)
あれって頬を赤らめてる訳じゃないのでしょうね…?どうしてもそう見えるのですが(^^;)

と、ここまで書いておいて何なのですが、今回の一押しカップリングは梧八でいきたいと思います。
超個人的な理由で申し訳ないのですが…。
梧桐さんの「オレのよく知っているバカ者と、にぎりのクセが同じだったからな」が大好きだから!!
あああ、梧桐さんカッコイイよ〜(>_<)
このコマの梧桐さんは台詞の良さに加え、顔の角度、表情、口の開き具合(マニアックすぎ)等々、文句なしにツボなのです!
実は密かに悔しい…。このコマが半屋君がらみでない事が……(爆)
この表情で「よく知っているバカ者〜」とか半屋君の事を語ってくれたら鼻血モノなのにな〜なんて。(バカですね)
それはまぁ置いておいて、とにかく梧八なのですよ。
結局のところ、梧桐さんは昔の八樹の為に半屋君と同じ方法をとったわけですよね?(微妙には違うけど)
「オレは強いぞ!」と上に立って、「お前も強くなってみろ!」と促す作戦。
そう考えると昔の半屋君への言動を「梧桐さんの愛」(笑)だと主張するならば、昔の八樹への言動も「梧桐さんの愛」だと言わざるをえないかな、と。
その上で更に「オレのよく知っている〜」ですから。
ある意味半屋君への旧友発言にも匹敵するかと。
だから梧半を主張する以上は、梧桐さんと八樹の過去話は梧八エピソードだという判断になるわけです。
半屋君が旧友なら、八樹も旧友。
そういうわけです。(分かり難いですか?(汗))
でもこの理屈でいくと、梧桐さん総攻になってしまうのです(大汗)
梧桐さん、沢山の人を大切にしているからね…。

最後にどうでもいい付け足しですが、今回の案件は前回とは反対にミニ梧桐さんが多くて、すごく可愛いv
チラッチラッと周りを見る梧桐さんが可愛いな〜とずっとお気に入りだったのですが、今回感想を書くにあたって細かく見るとそれよりももっと小さい梧桐さんも何だか可愛いのです。
「犯人が「強い者」しか狙わないのなら〜」と力説している梧桐さんとかv(ちなみにこのコマはミニ伊織ちゃんも何だか可愛いv)
「そんなだからいつまでも負け犬なのだ」と踏ん反り返っている梧桐さんとかv
微妙な可愛らしさがあります♪
(梧桐さんマニアみたい…)

そして最後にもう一つ。
あの十字傷の付け方を誰か教えて下さい(汗)
どうやったら、あんな短時間(というか瞬間)にあのような器用な傷を付けられるのか…初めて読んだ時からずっと疑問に思っているのですが…。
不可能…じゃないのでしょうか??何だか誰も「あれは無理」とか純粋なツッコミを入れている人がいないので可能なの?と気になっている私です(苦笑)

案件16 正体暴露

この案件における主役は梧桐さんなのでしょうが、とりあえずこの感想文においては八樹だということにしておきます。
この案件において、何が一番大切なのかといえば「本性を梧桐さんの前で露にした八樹」という点だと思うので。

うーん…(汗)
何だか飛ばして同人的ポイントに行きたいくらい、他の部分はどうでもいいのですが(笑)
真に剣道に長けた八樹とか、剣道部員に慕われる八樹とか、女子高生にモテモテの八樹とか、別に特筆すべき部分ではないので。
ただ一つ言わせてもらえば、八樹の性格がこの頃いくらひん曲がっているとはいえ、「まわりは皆俺の味方だからな」は無いと思うの(笑)
いくらなんでも自信過剰すぎなのでは?
何故そこまで剣道部員その他の人間に慕われていると自信を持っちゃってるの?
勿論どちらの味方かと問われれば、梧桐さんよりは八樹に肩入れするとは思いますし。
確かに梧桐さんが何の証拠も無く勘だけで八樹を犯人だと言っても、それは誰も信じないとは思うのですが。
それはその場にいる人たちの「八樹がそんな事するはずない!」という気持ちからくる状況であって、「俺の味方」という感覚とは違うと思うのだが…。
この場面において「味方」と呼べる存在は、八樹が不利な状況になってもなお力を貸して弁明してくれる存在を言うのでは?
そう考えると、君の味方は一握りしかいないよ?と言ってやりたい感じです(^^;)
意味的には別にいいのですが、何だか「味方」という単語が八樹には似合わないように思えて、違和感を感じずにはいられなかった…。
今後改心した八樹からは絶対に「味方」なんて単語は発言されないと思うのですよね〜。
そう考えると、やっぱりこの頃の八樹は相当自信過剰だったんだなぁと思います。

あ、あと、この試合会場って「県立体育館」なんですよね〜。
という事は、やっぱり明稜は東京ではなくて、どこかの県だということなのでしょうか?(まぁもし東京だとしても「都立体育館」とは書けないのでしょうが…)
ものすごく立派な体育館なのですが、これも別にモデルとかはないのでしょうかね?

もう、同人的ポイントに移っても良いでしょうか?(早!)
私はこの案件で梧桐さんの半屋君と八樹に対する愛の差(笑)を何とか証明しようと、かなりじっくり読んだのですが…。
生徒会召集時間も同じ朝の5時。
処刑計画書の厚みもほぼ同じ。
その上で今回の八樹の処刑に関しては、県立体育館までの出張費、鉄の仕込んである木刀・及び真剣の用意と金銭的にもかなりの出費が想像され(クリフ持ちかもしれませんが)正直半屋君の負けか?と落ち込んだのですが(苦笑)
でも逆に考えれば、この八樹処刑の熱心さは、全て「半屋の為」かもしれないんですよね!
半屋君の敵討ちの為に念入りに準備をして、その上拳で戦う事を選んだのだと考えれば!何て梧半!!
某サイトさんに教えていただいて以来、この八樹戦での「オレは拳でやってやる」発言に愛を感じずにはいられません!
しかも同じ厚みの処刑計画書にしても、クリフ相手に自慢しているのは半屋君の場合のみ。
梧桐さん、半屋君の計画書に関してはくどい事に2回も「完璧な」って言ってるんですよね(笑)←密かにかず先生のミスかも…と思っているのですが。
とにかく完璧な計画書だとアピール。
半屋君の弱点は完璧に把握しているのだとわざわざクリフに主張する梧桐さん。
(クリフにアピールしてどうなるものでもないと思うが。)
その点、八樹の作戦指令書類に関してはノーコメントなのですよね。
この違いが気になるところです。
限りなく深読みをしてしまえば、この八樹の処刑作戦指令書類に関しては、梧桐さんあまり自信がないのか?と思えます。
つまりは八樹の弱点を考慮して作った計画書ではあるものの、この計画が100%思い通りになって成功する!と自信を持って言えるほど、八樹の内面を把握できている自信がないのかな〜と。
そう考えると萌えですね〜♪

そもそも半屋君の処刑計画書にあの作戦内容が書かれていて、その上で梧桐さんが「完璧なやつの弱点をついた完璧な処刑計画だ」と仰られているのだとすれば、かなりスゴイものがあります。
だって恐らくはあの捕獲方法から既に計画の内であって、あの捕獲場面は計画通りなわけですよ?
「街でうろつく半屋に俺を追わせ、落とし穴の前まで誘き出し、挑発して落とし穴に落とし捕獲。」とか書いてあるのですよね、きっと。
普通に考えたら八樹の処刑計画よりもよっぽど成功率の低い作戦ですよ。
そもそも半屋君が女の家にでも転がり込んでいて街を徘徊していなかったら捕獲の機会がなく成り立たないわけですし。
そこで梧桐さんの姿を見付けても、用事でもあってそれを優先したり、そもそも梧桐さんを躍起になって追いかけるほど執着していなかったり、梧桐さんの罠だと気が付いてしまう頭の良い子に成長しているかもしれないし…。
その他諸々の失敗例が考えられる作戦なのですが、それでも梧桐さんは「完璧に弱点をついている」と自信満々な訳なのですよ。
この二人は半屋君談からすると「久しぶり」に会ったはず。
そう考えると半屋君も「オレは変わった」とか言っていますが、強さは置いておいても、少なくとも内面が変わっている可能性はあったと思うのです。
「クソ真面目で猪突猛進なところ」が変わっていたらどうするつもりだったんだ、梧桐さん…。
それとも「久しぶり」だったのは半屋君だけで、梧桐さんには最近の半屋君も把握済みだったのか?
それとも半屋君が相当な寂しんぼうで、実際にはそれほど「久しぶり」でも無いのか?(笑)
とにかく、梧桐さんの中に「半屋は俺の姿を見れば誘われて追ってくるし、挑発すれば熱くなって真っ直ぐに向かってくる」という自信が満ちていたのだと考えるとスゴイ…。

反対に八樹の計画は成功率がかなり高いしっかりとした計画で、それこそ「綿密な計画」だという点では、こちらは自慢するに値する作戦なのです。
舞台は八樹が出場する事が確実な剣道部の個人戦会場。半屋君の時とは違い、100%八樹が捕まります。
その上で、ギャラリーごと閉じ込め、その八樹を信じている人が圧倒的に多い不利な状況を真剣を使って八樹の本性を暴く事によって揺るがす。
そして決定的な証拠である手の甲の傷を見せるように脅しをかけ、白状させる。
ギャラリーとビデオを使い、二重に犯行を自白した証拠を残す。
(頭の悪い私にはこのような作戦だとしか理解できなかったのですが…どうなのでしょう?)
この場合、確かに失敗する可能性もあるのですが、半屋君の時の計画よりは自慢できると思うのですよ(笑)
「完璧な計画書を作ったぞ!」という意味で自慢するなら、ですが。
(梧半ファンとしては、あの自慢は「半屋の事ならオレは完璧だぞ!」という自慢にしか聞えないんですけどね。)
何より、「手の甲の傷」という証拠で脅しをかけられるわけですし。
でも、どうも半屋君の時ほど、八樹の処刑に関しては自信満々といった感じにウキウキとはしていないのですよね、梧桐さん。

そもそも、梧桐さんにとっては半屋君が青木君を傷つけた事も、八樹が闇討ちという悪行に走った事も、どちらも真に予想外だったのだと思うのです。
でも、梧桐さんがより事態に困惑しているのは、実は八樹の場合なのですよね。
だからこの計画にウキウキしていないのかも。
ようは、梧桐さんは実は落ち込んでいるのかもしれない…。
何故なら、八樹の本性に気付いていた言っていながら、結局はこの最悪の事態を防げていない訳ですから。
きっと八樹の性格は、梧桐さんが感じていて、把握していると考えていたよりもずっと曲がってしまっていたのでしょう。
その「八樹は自分が思っていたよりもずっと変わってしまっていた」という不安要素から、あの計画書に自信がないんだと考えると、緊迫感があってドキドキな感じです。
あの計画においての不安要素なんて「八樹が真剣を向けても本性を現さなかったら」という点くらいしか無いのに。
でも梧桐さんには八樹が自分の思い通りにはならないかもしれない、という思いがあったのかも…。
深く考えれば考えるほど、萌えは広がりますね(笑)

ちなみに半屋君が青木君を傷つけた事にも梧桐さんは困惑しているのでは?と突っ込まれそうですが、そこには差があるのですよ。
八樹は中学生の頃とは性格も強さも変わって、その結果梧桐さんの予想を越えた事件を起こしたわけですが。
半屋君は元からのケンカ相手でそもそも強い部類の人間でもあり「予想を越えるほど強くなった」という大きな変化が起こったわけでもなく。
八樹の場合には「表面的にはこんな事をするような人間ではなく、梧桐さんとも良い関係を築いているかのように思われた」八樹が本性を現した!という大きなギャップがあったのですが、半屋君はそもそも表面的にも内面的にも元から壊れ気味(笑)で、暴力を振るっても誰も驚かないし、梧桐さんは半屋君の真の内面を知っていたからこそ「半屋が弱いものに暴力を振るった」事が予想外だった(と思われる)わけですが、別に半屋君が元は暴力を振るう事なんて在り得ない!というような心穏やかな生徒であった訳ではなく(笑)「暴力」=「半屋君」という面でのギャップに対する衝撃は八樹ほど起こらないわけですよね。
半屋君に関しても明らかに梧桐さんの失敗で、梧桐さんは反省したと思うのですが、きっと八樹の闇討ち事件の方がそれ以上に責任を感じているんだろうな、と思います。
つくづく、梧桐さんは背負うものが多すぎる無茶な生き方をしているなぁと感じずにはいられません。

何だか登場してもいないのに、えらく半屋君を語っているのですが(汗)
同じ処刑でも、半屋君への処刑の方が愛がこもっているのだと主張したい梧半ファン心なのです(^^;)ご容赦下さいませ!

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