アーチェリー



わたくしが大学4年間 (いちおー)体育会系で活動していた競技です。

一般的にスポーツと言われていますが、冬は寒くて堪りません!

なにせ動かないのだから・・・。

  大学生が行う競技は 春のリーグ戦と夏の個人戦の2つが主なのです。

競技種目は 男子は30m 50m 70m 90m
         女子は30m 50m 60m 70m
   
                                と、なります。

 女子の弓は張力が男子より弱いため、距離が短いのです。


また、各距離とも、36本の矢を放ちます。 
的は5種類の色分けがしてあり、真ん中から 黄 赤 青 黒 白 となっています。
そして点数は 黄=10点と9点  
          赤=8点と7点
          青=6点と5点
          黒=4点と3点
          白=2点と1点
             そして的はずれは0点

つまり1距離360点満点なのです。

リーグ戦では 30mと50mの2距離のみ。

個人戦では 予選が 30mと50m
        予選を勝ち進んだ決勝が30m 50m 70m(60m)90m(70m) となる。


わたくしの弓の装備品は
 弓本体 ニシザワ FORMULA CX    (約18万円)
 Vバー                       (6000円)
 Mロッド(エクステンション)           (3500円)

 シャフト(矢)
 ACC                        (1本3000円)

 弦
 ファーストフライト                 (1800円)

大学生の装備品としては弓本体がワンランク下なのと、シャフトもワンランク下を使用。

だが、わたくしの所属チームの中では一番装備が充実。

なにせ、Vバーは半分くらいいたが、Mロッド使用者は2人のみ

シャフトもほとんど X−7 (アルミの矢) を使用
      ちなみにACCはカーボン  [ほとんどの大学では ACCのグレードアップのACE(1本4500円使用)]


と、装備品の内容が分かった人など いないでしょう。


 競技方法は1距離に付き36本の矢を放つのは前述の通りだが
 3本の矢を2分以内に撃たなければならない。
 そして、矢を取りに行く。

 3本撃つのを2回こなし、1エンド終了。 つまり、1距離に対し、6エンド行う。

 エンドとはボウリングで言うところの、ワンフレーム と同じ


点数は 30mで1エンド 50点で普通。 55点で褒められる点数。
得点板に記載される場合は 54点以下は 黒文字 55点以上は 赤文字。

50mについては 40点で普通 45点以上で褒められる点数。
尚、50mに関しては、45点で普通、50点で褒められる といったように、学校によって差がある。


褒められる点数の合計で、最低は600点となる。
この600点を出せれば、1流の証拠である。

この600点、出せる人は1年間の練習で出せるが、出せない人は4年かかっても出せないのである。

アーチェリーというものは「射形」が重要なのである。
野球で例えるのなら、「バッティングホーム」

これが変だと高得点は出しにくい。また、射形がきれいでも、ヘタな人も多い。

集中力が決まり手の競技とも言うけど、そこまでは必要ないと思う。
なにせ、わたくしは集中力も筋肉もない。
なにせ、部内一 力のない ひ弱君だったので。。。

このように書くと、「ならオマエは上手だったってことだな!」と言う人もいるかもしれません。

1年では入学早々なのでリーグ戦には出れないので、2〜4年の3回のリーグ戦では
我が校の中では1位の成績を修めてました。   いやー゚。(*^▽^*)ゞ

個人的にアーチェリーは 照準器・左右調整期・上下調整期がついているのだから、
真ん中を狙えば誰でも600点くらいは撃てるとは思うというのが、感想。

意外とあっちこっちでアーチェリー教室を開催していたり、射場があったり、テーマパークのような所で
出来るので是非1度してみてください。

ただ、テーマーパークの矢は目では見えないが、曲がっている可能性が高いので矢飛びが悪いかもしれません。
経験者は掌で矢を回し、振動で曲がり具合がわかる

   わたくしの自己最高点数は

30m    練習 343点
        試合 337点

50m    練習 313点
        試合 300点

70m    たしか 281点
90m         239点


 ちなみにアーチェリーは 雨・雪でも競技は行われます。ただ、雷がなった場合は弓に落雷の
恐れがあるため、中止となります。

おまけで70mと90mは合宿時しか撃てない為 ほとんどしたことがないのです。
従って、個人戦の本戦は ぶっつけ本番だったりしたのです。

 的の大きさは 50mまでは直径88cm 60m以上は直径122cmのを使用します。 

 また、資格全集の本を読むとアーチェリーにも「級」があります。
シングルで1200点以上で1級、1100点以上で2級、1000点以上で3級、4級と5級は不明・・・
なお、シングルとは、90m(70m)70m(60m)50m30m の4距離 合計1440点満点です。

オリンピックに出る、もしくは出たい人は、シングルで1300点は出せなければなりません。
アーチェリーは50歳になってもオリンピックの第一線で活躍出来るめずらしいスポーツなのです。

ちなみにわたくしは2級を持っています。  1104点でぎりぎりでしたが・・・。
2級の難易度は かなり難しいです。さらに分かりやすく説明すると、
わたくしは、当時の関東学生アーチェリー連盟所属の大学生 約1000人中、32位。
全国大学生アーチェリー連盟加入者は約3000人中89位。

本屋で見たことのある人は、絶対といっていいほどいないだろうが、
「月刊アーチェリー」という雑誌に名前は出るのです。(出たのです)

ちなみに3級は?というと、3年間 それなりにすれば ほとんどの人が取れると思います。
       
        
 矢ガモを撃ったのは同じ洋弓でも、アーチェリーではなく
       
   ボーガンですっ!!!!


               




                     マニアなページへ