ひぐらしが鳴いてる 回顧に想いをはせる
この季節が 終わりを告げる
風を呼ぶ木々から 薄日が差し込んで
ひいた汗が 熱を奪っていく
遠き日の思い出 巡って
また あの日が輝く
一瞬がただ 胸のどこかにそっと触れては
ひぐらし この胸に 永遠に響けと
ひぐらしが鳴いてる 回顧に想いをはせる
この季節が 終わりを告げる
薄着をすると風邪をひくからと 声がして
振り返っても 幻を見ただけ
遠き日が美しいからこそ
現在 生きているんだろう
時は無情に あらゆるものを変えていくから
ひぐらし この胸に 永遠に響けと
遠き日の思い出 巡って
また あの日よ 輝け
そしてその時 僕が見たのは ただの現実
ひぐらし もう二度と戻ることはないと
words
05/12/29
no.214