1992年1月 長野県 野沢温泉スキー場
 

 前回の八方尾根同様、ヤンキー君に誘われる。 だが今回は行かないと打診。

  にもかかわらずわたくしまで予約にいれられ、またしても夜行バスでスキー2泊3日旅行。

  メンバーも男率100%(4人)

バスターミナルに着き旅館に行くと、主が昨日旅行会社から4人泊まれるか?と言われたから

旧館のほうになると聞く。ヾ(--;)ぉぃぉぃ予約を入れたのは1月以上前のはずだぞ・・・。

なにやっているんだ?旅行会社は?と不信を抱く。

この旅行会社と主に最後の日のトラブルを起こされるとは、この時には考えてもいなかった・・・。




スキー場の方は八方尾根よりも施設が古く、コース数も少なく、辺鄙なスキー場だと最初に思った。

(2年後に野沢温泉スキー場が国内でも大きい規模と大勢の客を動員しているトップクラスのスキー場だと知るのだが)

1年前にスキーをしているので、最初からスムーズに滑ることが出来、八方尾根で強制的スパルタ教育を受けた

おかげで中級者コースもなんとか滑る。  

何本か滑り、ゴンドラに乗り頂上付近まで昇り当然だが、滑り降りる。

途中ではぐれた仲間を見つけたので追いかけていくと、「初・中級者立ち入り禁止」の看板が!

ま、なんとかなるだろう・・・。と3人ではぐれた人を追いかける。

最初は、全然たいしたコースじゃないじゃん。簡単に滑れるやんけ。

と思った直後!コース全体にコブがびっしり!!

そう、野沢温泉スキー場の名物コース 「シュナイダー」だったのです。

当然、わたくしの手に負えるコースでなく、背中で滑り降りるハメに・・・。

一人いた、スキー初体験の仲間は板を担いで下りる始末。

と、まあ散々な目に合いました。




宿に戻り、部屋に入るが、すっげー汚い!!スミに埃がいっぱいある!

畳の8畳と、広めなことだけが唯一の救い。

しかし、部屋の暖房は今ではお目にかからなくなった石油ストーブ。

そう、あのストーブの上にやかんを乗せるアレです。

しかも、夜は火事の可能性があるので廊下に出してください。と注意書きまである。

それは許せても、布団が幅60cm毛布1枚に薄っぺらのせんべい布団1枚。。。

こんな寒い真冬で豪雪地帯なのになんなんだ?この宿は!?

最悪です。。。

2日目・・・・・・・・略

3日目の帰る直前に、宿の主が

「バスの発車時刻は14時発の予定だったけど、15時になったからね」

と、聞き、増えた時間を利用しておみやげ屋めぐり。

その後、バスターミナルへ行くが、待てど暮らせどバスは来ない。

係員に尋ねると、「今のバスが最後だよ」

やられました!

旅行会社になんども問い合わせ、夜間発のバスに乗ることが出来、帰宅できたが、

旅行会社と旅館の主に対する怒りが爆発寸前というか、爆発した旅行だった。




         スキー場評価

規模は大きいが、初心者コースの不足。中級者以上ならかなり楽しめるが、初心者や子供連れには不向き
Tバーリフトが面白かった(今はないらしいが・・)
良いイメージがないのと、古い記憶のため、あいまいだが、スキーの腕も上がっているので機会があれば、
シュバイダーコースにリベンジしたい。




                  
                  スキー場研究室へ