まず初めに
サッカー好きの人なら誰でも考える夢のベスト11。みなさんも自分のお気に入りの選手だけで構成されるチームを見たいとお思いでしょう。私もそう感じるサッカーファンの一人です。
そこで、ここでは私のお気に入り選手のみで構成されたピポマルの部屋的ベスト11を紹介したいと思います(決して最強ベスト11で考えているわけでありません。本当に好きな選手だけを選びました。。。ということは必然的にミラン選手だらけるなるような・・・)。
また、基本的には私が生で見た選手からのみで選んでいます。したがってミランファンの神様でもあるバレージやファンバステンは私も大好きなプレイヤーなのですが組み込みませんでした(組み込むとさらに人選を難しくするだろうし・・・)。
それではポジションごとに1人ずつ紹介していこうと思います。
ちなみにフォーメーションは3−5−2です。


GK
最初から言うのもなんですが、このGKを選ぶのに一番苦労しました。
実際問題、現役では『このキーパーが好きだ』という選手がすぐに浮かびませんでした。
ちょっと時間をおいて考えてみたらミランのGKだし、ジーダがいいかなとは思いましたが、だからといってジーダにしてしまったら芸がないなーと思い、さらに悩みました・・・。
お気に入り選手のベスト11なんだからジーダにしとけりゃいいのにと言わないで下さいね。
そしてさらに考えた結果・・・長い歴史の中で多くの有能GKを輩出してきたイタリアにあって、史上最高のGKと言われるゾフと唯一方を並べる可能性があり、さきのドイツW杯でのそのハイパフォーマンスにおいて管理人を何度も驚嘆させた、ブッフォン(ユベントス所属/イタリア代表)を選びました。実力的には現在、ナンバー1でしょう?


DF
ここで初めて言いますが私はディフェンダーが一番好きなポジションなのです。したがって好きな選手も他のポジションと比べかなり多いため、ディフェンダーの人選にはかなり時間を費やしました。
よく悩んだ末に以下の4人に決まりました。

まず右のサイドバックからですが、右SB選出 カフー(ACミラン所属/ブラジル代表)を問題なく選出(テュラムもかなり好きなんですがユーべなんでミランファンとしてのみみっちぃ意地により選出しないと決めていましたので)しました。あの90分もの間、ずっとピッチでの上下動を繰り返しているのを見ていると本当にチームに貢献しているのが分かるし、年なのにヒヒー言いながらでも本当に頑張ってるなぁ〜と実感させられます。まさに尊敬に値するプレイヤーなので選ばせてもらいました。この右のサイドバックはいいんですが、問題は左のサイドバックです。

このポジションはたいていの人はロベルト・カルロスを選ぶでしょうが私もブラジル代表ファンなんで(管理人は対極にあるアズーリとセレソンがなぜか大好きなのです)ロベカルで決定って言おうと思いました。でもここでロベカルを左サイドバックで選出するとセンターバックで当然私のHPの看板選手の1人である、あの選手が2席のうち1席を埋めることになるのでセンターバックの選手があと1人しか選べなくなってしまいます。何とかそれを防ぐため結局彼をサイドで選ぶことにしました。
左SB選出 マルディーニ(ACミラン所属/元イタリア代表)
まぁ元々歴代でみてもロベカルと肩を並べる左サイドバックは全盛期の頃のマルディーニだけなのでこれで良しとしましょう。

次に両センターバックの選出ですが1人目は一瞬に確定。その選手は、CB選出 ネスタ(ACミラン所属/イタリア代表)です。現在の世界最高のCBであり、ミラン&アズーリの守備の要です。
ミランが近年の不調から抜けられたのも彼の功績があってのものだと感じているミランファンの方も多いでしょう(彼が加入したことによりパートナーの守備が不安定な為、1人でどうにかしなくてはならないという大変な使命感と、自分がミスしたら失点に繋がってしまうという不安感を背負いながら戦っていたマルディーニの精神的不安を解消させ、彼本来のポテンシャルを再度引き出してくれた)。私もそう感じる1人です。
ですのでミランファンならその能力以上に彼の功績を考えると絶対に彼は外せません。それに彼の守っている場面だけを見ていても楽しいですしね。

もう片割れのCBですが、かなり悩みました。まず結果から言いますと、
CB選出 スタム(ミラン所属/元オランダ代表)を選びました。あらっ、ネスタとセットだと今のミランのコンビじゃん。と思う人もいたでしょう。別にいいんです。たまたま好きな選手が同じチームにいたということですから。でもそれ以外にも候補はというと・・・、ルシオ、カンナバーロ、テュラムやカラーゼ、キブなども挙がりました。が、その中で何故スタムを選んだのかというと、この(好きなCBの)中で一番力強い≠ゥら。私、全体的に線が細いファンタジスタ系の選手よりも、力強い動ける選手の方が好きなんですよ。。だからCBなら文句なしでスタムなんです。わかっていただけましたでしょうか? でもマルディーニが元気で健在なら、マルディーニとネスタのセンターバックコンビが一番理想なんですけどね〜。

MF
4人の中盤のうち最初に中盤のボランチ(セントラルミッドフィルダー?)2人から選出していきたいと思います。ボランチには2種類のタイプがあります。

1つ目のタイプがグァルディオラやシャビ・アロンソなどに代表される中盤で相手にプレッシャーを与えながらボールをカットするというような汗かき屋ではなく、主に中盤の底からロングやショートのパスを出してフィールド全体を見渡し展開を大きくさせるパス主体のタイプです。
そしてもう1つのタイプがダービッツやロイ・キーンに代表されるピンチになる前にとにかく中盤で相手にプレッシャーを与え、相手の攻撃を遅らせ、ガチガチ潰すいわゆる中盤の壊し屋タイプです。

基本的に4−4−2の陣形の場合、中盤の2人は上の2つのタイプからそれそれ1人ずつ選出するのが一般的です。そのセオリー通りに先のタイプからそれぞれ1人ずつ選びました。

まずパス主体のタイプから、ボランチの(正確にはセンターハーフかな?)1人目は、
ボランチ選出 ピルロ(ACミラン所属/イタリア代表)です。みなさんご存知、今のミランは誰のミランかと言われれば、ほとんどのミランファンの人はこう答えるでしょう。それはピルロのミランですと・・・。それくらい彼はミランにとってかけがいのない選手です。すべてのミランの攻撃はピルロから始まるとはよく言われたものです。彼の中盤の底からのゲームメークは天下一品です。芸術という言葉は彼のためにあると言っても過言ではないのではないでしょうか。私がこんなにも褒めちぎるピルロを一度も見ていない人は絶対に一度彼のプレーを見て下さい。きっとその意味がわかると思います。

もう1人のボランチは、ボランチ選出 デサイー(チェルシー所属/元フランス代表)です。なぜこのポジションにデサイーなの?と思う方もいらっしゃるでしょう。
デサイーはミラン時代ボランチで中盤の潰し屋をしていました(マルセイユからミランに加入しましたが、この当時ミランのCBはバレージとコスタクルタというリベロとストッパーとしては世界最高のディフェンダーでしたのでデサイーは本来のポジションCBではなく、身体能力が高かったこともありボランチをやらされていた)。
私はこの当時にリアルタイムで見ていませんでしたがバルサとのCL決勝(4−0で勝利)をビデオで見た時、デサイーのボランチとしての凄さを実感させられました(とにかく身体能力で相手を潰す潰す潰す。今現在このポジションで最高だと言われるビエラですら私は彼の足元にも及ばないと思うほどです)。彼のボランチ起用は当時のミランにとってまさに鬼に金棒でした。これを見てしまったらデサイーをボランチで使わなければというのが頭に浮かんで離れなかったので必然的に選出しました。それぐらい彼のボランチとしてのインパクトが強かったのです。他には当然ガッちゃんことガットゥーゾなんかも好きです。はい。

ここで4人の中盤のうちボランチの2人が決定しました。
次に攻撃専門とも言える中盤の華、攻撃的ミッドフィルダー2人を選出していきます。まず1人目は、OH選出 カカー(ACミラン所属/ブラジル代表)です。
カカーを選んだのはミランファンだし、ブラジルファンでもあるからっていう簡単な理由だけでは決めたのではありません(本当にそうか〜?)とは言いませんが(笑)、実際ミランでの彼のプレーを見ていると、ルイと比べ何かしてくれそうって(ここのポジションでは私はこの感覚を感じさせてくれるか、させないかが一番重要だと考えていますので)強く感じられるので、そういったワクワク感を感じさせてくれる選手が我がミランにいるわけですから好きになるに決まっているでしょうね。
それに私は彼について1つ断言できます(そんなこと言って大丈夫か?)。
カカーは数年後にジダンやネドベドのようなスーパービッグなクラックに絶対なります。この『ピポマルの部屋。』公認のスーパースター確定の若者を、そして私が最も期待している若手をお気に入り選手に選ばれない理由なんてないのですから。
それと言っておきますがルイは好きですよ〜(でもヴィオラ時代の彼でですが・・・)。

そして、もう1人の攻撃的MFですが、OH選出 トッティ(ローマ所属/イタリア代表)にしました。王子を選んだ理由ですが、ただ単に是非ミランに来てくれたらいいな〜と思ったからです。正確に言うと前々からずっと思っていたからかな。。王子は間違えなくイタリア人では最高のタレントだと思うし、もしかしたらセリエA全体を通しても(外人選手を含めて)最高かもしれません。だから欲しいに決まって・・・っていうのは冗談で彼のパスやドリブル、一瞬の閃きでのダイレクトプレーなど初めて見た時、とてもo(^o^)o ワクワクさせてもらったことが色濃く印象に残っているのでファーストインプレッションで選びました。それに批判させがちな、たまに見せるダーティーな部分も以外と好きだったりしています。あと他にも攻撃的MFの選手では、油さんの所のランプスやインテルに行ってしまったんですがフィーゴなんかも好きです。


FW
そして最後にフィニッシャー(洒落じゃないよ〜)を決めていきます。まさに夢のツートップの実現です。まぁ、私のお気に入り2トップを決める前に現役最強FWについて語りたいと思います。
まず現役最強といって咄嗟に名前が上がるのは、ロナウド、アドリアーノ、アンリ、ファンニステルローイ、シェフチェンコではないでしょうか?一人ずつ考察していきます。

1.ロナウドは誰が何といってもストライカーとして、チームが困った時に何とかしてくれる期待感が最も感じられるストライカーであり、点を決めるだけなら他のFWの追づいを許しません。テクニックや一瞬の速さなども世界最高のものを持っています。

2.アドリアーノはまさに最強(頑丈で絶対に競り負けないパワーを持つ)のストライカーです。味方からのどんなパス(へぼロングパスだろうがへぼショートパスだろうが)でもとにか渡せば、その人知を超えたともいえる強靭なパワーでゴールにねじ込んでくれる頼りになる存在です。

3.アンリは4人の中で唯一アシストも一流のストライカーです。それに加え俊敏さと絶対的なスピード(長い距離での速さが際立って速い上に一瞬の加速力も最高のものを持つ)も兼ね備えた本当の意味でのオールマイティなFWです(FKも蹴ります)。

4.ファンニステルローイは、懐が深いので一度ボールが収まるとほぼ奪えません。オランダ人らしくテクニックも高く、体も強いのでバランスという意味では最も完成されたストライカーです。90年代最強と言われたファンバステンに重ねられる唯一の選手です。

改めてこの中で誰が最強のストライカーかと聞かれれば答えは・・・・。
結局誰が最強なのか分かりません。でも1つだけ確かなのはこの4人共、どこのチームにいってもレギュラーとしてやっていけるということでしょう。
話がずれましたが、私がFWで選出したのは、上記の選手ではなく、、FW選出 イブラヒモビッチ(ユベントス所属/スウェーデン代表)です。現役のFWの中ではプラスの意味でもマイナスの意味でも唯一ファンタジーを感じさせてくれる選手なので、彼を一人目に決めました(でもズラタンはライバルのユーベ所属なんだよな・・・。はぁ〜あ・・・)。ミランにこないかなー。
最後の1ピースは最強FWに名前をあげながら解説しなかった FW選出 シェフチェンコ(ACミラン所属/ウクライナ代表)
です。凄いところはさっきあげたFW達のいいところどりってとこかな。シェバの最近の活躍は目を見張るものがあります。今後もミランのために頑張って下さいな。
他にもFWではHPの由来のピッポ・インザーギやクレスポ、ロナウド、若手期待のジラルディーノも好きです。


最後に
以上長々と書いてきましたが(ここまで読んでいただいた方には感謝致します)、色々なサイトや掲示板などで、様々な人が最強ベスト11とかお気に入りベスト11を紹介されています。私は最強にしろ、お気に入りにしろベスト11を決めるのはとてもいいことだと思っています。どんな人も好きな選手が出来て、そこからその選手が所属するチームを好きになったり、その選手の国を応援するようになるのが普通ですし、そこからサッカーの知識がどんどん広がり、さらにもっともっとサッカーを好きになっていくので、沢山の人がこういったベスト11をどんどん考えてほしいと思っています。

2006年12月27日更新



ピポマルの部屋。♀ヌ理人のお気に入りベストイレブン

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