緑地保全と都市公園の整備を!!
市議会議員  仲村清功
地球温暖化の影響か暑い日が続いております。
読者の皆様には、ご健勝にてお過ごしでしょうか、お見舞い申し上げます。

市長施政方針は、本年を21世紀幕開けの年として位置付け、市政に関する基本的な視点を
「地球から所沢へ・所沢から地球へ」、「物から心・夢・緑・」ととらえ、将来都市像を 「ゆとり・うるおい・活力ある生活文化都市」としておりますが、まさに21世紀初頭ににおける本市の進むべき方向性と、市民が望む将来都市像を的確に示した事と理解致しております。
環境にやさしいまちづくりは、市民生活や都市活動のあり方を見直し、地球全体の環境をも考慮し、持続的に発展可能な循環型社会を構築していくことにあります。
一方、まちづくりは円滑な都市活動を支えるための道路・交通のネットワークの構築はもとより公園・河川・下水道といったハード面の整備など創出的環境と、人に安らぎ・潤い・憩いを与える原風景などの自然環境といった両面の環境達成度を高めることが、都市環境の質の向上につながるものと思います

現在、当市の都市公園は一人当たり3.26uであり、国土交通省が目標としている10uには
遠く及ばない状況にありますが、財政の硬直化を招かず目標に近づく方策として、
用地購入をせず、有償または無償の借地方式により、適正配置を充分考慮して、公園や
緑地を設置する方策を提案いたす次第でございます。
また貸与地主の希望によっては、10年以上の無償貸与を条件にして、永く貸してくれた地主さんを優先順位として、当該用地を買収していく方策を提案いたします。

次に、当市の代表的な公園や緑地として、狭山丘陵緑地・八国山緑地・生きものふれあいの里・鳩峯公園・滝の城跡公園・中央にカルチャーパーク・航空記念公園、間もなく都市計画決定される小手指ヶ原公園、北には三富新田があります。
これに加えて柳瀬川河岸段丘や東川・砂川堀等、帯状の緑も多く存在しております。
これらの資源を連係軸として活用し、互いに個性を持ったスポットとスポットを結ぶ形、
例えば緑の回廊、あるいは緑のネットワーク構想などを検討する必要があろうと思います。
これらのことを踏まえ提案致しますが、将来構想はあるものの、具体的な整備や保全策が
明らかにされていない、言い換えると、絵に描いた餅のような「堀之内公園」があります。
この場所は狭山丘陵の一角に位置し、埼玉県狭山丘陵生きものふれあいの里、さいたま緑の森博物館構想と連係した都市公園としての位置付けをもっているものと思われます。
さらに、同公園は小手指ヶ原公園と、砂川堀で有機的に連係軸として結ばれ、砂川堀の整備と同時に原風景を尊重し、自然と調和した質の高い都市公園として整備する必要があると思います。緑地保全と都市公園整備の観点から、以上2点方策を提言致します。

市民の皆様には、時節柄ご自愛偏にお祈りし、ごあいさつと致します。
平成13年 盛夏
日 刊 新 民 報                         2001年7月25日(水)