みっきのパステルのおあそび
実際の制作の過程
「ホルン奏者」
なんとなく雰囲気がわかる程度に、デッサンをとりました。絵の全体のバランスを確認するためのデッサンですので、ディティールは省略しています。 |
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アバウトなデッサンといっても、デッサンをとるとその後の作業はどうも塗り絵をしているような気分になるので、デッサンをとるのは最近ではあまり好きではありません。 とにかくも、この塗りの作業はあまり時間をかけずにおおまかにはできました。 この最初の塗りの作業で、ホルンのラッパの輝きはだいたい決めにしました。 |
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この段階では、全体を整えつつも、もっとも神経を使ったのは、顔の整形と、ホルン本体部の表現です。 当初の顔はどうも描こうとした顔つきとはだいぶ違っていたので、思い切って整形することにしたわけです。ホルン本体部については、できるだけそれらしく描くことに心がけました。 |
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仕上げ段階です。 ホルン本体の裏面部分については、いいかげんに描きました。 最終段階で、わが師からアドバイスを受けました。手の表現など何点かアドバイスがありましたが、もっとも重要だったのは、アングルが仰角なのでそれをいかすためには上部に余裕があった方がよいとのこと。紙の上部を少し余らせていたので上に描き足すことで、このような作品になりました。 |