感光度の高さについて
写真を撮る場合では、ASAってやつですね。光の強さの高いところで反応するか、光の強さの低いところで反応するかって問題です。 りんごを描くとしましょう。あなたの描く絵は〔1図〕と〔2図〕、どちらの絵に近いですか? 実は、〔3図〕〔4図〕は同じ写真で、画像の明度を加工したものです。 |
この絵のタイトルは「シルエット」。シルエットを描いているんですが、それでも他の人の描く絵と比べて全体としてみると明るい絵になってるのでは?と思います。 みっきの好みだから、といえばそれまでですが、その技術的な意味としては、元々の紙の白さを好んで出すということです。 パステルではいろいろな色を塗り重ねて紙の上で新しい複雑な色を出したりします。絵の具というのは、いろいろな色を混ぜれば混ぜるほど、暗い色になるわけですが、塗った色をテッィシュとか、スポンジで払い落とすということをときどきみっきは行うことがあります。そうすると、絵の具部分が薄くなり代わりに紙の色が浮き上がってきます。その結果新しくつくった色の色合いは残しながら、明るさのある絵にしあがるってわけです。 使っている絵の具も白みがかったものも好きで多様しています。 |