1995年12月 ニセコひらふ・ニセコ東山スキー場


今回は大学の部活のスキー旅行。  部活のスキー旅行は初めての参加。
だって北海道でしかも、ニセコなら行かなきゃ損でしょ?

なんと今回のツアーは往復「船」である。
東京⇔苫小牧間を30時間かけていく船旅。 まさに大学生ならではの
貧乏&時間が余っているならではの旅行である。

わたくしは寝つきが悪い&プライベート的な時間がほしいため、雑魚寝部屋の往復3500円ではなく

少しグレードをアップさせた2等寝台。これはベッド+カーテンが付いている。往復10000円くらいだったかな?

さすがに暇であった。20人ちょいだったため、トランプをして過ごしたが、なにせ

他にすることがないのである。甲板にも出れるが、

なんでこんなに風が強いの?と冬の為、寒い。

あとは、売店でお菓子を買ってだべるくらいしかないのである。



苫小牧に着いてみると、辺り一面 雪景色である。かなりビックリ!

そこからバスに乗り換え、ニセコに到着。

写真などを撮り、宿の主にスキー場まで連れて行ってもらう。が、しかし!

雪道になれているとはいえ、全面凍結道路を70kmで走り、カーブでもスピードを落さないのは

あせる。そんな運転に感激しながら、怖がっているうちにニセコに到着。

部の女性共が念入りに化粧をして、ナンパされようとしているのか、紫外線から肌を守る為か

わからんが、かなりの時間を費やしていた。


それはともかくとして、スキーを始める。

12月とは思えないほど深雪で粉雪。

わたくしは男4人でひらふの頂上まで行き、東山側に降りスキーを堪能。

東山の頂上付近から頂上をみたが、雪に一面覆われた山。それを照らす太陽。

言葉では表わせないくらい綺麗な景色にうっとりとする。

斜面は幅がすごく広く、斜度は30度はあったとは思うが、広すぎるため斜度を感じない。

感じないために、スピードオーバーで警官に止められる、、、ことはないが、こけたりもする。

はっきり言って、それ以外のことは覚えてない。。。


宿では飲み会などをし、その後はわたくし達の部屋(5人部屋)に

1年女子を1人づつ呼び込み、質問攻め。

部内で好きな人は?いないのなら興味ある人は?

と、恒例のやつです。


スキーの二日目は皆と一緒に「ひらふ」で滑る。

しかし、前日は快晴だったにも関わらず、今日は吹雪き。

上にまで昇る体力、気力もなく、麓のほうで、「パーマンごっこ」をして遊ぶ。

遊ぶと言っても、後ろについて、強引にくっつくのだが・・・。



帰る日の朝、部屋から出ると、廊下にスリッパが乱雑に散らかっている。

どうやら、誰かが1年女子部屋から、足跡状に男子トイレまで並べたらしい。

朝、起きると、1年女子から「やりましたね?」

と、意味不明なことを言われる。

不思議な事にわたくしが犯人にされている。

なにを言おうが、弁解しようが犯人にでっちあげ!

結局、犯人は3年女子だったのだが・・・。



帰りも船で帰ったが、まさにスキーをしただけで、なにも観光などはしなかった。

せっかく北海道に来たのに・・・と残念がったものだ。


     スキー場評価

コースも充実・斜面も広い。リフトも早く・ゴンドラもあり最高のスキー場。
唯一残念なのが、自販機のジュースが200円だったこと。
初心者や臆病者は上に行くとコースが難しいからヤダ!という軟弱者が下のほうで固まっているため
混んでいるが、上はガラガラだった。是非上まで登って欲しい。
わたくしが思う、1番のスキー場です。絶対に行く価値あるよ〜

ps,ここでは立ち止まっている人に進路をふさがれ、コブを利用して急カーブを切ろうとしたが、
   方向転換が出来ず、結局コブを利用したジャンプになり、自身最大の大転倒をしたスキー場である。
   そのときは、ガケしたまで落ちたと転がりながら思ったほどだった。



            スキー場研究室へ