嘘のない世界が 本当に住みやすいか
そんなこと誰かに 聞くまでもないけど
僕じゃあいつの役には立てない
遠い空をただ眺めてた
そして どこか逃げたかった
夏の日差しに僕は 軽いめまい覚えて
行く宛てのない気持ちを おさえこんだ
窮屈そうな風が 少し熱を奪った
となりに誰もいなくても 僕は歩けるから
新しい出会いにおびえ 避けて通った
浮かべる表情に 自信が持てなくて
僕の自転車と 水平に飛ぶこの鳥は
仲間を求めているのかな?
少し 笑顔が戻ってた
長く続いてく道 街路樹が揺れている
素直に生きていくのは とても難しい
壊れたときの痛み 思い出してしまっても
となりに誰かいるだけで 何故かやすらぐから
夏の日差しが僕は とても嫌いになった
眩しすぎて僕なんて かすんでしまうから
きっとすべてが嘘で 本当のことなんだろう・・・
君の笑顔が虚飾でも 僕は構わないよ
となりに誰もいなくても 僕は歩けるから
words
03/08/03
no.194