他人の幸せを喜べるようになったから
他人の不幸せを泣けるようになったから
君と最後だと知っても
僕は生きて行けるだろう
荒れた後の夕焼けが 妙に綺麗だった
夏はもう終わりなんだ
にじんだ汗をぬぐって
Tシャツの左だけ まくりあげた
だらだら休日を過ごしても
それが まったくの無意味じゃない気がして
少しだけ泣いた
それも 無意味じゃないと思う
僕の時間は まだ連続している
次の一瞬が また来る
どう生きるかなんて 深く考える気はないけど
僕は生きて行くんだろう
他人の幸せを喜べるようになったから
他人の不幸せを泣けるようになったから
君には ありがとうって言いたいけど
気のない振りをして さよならとだけ言うよ
words
06/10/01
no.217