みっきのパステルのおあそび
実際の制作の過程

「公園の小川」

今回は形はとらずに、はじめは雰囲気として色を置いてみました。なんとなく手前岸、小川、向こう岸というように描きわけてから、中心となる小川の水際は線でくっきりとさせておきます。この水際と縦に一本通っている木の幹は、他の部分の座標のような役割を果たしてくれます。
はんなりとした雰囲気だけで描き始めているので、他のパーツを描くときの位置関係の目安にするということです。
小川の畔の置石や水面、影の演出のために、濃い目の青を要所要所に配置してみました。
背景はなんとなくそれとわかればいいかなと思い、この段階では最後に描写することになるだろうと思っていました。

前の段階で塗った手前岸の色が濃すぎて陽射しの強さが感じられなかったので、ティッシュで擦って色を落とし、紙の白さを出してみました。
他は全体をやや描きすすめてみたという状況です。
光と影の関係を整えながら、水面の様子をさぐってみました。横一線に伸びる枝についても描写をすすめてみました。
横一線の枝を描きすすめていくうちに、背景との関係を調整することが必要となり、背景を描くこととしました。
全体について最後の調整をして完成としました。

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