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私は1990年代に尊敬するアメリカ人牧師とタイに行きました。
当時は、少年少女が性の対象として働かされていました。牧師は彼らを親元に連れ帰る
という活動を行っていましたが、少年少女達はすぐに、また自ら元の場所に戻ってしま
うようでした。牧師はその時に「彼らは自分自身の尊厳を見失っている。自分が如何に
大切かを教えてもらうことなく、粗末に扱われたので、どう生きたらいいか分からない
のだ。また彼らを性の対象にしている欧米人や日本人達も尊厳を失っている。尊厳を
持っている人間が子供を性の対象にすると思うかね。」と言いました。私は衝撃を受け
ました。病気や貧困、暴力、犯罪などは医療の問題、政治や経済の問題だと考えていた
のですが、問題は「人間の尊厳」を自分自身が、そしてお互いが如何に大切にすること
ができるかだと気づいたのです。その時から心理学や哲学、宗教、科学、ニューエイジ
などに限定されない、スピリチュアリティの探求を始めました。スピリチュアリティと
いうのは、心霊という言葉より人間の尊厳という言葉が相応しいと思っています。です
から治療はヒーりング(全体性を取り戻す)であり自分を大切にすることを思い出すこ
とだと考えています。現在はそういった姿勢で学び、成長したいと思っています。
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