CD、輸入物しか手に入らないのでたいして持っていませんが・・・。しかも英語が判らないので解説が出来ません・・・。
曲目を書いたりしたので、あ、この曲は聴いてみたいかも、と思うものがあったら、迷わずにどうぞ。
でも、あたしみたいに英語が判らない場合は、物凄く好きだとか、テレビや映画でやっていた曲ならば字幕を覚えているとかじゃなければ、まず、映像からはいるほうが良いと思います。
 

●Eric idle / Sings Monty Python

 最初に取り寄せたCDです。
 来るまでに一ヶ月かかって、ちょっぴりドキドキでした。通販で輸入物を買うこと自体、はじめてだったので。
 これはエリックが行ったソロライブの模様を収めたCDで、私にはMC部分は分からないですが、テレビやビデオで見た曲がたくさん入っているし、一部の曲以外は歌詞カードもついてきています。
 ちなみに英語の分かる方の書いた感想では、MC部分は時事を盛り込んでいて楽しめるそうです。
 英語が分からなくても、ライブの楽しそうな雰囲気は伝わってくる一枚。

曲目

spam song
the meaning of life
money song
every sperm is sacred
accountancy shanty
the meaning of life poem
I like chinese
the brouce's philosophers song
men men men
shopping
sit on my face
penis song
all things dull and ugly
eric the half a bee
one foot in grave
I must be in love
rock notes
the galaxy song
medical love song
always look on the bright side of life
(encore)lunberjack song
liberty bell


●The Rutles / The Rutles

 CDでの歌や演奏には、実はエリックは参加していないらしいです。
 元々、丁度企画当時には映像のほうでもエリックはラトルズを追うリポーター役だけしかやらないつもりだったのだそうです。
 どこかのサイトさんを見ていたら、英検二級ぐらいの英語力がないと聞き取りが出来ないので判らないだろうと書いてあって、たしかに英検は何の級も持っていない私には、面白い部分が判らない、ということになってしまいますが、普通に、いい感じのCDです。
 休日の昼下がりなどに部屋に流しておくのにも向いているような聴き心地。

 そうしてその後、日本発売版を見つけてそちらも購入したので、めでたく歌詞も判明しました。

曲目

goose-step mama
nunber one
baby let me be
hold my hand
blue suede schubert
I must be in love
with girl like you
between us
liveng in hope
ouch!
it's looking good
doubleback alley
good times roll
nevertheless
love life
piggy in the middle
another day
cheese and onion
get up and go
let's be natural

●The Rutles / Archaeology

 1996年に発売されたもの。ビートルズのアンソロジーと同じ頃に出たらしいです。
 こちらは、エリックは全くのノータッチですが、とはいえ最初のアルバムにしても音楽はニール・イネスが作ったものなので、ビートルズ的時代の曲が好きな人ならば、これも好きなはず。
 というか、ラトルズ自体がビートルズパロディの最高峰とされているので、ビートルズ好きならこちらも聴いてみるべき1枚。
 ちなみにCD企画の時には、三回頼まれて三回とも断ったエリックですが、その後、ラトルズ第二弾、『Can't Buy Me Lunch』を、未発表フィルムや新しいインタビューシーンなどから作っています。

曲目

Major Happy's Up and Coming Once upon a Good Time Band
Rendezvous
Questionnaire
We've Arrived! (And to Prove It We're Here)
Lonely-Phobia
Unfinished Words
Hey Mister!
Easy Listening
Now She's Left You
Knicker Elastic King
I Love You
Eine Kleine Middle Klasse Musik
Joe Public
Shangri-La
Don't Know Why
Back in '64


●Monty Python / Sings

 これは、持ち歌を本人が歌っているオリジナルバージョン収録なので、エリックのライブものとはまた、感じが違います。
 TVシリーズで使われたもの、映画で使われたもの、CDのなかで歌われていたものなどなど、盛りだくさんの内容です。 ちなみに歌詞カードついてきますが、検索をかけて探せば親切なサイトさんが翻訳をされていたりします。

曲目

always look on the bright side of life
sit on my face
lunberjack song
penis song
accountancy shanty
money song
accountancy shanty
finland
medical love song
I'm so worried about
every sperm is sacred
never be rude to an arab
I like chinese
eric the half a bee
brian song
brouce's philosophers song
meaning of life
knights of the round table
all things dull and ugly
decomposing composers
henry kissinger
two legs
christmas in heaven
the galaxy song
spam song


●Monty Python / Anothea Monty Python

 このアルバムは、コントアルバムです。
 考えてみれば昔はビデオというものが家庭に流通していなかったのだから、人気のある人たちのネタを繰り返し聞きたければ、レコードを買うものだったのでしょうね。
 これ、スペイン宗教裁判、ガンビー、メアリ女王の死、ワールド・フォーラムも入ってました。ピラニア兄弟も、結構、たくさん入ってました。
 これまた、親切なサイトさんが翻訳されているのを見たので、私のように英語が出来ぬ人は、そういう場所を探してみるのが良いかもです。
 ちなみにアルバムの表紙が、ベートーベンのアルバムにクレヨンで×をつけたり、ぐしゃぐしゃ線で文字を消したりした端に小さく、クレヨンでタイトルが書かれている、となっています。
 で、はっきりとしたことは判りませんが、アルバムスリーブには、どうも中の内容と関係のある「真面目な寸劇の脚本」とその小道具らしきものの着せ替え人形が描かれています。


●Eric Idle / The Rutland Isles

 2003年に発売された、エリックのソロ新作です。
 全部をエリックが歌っているわけではなくて、英語が判ると多分、ラトランドの島で行われているミュージカルショーにでも来ているような感じになるのだと思います。
 楽しいそうなイベント仕立てなのでMCも入りますが、英語は分からず、ああ、まだよく言葉が判らなかった赤ん坊の頃って、大人たちが楽しそうにしていれば自分も楽しいけれど意味は判らない、きっとこういう気分だったに違いないわ、と思っております。

曲目

  1. intro
  2. rock stars
  3. penis fish
  4. rutland triangle
  5. whoops look out behind you
  6. mugger's day
  7. pre-chewed food
  8. contracepcion
  9. killing for god
  10. analogy
  11. flipper minnelli
  12. gay animal song
  13. west pole
  14. hey rita
  15. paranoid jails
  16. vacation in rutland
  17. quiz show
  18. goodbye from paranoia
  19. intermission
  20. intro part U
  21. the over-friendly isles
  22. fishing for compliments
  23. muff diving
  24. civil war
  25. banana song
  26. the randi
  27. homo semi-erectus
  28. surfing apes
  29. randi statistics

●Charlie And The Chocolate Factory(朗読:エリック・アイドル)


 ロアルド・ダール作の児童文学をエリックが朗読したものです。
 3枚組です。
 ちなみにロアルド・ダール(1916-1990)は、英国生まれの小説家で、英国空軍に所属した経験を書いた短編集でデビューしていますが、その後、児童文学に転向。「子供の本を書くために大人の本を書いてきた」と発言しているそうですが、大人向けにも『あなたに似た人』などの名作を残しています。
 ちなみに空軍所属中にワシントンで働くことになったので、最初の小説もアメリカで出版しています。軍隊以前には石油会社に勤務、アフリカへ転勤したのでアフリカ語もペラペラ、両親がノルウェイ人なのでノルウェイ語もペラペラなのだとか。脚本の仕事もしており、二度の結婚の最初の妻はアカデミー賞受賞女優のパトリシア・ニール。
 さて、最初はCDだけを買いましたが非常に無理があることが判ったので、次に、子供向けだから大丈夫だろうと原書を買い、しかし内容を知るまでに何年掛かるか判らないことに気付いたので、てのり文庫というところから訳された児童書、「チョコレート工場の秘密」を買いました。
 久々に読んだ子供の本ですが、これ、なかなか面白かったです。
 面白いしシニカルな展開は、子供時代に読んだらその異質さにもっと興奮しただろうというもので、大人が読むにも充分に楽しめると思いました。2005年、ジョイスの言葉遊び満載小説を翻訳した、柳瀬尚紀氏の新訳でも発売されています。ちなみに私の買ったてのり文庫は田村隆一氏の翻訳。氏はダールが大人に向けた『あなたに似た人』などの翻訳や、アガサ・クリスティものを多く翻訳されているようです。
 1971年にはジーン・ワイルダー主演で映画化、2005年、ティム・バートン監督、ジョニー・ディップ主演で映画化。