瓦屋根標準設計、施工 ガイドライン

http--www.gifukawara.com-pr-guideline.pdf


                 監修のことば

瓦屋根はわが国の建築、とくに木造建築において欠かせない屋根工法であり
また長い歴史と伝統をもつ世界に誇れる工法でもある、しかし、強風や地震と
いう自然の力に対して脆弱な構法あったことも歪めない、地震についていえば
思いつくところだけでも1978年の伊豆大島近海地震、宮城県沖地震、1995年
の兵庫県南部地震「阪神淡路大震災」、近くは2000年10月の鳥取西部地震
2001年 3月の芸予地震などにより、多くの住宅の瓦屋根が被害を受けたこと
は枚挙にいとまが無い、もちろん、このような自然の脅威に対して、関係者は安呑
としていたわけでなく,先達による様々な工夫や改良が施され今日に至っている
のであるが、まだその効果は不十分といわざを得ない状況と思われる。
本書は、上記のような瓦屋根の風や地震に対する脆弱性を改善するために、科学
技術的データに基ずいた瓦屋根の設計、施工の方法を「ガイドライン」として、とりま
とめたものである。瓦屋根に限らず、伝統と歴史のある建築様式や構法の良さを
残していくとゆうことは大変重要なことであり、そのためには、先端的科学技術の
光を当て、それらの性能を評価するとともに、それらの弱点を改善していくとゆう手法
が新しい世紀には是非ともとられるべきである。瓦屋根であっても,今後とも科学技術
的アプローチをつずけ、より信頼性の高い構法を擁立していくとゆう気概が必要で
あろう。
監修にあたっては,個々の内容とともに、瓦屋根に携わる設計者、技能者にとつて
分かりやすいものになっているかどうか見せていただいた。この点に関し分かりやすい
図が豊富に挿入されているところは大いに評価できるが、荷重の算定部分では例題
はあるものの、それに至る原理について更なる説明があれば、より分かりやすいものと
なったであろう。これらの点に関し、修正をしていただいたところもあるが、時間的制約
で必ずしも十分とは言えない。監修者としては、次回の改 に期待したいところである。
今後に、監修者を代表して、瓦屋根に係わる設計者、技能者はもとより、関係各位が
本書を十分に活用され、国民に一層信頼される瓦屋根の実現とその普及に努められる
ことを、心より願うものである。


                   平成13年8月13日発行の瓦屋根標準設計 施工ガイドライン の紹介です、簡略てきに写しました

                   地震瓦屋根被害を にどと起こさないための おもに棟瓦の地震に対する耐震力の絵図です


図をクリックすると大きくなります


             第2章 屋根ふき材 (瓦」に関する関連法令告示


おもに 条例39条(屋根ふき材等の緊結) この条文では 屋根ふき材について、風圧力や地震による脱落しない
ように規定している。
              建設省告示、条例39条、告示第109号(屋根ふき材)
屋根ふき材は,加重、外力に対し脱落、浮き上がりを生じないように、たるき、梁、けた,野地板、その他これらに
類する構造部材に取り付けること、又、屋根ふき材や緊結金物について、腐食や、腐するおそれのある場合は
有効なさび止めや防腐のための処置とること さらに屋根瓦についてのきやけらばから二枚とうりまで一枚ごとに
その他の部分のうち棟については一枚ごとに、銅線b、鉄線、くぎ等で下地に緊結し、またはこれと同等以上の効果
を有する方法で、はがれ落ちないように葺くことを定めている

図1−3−7のような場合、棟の風方向に押す風力に対するピーク風力係数は平12建告第1458号に例示されて
いないが 水平方向の風圧力にどれほど耐えられるかが問題です





               加力方法及び、試験結果の判定 「棟瓦耐震試験」
試験体図U−2−27に示すように回転板に取り付け、90度傾け回転させる。横軸の回転速度は棟部に加速度
が生じない3rpm程度とする。試験の合否は10回転の加力で冠瓦 のし瓦が脱落、浮き上がり、異常ななずれが
見られない場合、水平加速度1Gに対応した地震力に対する耐力があると判定する 

            棟瓦の水平加速度1Gは震度7の地震に耐えられます棟瓦耐震試験方法



その他これらに類する構造部材に取り付ける

中央の棟芯材が
構造部材に該当し
ます


棟瓦標準工法 2棟部の瓦
図U−2−31に示す山形金物、芯材受け金物プレス1体型及び、山形金物芯材受けを棟
木又は下地の棟部に所定の間隔で固定する。山形金物のその受け金物に棟補強用芯材
を取り付け葺土を使用して、のし瓦を積み上げながら、のし瓦の左右を緊結用線で緊結し
所定の棟高とする、冠瓦は、最上段の、のし瓦の上に冠瓦幅の6割程度葺き土を置き
冠瓦を伏せ、パッキン付き ステンレスねじで留める


ガイドライン工法 棟写真は建築基準法 、条例39条、告示第109号(屋根ふき材)
の内容を だれにでもわかりやすく説明するための、絵図です
要するに 地震に弱いのし瓦で棟を積む場合には棟芯材を 入れないと 違法になる
おそれが あります

全部の のし瓦を
左右で緊結する

外部に銅線など見えません

中央部の構造部材が地震などの水平方向の外力を保持します

棟瓦標準工法 のし瓦積み棟
図U−4−2に示す山形金物、芯材受け金物プレス1体型及び、山形金物芯材受けを棟
木又は下地の棟部に所定の間隔で固定する。山形金物のその受け金物に棟補強用芯材
を取り付け葺土を使用して、のし瓦を積み上げながら、のし瓦の左右を緊結用線で緊結し
所定の棟高とする、冠瓦は、最上段の、のし瓦の上に冠瓦幅の6割程度葺き土を置き
冠瓦を伏せ、パッキン付き ステンレスねじで留める

全部の のし瓦を緊結線でで留める

その他これらに類す
る構造部材に取り付

中央の棟芯材が
構造部材に該当し
ます



2)横筋補強棟伏
棟補強用芯材にステンレスパイプ等を使用する場合
のし瓦の使用段数が少ない場合や棟幅が狭い場合については、寸切りボルトに棟補強用芯
材として直径12mm程度のステンレスパイプ等を取り付け、なんばんしっくい等を使用して
全てののし瓦を緊結線で緊結しながら、所定の棟高さまで積み上げる。冠瓦は、ステンレス
パイプ等に留付けるので銅線を使用する場合は必ず被覆してあるもの又は、ステンレス製の
緊結線を使用すること。なお、芯材に鉄を使用する場合には、溶融亜鉛メッキ等の防錆処理
を行い耐久性に配慮すること。この方法は、前章で例示されていないが、それは試験による
性能確認がされていないためである。

地震に強い耐震のし瓦の完成



棟瓦の耐震試験
で合格
震度7相当の980ガル
耐震試験で検証されま
ました
棟瓦の耐震試験
で合格 絵図

のし瓦5段積み


2―2 のし瓦5段積棟
棟補強金物:プレス形115mm(高さ)×1.0mm(板厚)aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
棟補強金物取り付けピッチ:660mm
芯木:杉材42mm(高さ)×30mm(幅)
芯木緊結材:
ステンレスネジ3.8φ×38mm
冠瓦留付けビス:
パッキン付きステンレスネジ
5φ×150mm
のし瓦緊結:直径0.9mm銅線
葺き土:土+わらすさ
桟瓦:53A7形釘補強
結果        :合格


                   ガイドライン工法  日本瓦屋根 棟瓦標準施工
 
            小松協栄瓦企業組合 小松製瓦株式会社

「ガイドライン工法」は、巨大地震(震度7)にも耐える耐震工法です。一般の木造建築の場合、地震時にもっとも揺れの影響を受けやすいのが屋根の一番上の棟部分。こうした部分ごとの耐震実験や実物大の家屋による振動実験の結果を受け、巨大地震の揺れにも対応できる工法としてまとめられたのが「ガイドライン工法」です。
※直下型地震では、局地的に阪神淡路大震災の数倍の加速度が確認されることがあります。
※「ガイドライン工法」は今回の実験こより、屋根の上の応答加速度1314ガルに耐えることが実証されました。


日本瓦屋根 棟工事 屋根耐震施工 標準棟工法

のし瓦4段 丸瓦1段 積み 施工作業 及び 施工時間

クリックすると大きくなります

左の図は

建築喜寿運法 条例39条、告示第109号(屋根ふき材)の内容を図にした
ものです このことにより 地震災害屋根被害など責任が明確にされました

【棟の施工】ガイドライン工法 棟芯材により棟の水平方向の外力を保持します
棟は地震、強風などによる応用の影響が一番作用する部分であり、補強は必然的である。補強方法は7寸丸瓦又は一体棟瓦伏せの場合、芯木を野地に固定し7寸丸瓦又は一体棟瓦をパッキン付ステンレスネジで固定する。のし積み棟の場合はのし瓦とのし瓦を互いに緊結する。冠瓦の緊結は棟木より出した緊結銅線で止め付ける方法及び、棟木に取り付けたボルト等に芯木を固定し冠瓦をパッキン付きステンレスネジで緊結する方法とする。棟土については、なんばんしっくい、又はモルタル土を使用する(JASS12による)。

従来の地震に弱い棟積みは外部から銅線などが見えてしまう のし瓦を簡単に束ねてしまう工法で外部に
銅線などが見えんます

写真をクリツクすると大きくなります

アンカー棟に防腐処理した
芯材の取り
つけ30分「構造部材」
のし瓦 ステンワイヤー
取り付け 120枚 30分
棟芯材 左右に南蛮
を置く 40分
棟1段を、のし瓦置き左右ののし瓦を中央で緊結
40分 「間口8間」構造部材に取り付け
小松協栄瓦企業組合 小松製瓦株式会社
2段のし瓦 設置
緊結  50分
 3段のし瓦の緊結
棟芯材の挿入60分
防腐処理材
4段のし瓦緊結
50分
棟芯材に固定されたステンレスワイヤーで 
冠瓦を 固定 30分 ガイドライン工法の棟は
外部から銅線など見えない
ガイドライン工法」 の棟瓦は全部の のし瓦を内部で緊結するために緊結線は外部から見えません

7段の棟積みはまだ耐震性が検証されていませんが、ガイドライン工法に合わせ棟瓦を施工しました

埼玉県寄居町の加藤建築様 大澤邸 日本瓦屋根工事 耐震施工屋根
ガイドライン工法棟積み
2段防腐芯材にのし瓦を
[構造部材」に取り付け
腐らないように防腐処理
3段のし瓦をステンレス
線で緊結 
4段防腐芯材の取り付
付け 「構造部材」
防腐処理して有ります
6段のし瓦をステンレス
線で緊結
7段丸瓦を芯材に取り
付けたステンレス線で
緊結 右に見える線は
簡単手抜き工法 

        

地震に強い棟瓦