400キリ番記念。
「母から息子への手紙」

私のHNは「デヴィッド坊や」
このHNの通り、デヴィッド・ボウイ様のフ・ア・ン。
最初にボウイ様に出会ったのは、私が中学2年の時。夢見る乙女の14歳だね。
「ラビリンス」という映画をTVで見たのが全ての始まり。
魔王役のボウイ様が、ジェニファー・コネリーに振られた時のあの、悲しげな表情。
それが忘れられず、私はボウイ様に「ふぉーりん・らぶ」だよ。まいったね。
当時は、もうボウイ様が好きで大好きで、死ぬほど好きで、彼と一緒なら駆け落ちしたってかまやしないって位好きだったよ。自分が大人になったらボウイ様と結婚するのだ、なんて妄想まで抱いていたよ。しょうがないね。14歳。
で、今はM国に嫁いでしまったMさんが、「ラビリンス」のサントラを持っていてね。
そのサントラにボウイ様のポスターがついていたのだよ。
当然私は、Mさんにそのポスターくれってお願いしたんだ。
Mさんは快くOKしてくれたよ。でも、そのポスターをもらう事は出来なかった。
何故って・・・
私がボウイ様の大ファンという事は周りの友人達はみんな知っていて、
「あんなオヤジ」とか、「鼻の下びよーん」とか言っては私を苦しめてくれたものだったよ。
Mさんも同じような事言っていたんだけどね。
今考えると、ファンでもない筈のMさんがボウイ様のサントラを買ったなんて、おかしくないかい?
もしかして、Mさんも隠れボウイ様ファンだったのではないのか?
皆が私を茶化すのを見て、言い出せなかったのではないのか?
だから「頂戴、頂戴」としつこく迫る私にポスターをくれなかったのではないのか?
そう考えると辻褄は全てあう。ポスターは大事に保管されていたしね。うんうん。
思わぬ所で謎が一つ解けたところで(勝手に解決するなよ)、私はそれからボウイ様のCD、載っている本等、関連する物を必死で集めた。
切り抜きもした。ラジオ欄を毎日チェックしては、名前などのってもいないのに、
「リクとかで放送されるかも・・・」という一心で深夜までラジオ三昧なんて事もした。
そして、運良くボウイ様の歌声が流れると、すかさずテープに録音して、知らない曲だったりしたら、歌詞から曲名を探し回ったりしたものだ。
そんな私だけど、19歳の時だったかな?
こんな夢を見た。押し入れを開けたらボウイ様が死体で横たわっているんだよ。
目覚めた時、私は今まで程ボウイ様ラブではなくなっていた。
普通のファンになっていた。
それから年月は過ぎて・・・。
私は今、ある野望を無い胸に秘めている。
ボウイ様には、貴方より一つ年上の、アレックスというお嬢ちゃんがいるのだよ。
噂では、ボウイ様そっくりの美人だそうだ。
2030年までに、アレックスと貴方が結婚するのが私の夢。
っていうか、結婚してくれよぉ〜頼むよぉ〜。

お馬鹿な母、デヴィッド坊やより。

(珊塔:Mさんがサントラを持っていたのって、かつて、世界一の美少女というキャッチフレーズでおなじみだった、ジェニファー・コネリーファンだからかと思ってたッす。そっか、そんなに、鼻の下びょろろ〜ンじゃん、は傷ついていましたか。ごめんね。
よく考えれば、アチキもあの頃、ミッキー・ロークLOVE状態でしたから、おっさん好きと人様を罵れるもんでもなかったけれどもな。
ちなみに「ラビリンス」の脚本はモンティ・パイソンのテリー・ジョーンズなのです。)

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